2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

シェフは、フィリピン、ポーランド、日本、マレー、インドと多彩

{「ベニハナ」に来たアラブ人は、全員がアルコールの入った カクテルを注文し一家で食事に五百ポンド払って(私が働い た「ひろこ」の給料は月四百ポンド)、チップに三百ポンド から五百ポンド置いていった} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・…

「ベニハナ」アメリカ流パフォーマンスは英国では不人気

{「アメリカは子どもの国だからね、マニュアルを作って客に一回、 一回、説明してやるのよ。ところが英国人は大人だから、説明 しているとき、『もうその話は前に来たとき聴いたよ。説明は いいから早く料理を持ってきてくれ』っていうわね」} (イギリス・…

ロンドンのメイフェアで署名運動をしているイラン女性

{ホメイニ体制になったとき、これからイランは自由を 失うと悟ったレザの父は、十五歳のレザに民主主義の 国・英国へとイランから単身脱出させた。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(63) モズレム…

爆破犯人の釈放は「国益」にかなう決定だったのか

{アメリカには星の数ほどのキリスト教があるが、あの国は 他人への福祉も哀れみも弱い。寄付が大好きだが国家がら みの福祉に反対するようでは、真のキリスト教徒ではない} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾…

PAN AM 爆破犯人の釈放「決定」をめぐり非難殺到

{アメリカは怒るとすぐ経済制裁だ。これでスコッチをボイコット をするのだろうか。アイルランド人のウィスキーで我慢するか、 バーボンもあるしね。ところが英国在住のアメリカ人の話だと、 アメリカ移民でアメリカ国民の人口の大半は、スコットランド人 …

PAN AM 爆破犯人の釈放を決めたスコットランド自治政府

{「アメリカであろうとどこの政府であろうと、私はプレッシャーには 屈しない。これは私が決定した『決定』だ。私は私の『決定』に後 悔しないし、これからも後悔しないと思う」} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者…

国連のリビアへの経済制裁への仕返しが PAN AM 爆破となった

{アメリカと英国がイラクへ攻めて行く前後に、カダフィは 英国のトニー・ブレアに接触し、ブレアがリビアを訪問し、 リビアと英国の国交は二〇〇六年の元に戻り、「テロ支援 国指定」は解除された。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン…

いまは、白人が差別されるている南ア共和国

{私が笑ったのは、彼が南アを出た理由だった。「南アじゃ 白人が差別されるんだ。黒人が規制して白人に仕事をさせ てくれない。ものすごい人種差別なんです。黒人に人種差 別をしたというけれど、それは、ぼくの生まれ前のことで、 ぼくが生まれたときは、…

「もう英国に‘Ladies & Gentlemen’の英国は残っていない」

〔「怠け者でまったく真剣でなく、二言目には「Never Mind !」と、自分 にも他人にも寛容で、なんでもかんでも、許してきたから、働きものの 移民に国を乗っ取られてしまったのだ。移民は仕事ができるが、大方 の白人の英国人は、仕事ができない。その能力が…

そのうち、世界中が混血の人ばかりになっているだろう

〔「昔はね、ケイコも覚えているでしょう。ここはコクニーの 純粋の英国人けが住んでいた。外国人の姿なんて見ること もできなかった。労働党を支持する白人の英国人だけが住 んでいた。いまじゃインド人の町になってしまったのよ」〕 (イギリス・ニッポン政…

威厳のある歴史的建物の中で、働くのが喜びだった

〔「英国は完全になくなってしまったと思ったの。Britian の終わりよ。 若い白人の英国の学生は、英国の遺産を知らずに育ち、死んでゆく のよ。こんなアメリカや日本と変わらない内部を見てね、私はこの 国への尊敬も愛情も消えてしまったわ」と私が哀しい声…

異国での恩人、移民にも公平なミス・エイリーの思い出

〔その国民番号を得るために、ミス・エイリーは、 私をクリーナーの仕事から原話交換の仕事へと 代え、そのために労働許可書を申請してくれた〕 (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(54) 英国と南ア共和…

南アで日本人は「名誉白人」指定でも白人との結婚は許可されない

〔あの当時、英国でだって白人と有色人種との結婚は、奇異に 思われ珍しかった。私も夫も珍しがられていた。私への風当 たりは、夫が、いつも、保護役であった。〕 (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(5…

ロンドン中、純粋の白人の姿を見るのが珍しくなってしまった

〔「私の国南アのように白人が支配して、有色人種を差別したのも困る けど、英国みたいに移民が威張っていて権利を主張しすぎるのも困 りものよね。私もケイコも、もっと遠慮して暮らしていたいよね」〕 (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポ…

ここが Brinswick かと仰天するほどお洒落なショピング街に変貌

〔「フレンチコネクション」、「ベネトン」、英国のハイストリートの ブティックやオープンカフェにレストラン、化粧品の「Super Drug」、 高級大処用品店まであって、まさにトレンディなスポットに変貌して いた。そうそう、回転すし屋の「Yo! Sushi」まで…

あこがれの公団住宅は、住人は白人から有色移民に変わっていた

〔サッチャー時代の末期、ジョン・メイジャーの時代、英国の 経済も人びとの生活も、Meserable な状態で、Brunswick の あのマリア・シュナイダーが座っていたベンチには、昼間か らホームレスが長々と寝ていて、ときどき起き上がって、 「I'm hungry! Chang…

サッチャーと中曽根は今でも自分らは偉大な政治家と信じている

{愚かな小泉純一郎と竹中平蔵は、サッチャーの失敗から学ばず、 八〇年代の英国のコピーをやり、人びとを、ホームレスという、 恥辱的な立場へと、追う込む政策を取り入れた。「自助努力」 と「自己責任」というなら、政治家は必要ないではないか。} (イギ…

いまや英国に英国人の創立した産業は何も残っていない

{「八〇年代、どういうわけか日本では、サッチャーを偉大視する 記事が多く書かれ、真実を知らされないまま、日本国民はいま に至るも、サッチャーを伝説化した偉人と信じている。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 海外メディアの中の日本 ・『Newsweek』…