2011-01-01から1年間の記事一覧

私は英国に救われた。私の母国にではない。

{私だって、日本に住んでいたら、もう少しでホームレスと 同じ境遇になるところだった。私はけっして忘れはしない。 日本で仕事探しに明け暮れた、あの四十歳はじめのころを。 いま、私は英国に戻ってきて仕事を得て、税金を払って年 金支給に間に合う期間…

税金を払ったことのない外国人が医療費と交通費が無料とは!

{日本は福祉がとても貧しいと聞いているけれど、その人たちが この国を利用したいのなら、それでいいじゃない、日本へ帰ろ うとしないのなら、心の中で、この国のほうが日本よりいいと 考えているからよ。結局は、この国のほうが住み易いと知って いるから…

ロンドン市内のあんパン工場で働いていた青年読者

{日本にいたら実現できないことが可能になったので、 日本へ歸るつもりはありません。この国で働いて税金 を払って、年金はこの国で受けるつもりです。高尾さ んの本を読んで決心して日本を出たんですよ。若い間 に決心してよかったです。ロンドンの日本食…

英国での楽しみは、雨が降らなければの話なんです

{この日本人夫婦は、日本の春の陽気や秋晴れを思い出して、 「日本がいい」と連発して、蒸し暑い日本の夏や、ラジエ ーター完備のない日本の住宅を忘れ、寒い日本の冬を思い 出さず、いい思い出の日本のことばかり考え、思い起こす のである。} (イギリス…

英国では、老人の移住者にも、医療費と交通費はタダ

{老人パス(バス・地下鉄無料の定期」)が支給されもし、 まして、GP(一般開業医)と病院がまるまる無料なん て、もし、癌などの大手術になっても、何百万円もかか る医療費も払わなくてもいいのだから、私はそれを聞い てあきれてしまった。} (イギリ…

老後を外国で年金で暮らす、後悔しないために

{移住した場合、病気になっても、言葉が流暢でないと 現地の医師や看護士に、意思の疎通がうまくゆかず、 誤診もある。それで現地の医師をヤブ医者呼ばわりし たり、医療費の高さを非難する。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の…

欧州の列車に比べて新幹線が特に優れているとは思わない

{日本の新幹線の車内はきれいで速いが、ヨーロッパ の列車に比べて飛びきり優れているとは思わない。 しかし、英国もこのごろはきれいな車輌になったが、 乗客のマナーはヨーロッパ一悪い。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品…

ジョン・レノンの丸いフレームの眼鏡も英医療制度のもの

{作家の曽野綾子さんは、「日本のように救急車が無料の国が、 どこにある」と、さかんに書いておられるが、彼女はアメリカ と比べていっているのである。ヨーロッパはスイスを除いて、 住民皆医療費無料をご存知ないらしい。それから、そんなに、 アフリカ…

いくら無料でも、予約、予約で時間が掛り欲求不満がつのるが、

{ドクターから電話で「その病院は眼に関してヨーロッパ一 です。手術したほうがよいか、手術しなくてよいか、検査 の結果、向こうのドクターが話してくれるでしょう。心配 することはないです。その病院に直接行きなさい」と} (イギリス・ニッポン政治の品…

小泉という愚相がアメリカの「魔物」のペットになって―

{竹中平蔵が、もし、アメリカのくだらないシステム を小泉純一郎に進言しなかったら、日本はずーっと 続けてきた終身雇用の制度を保ち、国民は雇用主に 忠誠に働き、生活の不安に脅えることなく、平和に 暮らせ、日本経済も安泰だったと思う。} (イギリス…

米国人は宗教が大好きで、精神が欧州人に比べて大人でない

{アメリカという国は人殺し(戦争、国内の犯罪)が大好きで、 犯罪大国で(麻薬に窃盗、強盗)、無神論者や社会主義者を 罪人扱いをするのに、宗教が大好きだ。精神がヨーロッパ人 に比べ大人になりきれないのだ。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギ…

オバマになっても、アメリカというのは眼を覚まさない

{一九四八年、英国の労働党は労働者のための政権になった。共産 主義や社会主義を忌み嫌い、敵視するアメリカが、英国はまった くそ中に入るのに、英国に対してなぜ知識がないのか、知ってい ても眼をつぶっているのか、触れようとしない。これはアメリカ …

生き抜くため、他人の土地へ侵入し、先住者を殺戮し、土地を奪い

{アメリカの黒人たちは、彼らの先祖が奴隷だった という劣等感や哀しみを抱いているかも知れない が、アメリカの白人たちだって、先祖はヨーロッ パで、奴隷のような底辺の人たちだったのだ。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の…

あのブッシュに二期も大統領を任せた国民というのは、どういうこと

{米谷ふみ子:「あんたね、アメリカ人は云々……という、 ひと束ねの言い方はいけないわよ。共和党支持のバカば っかりじゃないのよ。知的な人もたくさんいるんだから」} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶…

キリスト教徒がイスラム教国へ亡命した話は、聞いたことがない

{モハメッドも『殺すな』と家族愛を説いたはずです。自爆など 奨励しなかったはずです。モハメッドもキリストと同じように 他人への愛を説き、素晴らしい教えを説いたはずですが、あな た方イスラムの人びとは、解釈をまちがっているのです。} (イギリス・…

キリスト教徒を批難しつつ欧米へ移民するモズレムの身勝手

{失業したら、失業手当や住宅手当を正当な権利として要求し、 利用することは徹底して利用するのに、この国への感謝とか 祖国愛をもっていません。モズレムの人びとは、この国の国 民として権利は主張しますが、義務を果たそうとしません。} (イギリス・ニ…

女は男の付属物、男から離婚の申し渡しは可能が女からは不可

{キリスト教はまちがっている、モハメッドの説いたコーランが、 正典で一番で正しいと。そして、ほとんどのモズレムは、ファナ ティックに信仰深いです。みんなモズレムの人たちは、この国で 若い人も地下鉄で数珠を持ち、コーランを開いて読んでいます。}…

寄付をする前にイスラムの信者に言いたいことがある

{一日五回も、メッカに向かって祈る国の人びとが、 また、モズレムの信仰を国民全員に強要する政府 が、どうして同じ信仰をもつ人びとを、そのよう に拷問したりできるのか。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉…

イスラムの国はいつも宗教をからませ政治に利用している

{イランに限らず、どこの国にも封建的なことや、保守の ままでいたいと望む人はいるのです。私の国もそうだっ たから、五十四年も同じ政権が続きました。こういう人 びとが日本の進歩をずーっと防げてきました。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリ…

チリでもあった独裁と大弾圧、犠牲者はいつも若者だ

{たくさんの若者を弾圧し殺していったピノチェトは、 カトリックだったが、どんな顔をして教会へ行き、 ときには告解をしたのだろうか。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(70) イスラムの国々とつ…

敷金を返さないイラン人家主を訴え一年がかりで取り返す

{たいていの在英日本人は、こういう悪徳家主からデポジットを 返してもらわないで泣寝入りするが、私はそういう玉ではない のだ。法を味方に、私は悪い奴と断固として闘う。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高…

出版のあてもない原稿を書いている私を励ましてくれたレザ

{ワープロも普及していない時代で、まして英国で日本語 のワープロは手に入れにくかった。レザが「ベニハナ」 チェルシー店でフォトコピー機があるから、コピーして あげるといってくれた} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格…

入国ヴィザが取れずイランに帰国できなかったレザ

{田中君は「ベニハナ」へ行ってから、「とにかく、スタッフ も客も全員が外国人で、ずーっと英語やろ。日本語を話すこ とがないから疲れるのなんのって、慶子さんはようやったね。 ぼく、続かんかもわからん」} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス…

イラン生まれなのに一時母国帰国にもヴィザが必要

{「ヴィザが要るんだ。もうイラン国籍じゃいからね」 「そう、日本と同じね。他国籍を取得すると、日本 も日本国籍放棄という風に扱われるらしいわ。私の 国もまだ後進国よ」} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉…

シェフは、フィリピン、ポーランド、日本、マレー、インドと多彩

{「ベニハナ」に来たアラブ人は、全員がアルコールの入った カクテルを注文し一家で食事に五百ポンド払って(私が働い た「ひろこ」の給料は月四百ポンド)、チップに三百ポンド から五百ポンド置いていった} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・…

「ベニハナ」アメリカ流パフォーマンスは英国では不人気

{「アメリカは子どもの国だからね、マニュアルを作って客に一回、 一回、説明してやるのよ。ところが英国人は大人だから、説明 しているとき、『もうその話は前に来たとき聴いたよ。説明は いいから早く料理を持ってきてくれ』っていうわね」} (イギリス・…

ロンドンのメイフェアで署名運動をしているイラン女性

{ホメイニ体制になったとき、これからイランは自由を 失うと悟ったレザの父は、十五歳のレザに民主主義の 国・英国へとイランから単身脱出させた。} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(63) モズレム…

爆破犯人の釈放は「国益」にかなう決定だったのか

{アメリカには星の数ほどのキリスト教があるが、あの国は 他人への福祉も哀れみも弱い。寄付が大好きだが国家がら みの福祉に反対するようでは、真のキリスト教徒ではない} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾…

PAN AM 爆破犯人の釈放「決定」をめぐり非難殺到

{アメリカは怒るとすぐ経済制裁だ。これでスコッチをボイコット をするのだろうか。アイルランド人のウィスキーで我慢するか、 バーボンもあるしね。ところが英国在住のアメリカ人の話だと、 アメリカ移民でアメリカ国民の人口の大半は、スコットランド人 …

PAN AM 爆破犯人の釈放を決めたスコットランド自治政府

{「アメリカであろうとどこの政府であろうと、私はプレッシャーには 屈しない。これは私が決定した『決定』だ。私は私の『決定』に後 悔しないし、これからも後悔しないと思う」} (イギリス・ニッポン政治の品格) 『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者…