英語学習プラン百年の計

理想の英語学習プラン(4)『英語と運命(8)』

<estelの記録帳 関西の景色 和傘>
6年生で日英語を使用可能にする
中津燎子さんが考える英語学習プランの 理想的な形は、若者たちの自立心養成と 英語を含む言語力の双方を狙って、百年 の計を練りあげることにある。 そのための具体的なカリキュラムは、や はり、小学校段階に的が絞られることに なる。 <第一段階> 1.小学校二年生の一年間で、アルファベ ットの英語発音と文字(筆記体、活字体、 大文字、小文字)。 2.小学校三年生の一年間で、英語の単純 な日用単語を「三百語」記憶し、短文を 作る。 <第二段階> 1.五年生一年間で、日本語による質疑応 答の訓練と和英辞書の使い方に慣れる。 それらがしっかり身についたら、その条 件の下においてのみ、 2.六年生一年間で、質疑応答を英語に切 り替える。そして、日英語双方を使用可 能にする。
アルファベットは英語音のスシづめ
モンダイなのは教えるのは誰か、という ことになる。第一段階のクラス担当教師 は、絶対的な条件として「アルファベッ トを英語で教育された人」でなければな らない。 アルファベットの発音には、英語音を形 成している種々さまざまな音(母音、子 音、短母音、リズム作り、呼吸法、発声 法等々)がスシづめ状態になっているの で、徹底した訓練が、この初期の段階で 必要なのだ。最初にこの部分をぬかすと、 後になって追いつくことは、たいへん困 難になる。 この基礎の一歩を踏んでいない人は、ど こかで自分の英語の不安定に気づいも、 なかなか修正出来ないのである。 日本人の九十九パーセントは、ごく当た り前のように、「アルファベットぐらい、 よく知っている」と感じているのではな いかと思うが、それはカタカナ音で合成 されたアルファベットなので、なかなか カタカナ音から抜け出せないでいる。ど こまで、行ってもカタカナはカタカナで、 英語ではないのである。
「発音」訓練を軽視する日本
子供の英語教育について、今までに、多 くの人がいろいろな提案をしてきたが、 しかし、これといった効果のある案は浮 かんでこなかった。 世界の主要各国の言語教育は、まず「発 音」訓練から始められ、「音声表現力」 の充実と強化を軸として作られている実 情に比べて、日本の言語教育は、そうし たことにこだわらない傾向が、効果の上 がらない最大の理由になっているのでは ないだろうか。 正式に訓練された発音からなる英語は、 単なるモノマネ・ペラペラ式言葉より、 日本人の想像以上に、数倍も重い役目 を果たすものなのだ。(続く) (N81-4)
英語と運命―つきあい続けて日が暮れて

英語と運命―つきあい続けて日が暮れて

<目次> プロローグ 好奇の虫 第1章 初期の音 第2章 九十平とウメ 第3章 不協和音ブルース三代記 第4章 ボルシチ語とみそ汁語 第5章 メシの種 第6章 朝鮮動乱と英語 第7章 秘訣は「WHY?」と「BECAUSE」 第8章 通訳の限界は皮膚下3糎か5糎 第9章 二人の神父と四人のボランティア 第10章 アメリカン・ドリーム 第11章 アメリカン「悪夢」 第12章 未来塾とヒグマ・ザ・モンスター 第13章 英語と日本人に関わる深い谷 第14章 無責任桃源郷 第15章 一トン爆弾と戦陣訓と東条英機 第16章 理想の英語学習プラン エピローグ 河内の里の最後のクラス
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