2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

わが山梨にも、武田信玄という英雄がいる

わが山梨にも、武田信玄という英雄がいる 【小学校の時は、学校の先生から、こう教え られた。「あの信玄さんが急死しなかった ら信玄さんが天下を取っていたんです。そ してこの山梨が首都になってたんですよ」】 林 真理子著『いいんだか悪いんだか』(54) …

高知の人にとって、龍馬は神さまみたいなもんなんだよ

高知の人にとって、龍馬は神さまみたいなもんなんだよ 【本当に偶然であるが今年(2009)は龍馬にかん するいろいろなイベントが開かれるそうだ。来 年の大河ドラマにきまったからである。そんな わけで、高知では「龍馬」というミュージカル オペラがつくら…

龍馬のミュージカルをしようよ、昔の文士劇みたいなやつ

龍馬のミュージカルをしようよ、昔の文士劇みたいなやつ 【まだ配役は決まっていないがスタッフは超豪 華だ。なにしろ脚本は中園ミホさん、そして 作詞は秋元康さんに湯川れい子さん、作曲は 三枝成彰さん千住明さん他四人、日本を代表 するすごいメンバーが…

「あれー、光君さまー、およしになってー」

「あれー、光君さまー、およしになってー」 【「ハヤシさん、床の上でごろごろしてみて。 あぐら組んでみて。そしたら決して十二単 が窮屈なもんじゃないってわかるから」社 長のおっしゃるとおり、横たわったり、扇 で遊んだりするうち、すっかりその気にな…

「風俗博物館」は堀川通の井筒法衣店のビルの中にある

「風俗博物館」は堀川通の井筒法衣店のビルの中にある 【九代目社長は私と同い齢、京都だけにいる、ぶ っとんだカッコいい御曹司である。耳にダイヤ のピアスをしていて英語がめちゃくちゃうまい。 博物館に来ていた外国人にジョークを混じえな がら説明して…

葵祭では斎王代といういうヒロインが行列の中心になる

葵祭では斎王代といういうヒロインが行列の中心になる 【今年は裏千家のお嬢さまが選ばれたというこ とで京都の人たちは昂奮している。「ほんま のお嬢さまや。斎王代の“代”はいらへんわ」 なにしろお父さまは裏千家家元、お母さまは 三笠宮家のご出身だ。気…

京都からメール「今年も葵祭にいらっしゃいませんか」

京都からメール「今年も葵祭にいらっしゃいませんか」 【夕食は禅寺の精進料理。はっきり言って野菜だ けの精進料理は私のような大食いの者にとって はややもの足りなかった。しかしこのバーが素 晴らしい。本殿の横にある十席ほどの小さな店 なのであるが庭…

客席は深い静寂に包まれしわぶきひとつ拍手ひとつしない

客席は深い静寂に包まれしわぶきひとつ拍手ひとつしない 【最後にうたたねをするシーンでは、はからず も涙がこぼれ落ちそうになった。人間は生れ、 死んでいく。その間にたとえ栄光というもの があったとしても、ほんの彩りに過ぎないで はないか。人間は死…

テレビ画面には森光子さんのインタビューが映し出される

テレビ画面には森光子さんのインタビューが映し出される 【九十歳というお年を目前にしてちらりと本 音をお出しになったことだ。私も対談など で何回かおめにかかったことがあるが、森 さんというのは実に気配りのいきとどいた 方である。こんな大女優がどう…

上野の国立博物館へ、阿修羅展を見に行ってきた

上野の国立博物館へ、阿修羅展を見に行ってきた 【この凛々しく気品に充ち、しかも愛嬌がある少年 を、どこかで見たことがあるとよーく考えたら、 そお、十代の貴乃花関にそっくりではないか。当 時の大ブームも、当然のことと頷く私。相撲が強 いうえに、日…

「なぜそう見えるのか、きちんと説明しなさい」

「なぜそう見えるのか、きちんと説明しなさい」 【ところで人の主観がいちばん左右される ものといえば、やはり食べ物の好みでは なかろうか。美人も主観というものによ って左右されるようであるが、やはりス タンダードというものがある。誰もが美 人と思…

コンビニの店員はしっかりと実年齢をあてているのである

コンビニの店員はしっかりと実年齢をあてているのである 【トレーナーは言った。「それまではおばさん体型 で年よりずっとフケてたんです。三十四歳なのに、 コンビニのレジで、五十歳のところにキイを打た れたことがあって、それがすごくショックだった み…

「イケメンというからには、その人、男性よね」

「イケメンというからには、その人、男性よね」 【知り合いが言った。「私がよく一緒に仕事 をしている会社の人にハヤシさんの大ファ ンがいるんです。しかもその人、すっごい イケメンなんです。ハヤシさんといっぺん、 ご飯食たいなァって、いつも言ってま…

「マリコさーん、また来てねー」 私は泣きました

「マリコさーん、また来てねー」 私は泣きました 【非常にユニークで人情味溢れた島人の人柄が この島のウリだ。たった、三日間の滞在だっ たのに、私が帰る時には、空港に何人もの人 が送りに来てくれた。ホテルのオーナー夫妻 と子どもたち、車で案内して…