2009-01-01から1年間の記事一覧

大新聞は、なぜ、書いてこなかったか

負けるな、前原誠司(3)『新潮45 2009年 12月号』より <UZO's fotolife 写真記> 事業開始から57年も経った八ッ場ダム 続けます。『新潮45 2009年 12月号』の ≪[特集]〈炎上、霞が関開城〉負ける な、前原誠司!貧官汚吏と族議員が肥え 太った"犯罪の濁…

"犯罪の濁流"を押しとどめよ

負けるな、前原誠司(2)『新潮45 2009年 12月号』より <UZO's fotolife 写真記> 予算消化のためのダム建設、河口堰整備 本日も『新潮45 2009年 12月号』掲載の ≪[特集]〈炎上、霞が関開城〉負ける な、前原誠司!貧官汚吏と族議員が肥え 太った"犯罪の…

負けるな、前原誠司!

『新潮45 2009年 12月号』より <UZO's fotolife 写真記> 政治家の上を行く国民の政治センス 『新潮45 2009年 12月号』で、≪炎上、 霞が関城/負けるな、前原誠司!貧官汚 吏と族議員が肥え太った−≫を読みまし た。 この記事は、ふだん、そうじゃないかな …

万葉集から浜畑賢吉さんが選んだ歌は

『NHK日めくり万葉集』より <UZO's fotolife 写真記> 酒飲みは今も万葉の代も同じ 『NHK日めくり万葉集』は毎朝五分間 (教育テレビ 05:00〜5:05 月〜金、 再放送日06:00〜06:25) “日めくり” のごとく、万葉集を一首ひもとくミニ番 組のシリー…

今こそ東郷和彦『北方領土交渉秘録』を

佐藤勝著『功利主義者の読書術』から <yoghurt's fotolife > 日露首脳会談は何だったのか 15日、鳩山由紀夫首相はAPEC首脳 会議開催のたシンガポールでロシアのメ ドベージェフ大統領と会談した。 報道によれば北方領土問題について鳩山 首相は「(…

津軽の画家 常田健を想う

『土から生まれた−津軽の画家常田健が遺したもの』 <turbo's fotolife 090910 日本民家園> 紅いリンゴと白い雪の下で絵を描いてきた 津軽の友人がまた一人逝った。 思わず、本棚の『土から生まれた−津軽 の画家常田健が遺したもの』に手がいく。 この本は…

戸川昌子さんが元気で歌っています

東京・渋谷シャンソニエ「青い部屋」で <turbo fotolife 月> 「もう、年だから」は禁句にしよう 戸川昌子さんが、まだ、渋谷の「青い部 屋」で歌っていると知ってたいへん嬉し くなりました。 毎日新聞夕刊11月14日(土)の連載読み 物「人生は夕方から楽…

≪中川昭一と一郎「青嵐会の血脈」河内 孝≫

文藝春秋 2009年 12月号から <UZO's fotolife 飛行記> 中川昭一通夜の夜の出来ごと 『文藝春秋 2009年 12月号』掲載の ≪中川昭一と一郎「青嵐会の血脈」 河内 孝≫を読む。 筆者の河内 孝氏は、この九月に『血の 政治―青嵐会という物語』(新潮新書) を上…

記者クラブ制度が情報を阻止している

文藝春秋 2009年 12月号から <UZO's fotolife 飛行記> 戦略なくしてチェンジなし 「文藝春秋」に大見出しではないが、ロ ーマ在住の塩野七生さんのページ『日本 人へ』があります。今号で七十九回を迎 え、”戦略なくしてチェンジなし”が今 回のテーマです…

≪「鳩山外し」が始まった小沢民主党≫

文藝春秋 2009年 12月号から <UZO's fotolife 飛行記> マスメディアは何処まで書いていいのか 『文藝春秋 2009年 12月号』では、真っ 先に、≪「鳩山外し」が始まった小沢民 主党 赤坂太郎≫を読みました。 私はどちらかといえば、民主党に期待を かけている…

<口の痺れた巨人>日本

テクスト『日本語教のすすめ』(11) <estelの記録帳 風景 ウインドサーフィン> 知らない人を無視する国民性 かって、朝の通勤ラッシュに、いくどか 乗客同士の喧嘩に出っ食わしたことがあ ります。どの喧嘩にも、その爆発した喧 嘩のエネルギーには殺気さ…

ピアノの脚にセックスアピールを感じる

テクスト『日本語教のすすめ』(10) <estelの記録帳 風景 カイトサーフィン> 靴屋に靴べらを置いていない いつだったか知り合いの英国人に、ひょ んなことから、ピアノの脚には性的魅力 があるんだと聞かされて、そんなことっ てあるのかなあと面妙に思っ…

ところ変われば品変わる

テクスト『日本語教のすすめ』(9) <estelの記録帳 風景 カイトサーフィン> 乳房はいつから恥部になったか まだまだ世界には、お互いに気がついて いない微妙な違い、見逃されている驚く べき問題が、世界の国々にたくさん存在 しています。 通りいっぺ…

人間のものの見方の多様性を知る

『日本語教のすすめ』(8) <estelの記録帳 風景 カイトサーフィン> 女同士は真っ裸で平気 外国語を勉強することの楽しみの一つは、 この世界には何と色々な変わったことを 思ったり、考えたりする人がいるものだ という、人間のものの見方の多様性につ …

異文化ショックをまともに受ける

『日本語教のすすめ』(7) <estelの記録帳 動物 手だけでなくひげもかなりの長さ> 戦後初のガリオア留学生で渡米 戦争の爪痕がまだ日本の各地に生々しか った昭和二十五年(1950年)に、鈴木孝 夫さんは、戦後初のガリオア留学生とし てアメリカに行きま…

太陽は黄色で、月は白い

『日本語教のすすめ』(6) <estelの記録帳 動物 板橋区立熱帯環境植物館 三連星> アメリカでは太陽は黄色 この本のタイトル『日本語教のすすめ』 は、営業的に少し損をしていると思いま す。鈴木孝夫さんの五十年にわたる言語 学者としてのバックグラン…

日本語は音声と映像がワンセット

『日本語教のすすめ』(5) <estelの記録帳 動物 昔流行りましたね、ウーパールーパー> 日本語には同音語がとても多い 日本語の特徴をよく理解していると、外 国語の習得に役立つばかりではなく、楽 しく学べるようになります。 まず、日本語の特徴の一つ…

〈当用漢字〉誕生の戦後秘話

『日本語教のすすめ』(4) <estelの記録帳 動物 板橋区立熱帯環境植物館> ラジオ型言語とテレビ型言語と 地球上に存在する多様な約六千種の言語 は、殆どがラジオ型言語なのに、日本語 は唯一例外でテレビ型言語であると鈴木 孝夫氏は主張します。 ラジ…

言語の違いに優劣はないと、今だから言える

『日本語教のすすめ』(3) <estelの記録帳 動物 板橋区立熱帯環境植物館 目が合った!> 単数複数、時制、冠詞、がなんだ 鈴木孝夫さんは、日本語が不完全で不便 な言語であるという考え方に、次のよう に反駁します。 もし、漢字がアルファベットなどと違…

世にも不思議な日本語放棄論の面々

『日本語教のすすめ』(2) <estelの記録帳 草花 可憐な白> 健全なる知性とは何か 人は、いわゆる知性が高いからといって 必ずしも健全なる行動を取るかいうとそ うでもないらしい。知性とは一体何だと 考え込んでしまう。 森有礼 初代文部大臣 明治の初…

鈴木孝夫のアンソロジイ刊行さる

『日本語教のすすめ』 <estelの記録帳 関西の景色 風人雷神> 英語圏では虹は六色ですって 言語学者(言語社会学)の鈴木孝夫さん が、学者生活五十年の集大成ともいえる 作品『日本語教のすすめ』が、この十月 に刊行された。 かといって学術的な難しさは…

Aでもあるが、Bでもある???

英語と日本人に関わる深い谷(4)『英語と運命(12)』 <estelの記録帳 関西の景色 広目天> 異文化に丸ごと衝突した時 「なぜ、日本の英語教育は長期間の教育 にもかかわらず、その成果があがってい ないのだろうか?。問題点は何だと思う か?」。 1990…

日本人留学生に、侮蔑から羨望へ

英語と日本人に関わる深い谷(3)『英語と運命(11)』 <estelの記録帳 関西の景色 青空に浮かぶ唐門> 「メシのタメ」の英語からスタート なぜ 日本人は英語が上手くならないの かという疑問の答えが探しなら、私はこ の本を読み続けています。 中津燎子…

「自己紹介スピーチ」がヘタなのはなぜか

英語と日本人に関わる深い谷(2)(『英語と運命(10)』) <estelの記録帳 関西の景色 京都駅> 「実用英会話」の目的が不明瞭 日本は昭和六十年代に入り、好景気が日 本を占領した。そして、あっという間に 大・中・小の企業や工場が次から次に海 外移動し…

第13章 英語と日本人に関わる深い谷(1)

『英語と運命(9)』 <estelの記録帳 関西の景色 嵯峨の山々に陽が落ちて> ステップとしての日本語スピーチ いきなり、「英語と日本人に関わる深い 谷」と言われても、理解に苦しむかもし れない。 中津燎子さんが、「言葉の後ろにある文 化を理解するこ…

英語学習プラン百年の計

理想の英語学習プラン(4)『英語と運命(8)』 <estelの記録帳 関西の景色 和傘> 6年生で日英語を使用可能にする 中津燎子さんが考える英語学習プランの 理想的な形は、若者たちの自立心養成と 英語を含む言語力の双方を狙って、百年 の計を練りあげる…

低学年丸投げ型英語教育の危険

理想の英語学習プラン(3)『英語と運命(7)』 <estelの記録帳 関西の景色 京都大階段> 外国人学校の目的を誤解 日本国内の外国人学校は、当然ながら、 在日外国人子弟のために設立・運営され ているので「異文化多言語教育」を専門 に、たくさんの異人…

先ず、二十一世紀向けの日本語教育こそ

理想の英語学習プラン(2)『英語と運命(6)』 <estelの記録帳 東京の夜景 ピンクリボンカラーを横目に> 英語を使いこなすための日本語 なぜ、シンガポール日本人学校の生徒た ちは、「外国、外国語嫌い」になってし まったのか。日本国内での英語学習…

武器しての英語力を考える

『英語と運命(5)』第16章 理想の英語学習プラン(1) <estelの記録帳 東京の夜景 ピンクリボンカラーを横目に> シンガポールの小学校授業見学 中国や東南アジアの国々には「武器とし ての英語力」の必要に気付き、早くから その意味での英語教育に力を…

ソフト型文化とハード型文化

日本は無責任桃源郷(3)『英語と運命(4)』 <estelの記録帳 千葉 千葉ポートタワー> 日本人の「はにかみ」について 「嫌悪」といっても、人々の動作や表情 や声や目の色に、何かがはっきりと表面 に表れることはないし、本人自身が「嫌 悪」を意識、意…