2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

帝王学の薫陶を受けていた八歳のウィリアム

◇彼のお母さんのダイアナ妃のお葬式の日、棺の乗った 馬車の後ろに従って歩いてゆく十五歳のウィリアムの 姿を見て泣いた。思春期のウィリアムには、これから がお母さんが必要だった。悲しかったと思う◇ 『イギリス・ニッポン政治の品格 』(5) 〈著者〉…

マスコミも国民も王室には不寛容

◇「ご病気だから仕方ない」は、英国の王室では通用しないのだ。 英国はとにかく国民がうるさい。王室に関しては国民は寛容で はない。日本のように優しく見守るなんて寛容さは、王室に対 してもっていないのだ。◇ 『イギリス・ニッポン政治の品格 』(4) …

言論の自由が保証されているからこそ辛辣なケイト評も

◇大学を卒業してもきちんとした職業に就けないと 不安を抱えている若者にとって、王室の豪華な結 婚式なんて冗談じゃないと考えているようだ。◇ 『イギリス・ニッポン政治の品格 』(3) 〈著者〉高尾 慶子(たかお・けいこ) 海外メディアの中の日本 ・『N…

女王も可愛い孫の嘆願に反対できなかったのでは

◇エリザベス女王は二〇一〇年で八十四歳 それでも今でも 毅然として、毎日の公務をこなされ、国民訪問もなさり、 「DUTY FIRST、SELF SECOND」を 貫いておられる◇ 『イギリス・ニッポン政治の品格 』(2) 〈著者〉高尾 慶子(たかお・…

日本人の魂をみせてくれるだろと世界中が期待している

◇高尾慶子(在英国)「日本人をやめるのやめた。私は日本人を続けるわ。 日本国籍このまま保持だ。私は日本人よ。日本が私に何もしてくれなく ても、日本に日本人がいる限り、私も日本人でいつづけるわ」◇ 『イギリス・ニッポン政治の品格 』(1) 〈著者〉…

家庭を健全にすることが、この国をよくしていく

◇不幸な家庭は、それぞれ異なっているが、 幸福な家庭はよく似ていると言われます◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(完)(62) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文館学園校長 海外メディアの中の日本 ・『Wall Street Journal…

子どもは親の見栄のために受験するのではない

◇教育現場にいて私が痛感したのは、親も教師も子ども の欠点をすぐに指摘するのですが、褒めることはあま りしないのです。そんな親たちの姿を見ていて、これ では、子どもは、たまらないだろうなと思いました。◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から…

昭和十九年の夏、小学六年、栃木県に集団疎開

◇後楽園には高射砲の陣地があり、アメリカ軍の飛行機に 向けて撃つのも、我が家から見えましたし、江東区など 下町の東京大空襲も見ました◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(60) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文館学園校長 …

死語になった「お天道様が見ている」という言葉

◇哲学者の梅原猛さんは「宗教心をなくした社会からは、やがて 道徳が失われえていく」と警告しています。人殺しがいけない ことは、かって教える必要がありませんでした◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(59) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし…

一人称の死と、二人称の死と、三人称の死

◇釈迦や孔子は死後について語りませんでした。それよりも、 生きている今という現実を大切にしなさいという考えです◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(58) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文館学園校長 海外メディアの中の日…

宗教が生まれたのは、死者を悼む気持ちから

◇『千の風になって』で「私はお墓の中にはいません」というくだりに、 仏教界から反発もありましたが、決してお墓を否定しているわけで はありません。◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(57) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁…

葬儀がお寺ではなく、葬儀業者主導なのが問題

◇日本の仏教は葬式仏教と批判されたりしますが人の 死の儀式を丁重に行うことで、残された遺族の悲し みを癒し、生きる力を回復させる役割もあります◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(56) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文…

おじいちゃんと一緒にお棺に入ると言って泣く男の子

◇家内は火葬の後お骨を拾い、のど仏を娘さんの手のひら に乗せて、「これがお母さんの仏さまですよ。よく見て、 私頑張るからって言いなさい」と言いました。◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(54) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ…

子どもも小学高学年には死を考えるようになる

◇最近、病院や老人施設、自宅などから遺体を直接火葬場に 運ぶ直葬が増えています。葬式をしないで火葬に処すもの で、火葬炉の前で、僧侶が簡単に読経することはあります◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(54) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなは…

意味のない殺人事件を犯す若者が増えているのは

◇新渡戸稲造が、かってベルギーにおいて、日本では学校で宗教 教育を行っていないと言ったところ、それを聞いた学者が驚嘆して、◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(53) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文館学園校長 海外メデ…

宗教心は特に幼児から養うことが大切です

◇自分で「生きている」のではなく「生かされている」という考え方 が、宗教心の始まりですし、宗教の一番大切な土台となるのです◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(52) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文館学園校長 海外メデ…

キレる子どもは朝食を取っていないことが多い

◇服部栄養学校校長の服部幸應さんは、「食べ物の好 き嫌いは わがままな子に育つ」と警告しています。 心のしつけは、食育から、と強調も、しています◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(51) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文…

空腹のまま学校に来ても授業が頭に入いらない

◇「朝食は私が食べない主義なので、子どもにも食べさない」 と子どもにも朝食を取らせない若いお母さんがいます◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(50) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文館学園校長 海外メディアの中の日本 ・…

いじめっ子の相当数は「いじめられた体験をもつ」

◇いじめが起きるクラスには「いじめられていい気味だ」 という空気が蔓延していたりします。こうしたいじめの 連鎖を断たなければ根本的な解決にはならないのです◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(49) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よし…

子どもは、いじめられているのを恥しいと思う

◇本当に、仲がいいのではなく、いじめを隠すために仲がいいように 振る舞いながら、陰で殴ったり、使い走りをさせたりしています◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(48) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文館学園校長 海外メデ…

進路指導教師の指導を、親が聞き入れない

◇自分では、気がつかなくとも親には見栄えがずいぶんありま すから、それに左右されているとろくなことがありません◇ 『子どもは茶の間で育つ―教育再生は家庭から』(47) 〈著者〉棚橋 嘉勝(たなはし・よしかつ)元郁文館学園校長 海外メディアに見る「…