2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「社会主義は敵だ」と冷血冷淡なサッチャー政権

{とくに黒人の人びとは優しい。ダブルデッカーの車掌さん、地下鉄の 駅員さん、スーパーのレジのおばちゃん、ジョブセンターのオフィサ ーたち、また、イミグレーションのオフィサーたち、それから、ごみ 集めのおっちゃんたち、ブラックの警官、みんな本当…

映画『インビクタス/負けざる者たち』でのマンデラ像

{マンデラ夫人ウィーニーさんは、一人で貧困の中で一人娘を育て ながら差別に抵抗して、二十八年も夫の留守の中で耐えてきたの に、夫が大統領に就任すると、マンデラの思想や政治理念から乖 離した独裁的な夫人になり、夫をも支配しようとするようになる}…

マンデラ、二十八年間の刑務所生活の後ついに大統領に

{黒人国民の大半が黒人の政権を望んでも頑として妥協せず、 マンデラさんは、「Reconciliation(和解)」を主張し、 黒人と白人との共存を訴え続け、副大統領にはアフリカー ンの白人を任命した。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政…

南アの白人客と、白人支配か黒人支配かで論争する

{アメリカが黒人の権利を認めることにしたのは、白人の人口のほうが マジョリティで、黒人のほうがマイノリティだからだ。だから黒人の 権利を認めても、白人が圧倒的にあの国を支配できる。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の…

人種差別の南アフリカから逃げてきて辿り着いた所がこのザマ

{親たちは子どもなんか放ったらかし、そういう子どもは、 カウンシルフットのリフトの中や、廊下で、小便をやる。 親は、それを注意もっせず、アハハッハと笑っている。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 …

私、英国人と結婚したくないわ、ケイコもそれで離婚?

{英国の白人の男って退屈よね。世界について何も知らない、 島国の男よ。こんな男たちが本当にアフリカへまでやって きて植民地に精出したなんて信じられない。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(4…

ロンドンに住んでみて人種差別と闘う決意をしたエセル

{その公団住宅を訪ねて行ってまず仰天したのが、 新しい建物なのに、リフトに乗ると、小便臭い。 廊下も同じだ。小便の臭気で胸が悪くなった。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(41) ネルソン・マ…

南ア人のクレアが、「赤毛の白人」の息子を産んだ

{エセルは、「いまに肌は黒くなるよ」と断言したが、 あれから三十五年経たいま、クレアの息子ジャステ ィンはどこから見てもジンジャーヘアの白人である} (イギリス・ニッポン政治の品格) 海外メディアの中の日本 『Newsweek』【From the Newsroom】嵐の…

いまや、ここ英国は見事なマルチ混血社会である

{ここ英国では男も女も実にだれとでも結婚する。白人英国人という のは、相手が、白だろうが黒だろうが、相手かまわず結婚するし、 未婚だろうが子どもを産む。だからいまやマルチ混血社会である。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 海外メディアの中の日…

日本人は恥ずかしいということを知らない人種なのよ

{例外で、日本人のみ Honorable White(名誉白人)と呼ばれて、南アへ の出入国や居住が許されるのよ。日本人はそれを利用して、世界中が経 済制裁で、南アをボイコットしているのに、平気で商売にやってくる。 そしてあの小さな体で白人面して私たち有色の…

歌で当時のサッチャー首相を批判したジム・カー

{二人とも教育があったのに、母国(南ア)では、 無教育な黒人と同じに扱われたので、自尊心の 強い二人は亡命者となって英国へ逃れてきた} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(37) ネルソン・マンデ…

肌が白いことだけが自慢で、ネイティヴを弾圧した白人

{「A.A.A.」コンサートの目的は、当時、幽閉中だったネルソン・マンデラの 釈放・解放を求め、南アフリカの人種差別政策に反対し抗議するためであった。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(36…

バブルの終焉で「ひろこ」も三十周年で引き揚げ

{「サントリー」もかなりがんばって続けていたが、ミラノ店、 パリ店に続いて、ロンドン店も閉め。日本へ引き揚げた。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 海外メディアの中の日本 『Newsweek』【コラム by 冷泉彰彦】日本の新首相、選考基準を考える ] 『イギ…

「ひろこ」は一般の人びとより芸能人・有名人で毎晩ひしめいたていた

{ローレン・バコールに、ロンドンの街で逢ったとき、だーれも気付か なかったけれど、サインを求めると、大にこにこで、私の名前を尋ね、 「ケイコというの? 日本人ね。私は日本人も日本も大好きよ」といった。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『河北新…

トム・クルーズの知り合いだったリドリー・スコット監督

{ミセス・スコット「トニーがいってたわ。この頃、トム・クルーズは BIG HEAD(天狗)になっているって。『トップガン』前までは無名だ ったのにねぇ……」} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『河北新報』にひろう ・「夏休みは秋田で伸び伸びと」 福島の4…

トム・クルーズ「子どもの前では、サインはしません」

{トム・クルーズは、サインの求めに、その笑顔とは、 まったく逆の言葉を返した。 「I don't do that in front of my children.」} (イギリス・ニッポン政治の品格) 海外メディアの中の日本 ・『Wall Street Journal』菅首相、月内退陣示唆=28日代表選…

トム・クルーズは養子の白人の子と黒人の子どもを連れて

{トム・クルーズは、その日、まだ、幼かった 養子の白人の子と黒人の子どもを連れて、私 たちの前のテーブルのソファーに座っていた} (イギリス・ニッポン政治の品格) 海外メディアの中の日本 ・『Wall Street Journal』【コラム by 金井啓子】橋下大阪府…

矢沢永吉さん「やめて下さい。肖像権がありますから」と写真を拒否

{油井昌由樹さんは故黒澤明監督の「黒澤組」のメンバーで、「影武者」では 徳川家康に扮している。私が木村さんと訪ねてゆくと大歓迎してくれて、とて もとてもお洒落なクラブへ案内してくれた。}(イギリス・ニッポン政治の品格) 海外メディアの中の日本 …

矢沢永吉さん、テレビ衛星中継でロンドンから日本へ放映のため

{郷ひろみさんという人も Show off の好きな人だった。店内に轟く声で喋った。 もう一人、元野球選手でのちに野球の解説やコメディアンみたいテレビで喋って いた大阪弁のあの人、阪東英二さんは、店は入ってくるなり大声で喋っていた。} (イギリス・ニッ…

「ひろこ」へやってくる行儀の悪い日本人客たち

{日本企業のえらいさんたちも、肩をそびやかし「ひろこ」へ来たが、その行 儀の悪かったこと、「ひろこ」へ入ってくると、まるで日本へ帰ってきたよ うに私たち日本人ウェイター、ウェイトレスにも日本流に偉そうに振舞った} (イギリス・ニッポン政治の品…

こんな国で時間を無駄にする人生なんて、まっぴらだわ

◇こんなアホの英国人の国の永住権なんて要らないわ。通勤で 急いでいる朝に、バスは来ないし、地下鉄はトンネルの中で、 アナウンスもなく三十分も四十分も止まったままだしさあ◇ 『イギリス・ニッポン政治の品格 』(27) 〈著者〉高尾 慶子(たかお・け…

チップは対価であって、オメグミではない文化を知れ

◇日本人の客のほとんどは、当時、日本のバブル景気の真っ最中で、 サッチャーの招聘でやってきた企業の連中がほとんどで、ここで 会社の金で飲み食いしていたのだが、チップは置かなかった。◇ 『イギリス・ニッポン政治の品格 』(26) 〈著者〉高尾 慶子…

素晴らしかった「サヴォイ」のトイレ

◇大きな年代物の鏡台、その前には英国伝統の香水(香水 は本来英国で発明されたあとに、フランスに伝授され広ま っていった)の素敵なボトルが何本も並んでいた◇ 『イギリス・ニッポン政治の品格 』(25) 〈著者〉高尾 慶子(たかお・けいこ) 海外メディ…