2009-01-01から1年間の記事一覧

民主党は、いかなる国家運営をするのか?

『日本の行く末「国民のための政治」という幻想』(4) <yuka's fotolife 汽笛の鳴る街> 『新潮45』2010年 01月号 333号記念特大号より 『新潮45』通巻333号記念特別寄稿 『日本の行く末「国民のための政治」という幻想』(4) 佐伯啓思(さえ…

◇お詫び◇

12月30日は、風邪高熱で臨時休載しました。 30日、クリックされた方に深くお詫び申し上げます。今年、毎々ビジットしてくださった皆さまに 厚くお礼申し上げます。たいへん励みになりました。 ありがとうございました。皆さまかた、どうぞよいお年をお迎えく…

民主党の政策は、政治手法の変革でしかない

『日本の行く末「国民のための政治」という幻想』(3) <yuka's fotolife 暮れ吐息> 『新潮45』2010年 01月号 333号記念特大号より 『新潮45』通巻333号記念特別寄稿 『日本の行く末「国民のための政治」という幻想』(3) 佐伯啓思(さえき …

今こそ、戦後的価値観を見直すとき

『新潮45』2010年 01月号 333号記念特大号より <yuka's fotolife みんなのもの> 『新潮45』通巻333号記念特別寄稿 『日本の行く末「国民のための政治」という幻想』(2) 佐伯啓思(さえき けいし)京都大学大学院教授 私は、いま、ある下心を…

佐伯啓思『日本の行く末』を読む

『新潮45』 2010年 01月号 333号記念特大号より <yuka's fotolife red&green> 佐伯敬思『日本の行く末「国民のための政治」という幻想』(1) 『新潮45』通巻333号記念特別寄稿 『日本の行く末「国民のための政治」という幻想』 佐伯啓思(さえ…

長倉洋海:心に国境を作らない人たちに出会って

『文藝春秋』2010年 新年特別号より <yuka's fotolife ツリー> 長倉洋海“紛争地で会った子どもたち” 内戦下の中米・エルサバドルで 『文藝春秋』1月号で、長倉洋海(なが くらひろみ・写真家)さんの“紛争地で 会った子どもたち”を読みました。 長倉さん…

密約問題は、政治家の嘘か、官僚の嘘か、

『文藝春秋』2010年 新年特別号より <yuka's fotolife プレゼント何かな?> 佐藤優『岡田外相「密約開示」が暴く外務省の恥部』(6) 「密約」調査の発表は来年一月にずれ込む 昨22日、沖縄返還の交渉過程で、当時の 佐藤栄作首相とニクソン米大統領が196…

「密約」問題で官僚の責任はどうなる

『文藝春秋』2010年 新年特別号より <yuka's fotolife サンタさん こんなところに...> 佐藤優『岡田外相「密約開示」が暴く外務省の恥部』(5) 岡田外相、免責を与える発言 一連の「密約」問題に関する責任追及は、 どうのようになっていくのでしょうか…

国民に嘘をつく国家は滅びる

『文藝春秋』2010年 新年特別号より <yuka's fotolife 7のチカラ> 佐藤優『岡田外相「密約開示」が暴く外務省の恥部』(4) 鳩山総理の迷走外交が怪我の功名に 岡田克也外相のもと、対外政策が今のよ うに迷走を続けることは、日本の国益に 反するのでは…

岡田克也氏の外相就任は、天の配剤

佐藤優『岡田外相「密約開示」が暴く外務省の恥部』(3) <yuka's fotolife やさしく歌って> 『文藝春秋』 2010年新年特別号より 金銭特権を握る外務人事審議会 佐藤優さんの凄さは、刻々只今の外務省 の情報をもゲットしていることでありま す。外務省が…

岡田克也外相のメスはどこまで入るか

『文藝春秋』新年特別号より <yuka's fotolife 寒風ハマナス> 岡田外相「密約開示」が暴く外務省の恥部(2) 蓄財に励む大使と公私混同の大使 佐藤優さんの記事を読んで、むかし、聞 いた話、二つ、思い出しました。 一つは、アジアのある発展途上国に赴…

死亡事故を起こした人が特命全権大使に

『文藝春秋』新年特別号より <yuka's fotolife 寂しさと> 岡田外相「密約開示」が暴く外務省の恥部(1) 先週の12日に、1972年の沖縄返還に絡み、 「米国が支払うべき米軍用地の原状回復 補償費400万ドルを日本側が肩代わり した」とされる密約そのも…

教育者の顔を持つ浜畑賢吉

『NHK日めくり万葉集』(第236回12月14日)から <yuka's fotolife 『望』中村矢一作> ノックをせず「コンコン、私です」 「花の15期生」と呼ばれた劇団俳優座養 成所の第15期生の一人で、同期には夏八 木勲、原田芳雄、栗原小巻、前田吟、林 隆三、地井…

「万葉集」中国語訳、英語訳に、ポルトガル語訳

『NHK日めくり万葉集』(第237回12月15日)から <yuka's fotolife 冷えた木立> 日系二世のジェニさんが「万葉集」を 「万葉集」の重さを感じます。今日は、 中国語訳、英語訳に続いて、ポルトガル 語訳をご紹介します。 東の(ひむがしの) 野にかぎろひ…

田子の浦ゆ、Coming out from Tago's 

『NHK日めくり万葉集』(第228回12月2日)から <yuka's fotolife 邯鄲の夢> 田子の浦ゆ うち出でて見れば 昨日は、金 偉さんの「万葉集」の 中国 訳の例をお伝えしましたが、今日は、作 家 リービ 英雄さんの英語訳をご紹介し ます。リービ英雄さんは、…

「万葉集」全四千五百十六首を中国語に訳す

『NHK日めくり万葉集』(第222回 11月24日)から <yuka's fotolife 淡い夢> 日本人の詩情に共感 大学院留学生 金 偉さんの「万葉集を読 んで、感動して、昔の日本人の自然や人 に対する優しい気持ちを、いまの中国人 に伝えたいと思いました」と語るのを…

白州次郎は、本物のダンディだろうか

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(11) <yuka's fotolife ひこうき雲> 憂いは同じ『醜い日本の私』(中島義道著) 高尾慶子さんの悩みは、帰国するたびに、 日本の「汚い街」に吐き気を催してしま うことです。 幾重にも絡まった醜い電線、舗道に…

英語は努力だけでは上達しない、を知れ

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(10) <yuka's fotolife 冷えた木立> ネイティヴに近い発音で英語を話すには 英語を勉強した者なら、誰でも一度は夢 に見るのがネイティヴ並みの発音で英語 を話してみたいという願望だろう。 ほどなくして、多く…

サッチャー政権以後の英国の荒廃を見よ

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(9) <yuka's fotolife 慕情> 欧州の鉄道と日本の鉄道と 海外旅行の多くは、点から点の移動が多 いので、その国の普段着の姿を見ていな いことが多い。 私は、よく気に入った旅行先で、その土 地に三カ月ほどでも…

経済大国日本なのに住宅はお粗末

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(8) <yuka's fotolife ウィンター・ソウル> 彼我の美的センスの違い あるフランス人が言った。日本人は美に 敏感であるが、醜には鈍感であると。日 本人には気にならないことが、西洋人に は、気に障ることがある…

イタリア娘のニッポンの第一印象

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(7) <yuka's fotolife 見守ってるよ> 日本の喫茶店の清潔さに目を見張る 高尾慶子さんとバルバラは、このような ことがあって、関西空港に無事到着した。 初めて日本に来たイタリア人バルバラに、 日本はどのよう…

日本航空のサーヴィスは世界一

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(6) <yuka's fotolife 風の船に乗って> ヒースロー空港を予定通り出発したが 前回は、フィンランド航空での体験記で したが、きょうは、今、話題の渦中にあ る日本航空JALで、高尾慶子さんが経 験したエピソー…

英国人の日本の理解度

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(5) <UZO's fotolife 飛行記> 元夫が英国式皮肉の先生 ほとんどの西洋人は日本人を舐めている からフィンランド航空機内での高尾慶子 さんの注意を無視したのだ。 しかし、高尾さんの皮肉でガンときたこ とだろう…

西洋人に舐められてたまるか

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(4) <UZO's fotolife 飛行記> 消灯後も大声で喋り続ける男 二〇〇八年、九月上旬、高尾慶子さんが、 フィンランド航空で大阪に向かう機内で の出来ごとです。 それは胸のすくような話です。私もこん なふうに英語…

胸を焦がすほどの憧れをもつということ

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(3) <UZO's fotolife 飛行記> <挿入記事> 政治家は嘘を吐くのが本領と見つけたり いま、小学生に、「政治家は尊敬できま すか」と、質問したら、ハイと答える生 徒が何パーセントいるだろうか。 沖縄返還密約に限…

女性に比べると、男性はへな緒口だ

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』(2) <UZO's fotolife 飛行記> ランカシャーに住む日本人妻(その二) ランカシャーにたった一人の日本人とし て頑張ってきた彼女の話は続きます。 イギリスの生活の内側が少し覗けて、イ ギリスに仮住まいしたよ…

『まだまだ言うぞ イギリス・ニッポン』を読む

「英国の日本人妻たち」から <UZO's fotolife 飛行記> いま、坂を上ろうとしない若者たち 司馬遼太郎の『坂の上の雲』で描かれた ように、明治の日本は、国全体が、秋山 好古、秋山真之、正岡子規に限らずとも、 そこに生きる人々すべてが目の前に浮か ぶ…

「事業仕分け」省庁が自ら減額を提案した場面も

『祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人』(2) <UZO's fotolife 飛行記> 省庁が自ら減額を提案する場面も 行政刷新会議の「事業仕分け」が、きの う終りました。新しいことは何でもたい へんです。どなたさまも、本当にお疲さ までした。 449事業…

自民党大島理森幹事長のパフォーマンスうんぬん

『祇園の教訓―昇る人、昇りきらずに終わる人』を読む <UZO's fotolife 写真記> パフォーマンスは誰の専売特許でしたっけ 時代の変革時には、人間が素っ裸で見え るから、人間ウォッチングが実に楽しい。 しかも、素材に事欠かないから飽きるこ とがない。…

問題の剔抉を怠りしマスコミの責任如何

負けるな、前原誠司(4)『新潮45 2009年 12月号』より <UZO's fotolife 写真記> 半世紀にわたる自民党政権下の利権の宿痾 今日まで。『新潮45 2009年 12月号』の ≪[特集]〈炎上、霞が関開城〉負ける な、前原誠司!貧官汚吏と族議員が肥え 太った”犯罪…