競馬の武豊も、勝つ人柄に当てはまるような気がする

競馬の武豊も、勝つ人柄に当てはまるような気がする


{私の漫画原作の教え子に、心療内科医の女性
 がいる。彼女はカウンセリングをする職業柄、
 つねに福々しく微笑んでいる。漫画の原作を
 考えて、煮詰まっているときも顔だけは福々
 しい。それだけで、只者ではないと思わせる}

竹内一郎著『ツキの波』(39)

◆◇◆立ち読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(150)

▼△第四章 ついに潜入! 1Fという修羅場(20)△▼

放射能教育・(その4)

組員名簿に名がない隠れ組員なら警察に照会しても無駄だ
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(115)

▼△第三章 原発事故と震災の思想論〈52〉△▼ ・ニ. この震災は天罰か――震災をめぐる思想的な問題・

・天罰論と天恵論の決定不可能性・(その1)

関東大震災は堕落した日本国と東京市への天罰として作用

竹内一郎著『ツキの波』(39)

・第2章 直感は考え抜いた末に出来上がる(15)

◇勝つ人柄はつくれる◇(その2)
競馬の武豊、勝つ人柄に当てはまるような気がする
《「 ◇今日の注目写真(Source:REUTERS◇ ◇An anti-Mursi protester (An anti-Mursi protester runs to throw a tear gas canister back during clashes with riot police at Tahrir Square in Cairo November 27, 2012. Opponents of President Mohamed Mursi rallied in Cairo's Tahrir Square for a fifth day on Tuesday, stepping up calls to scrap a decree they say threatens Egypt with a new era of autocracy. REUTERS/Mohamed Abd El Ghany) 私の漫画原作の教え子に、心療内科医の女性 がいる。彼女はカウンセリングをする職業柄、 つねに福々しく微笑んでいる。漫画の原作を 考えて、煮詰まっているときも顔だけは福々 しい。それだけで、只者ではないと思わせる。 彼女には、ニコニコするために生まれ持った 素質もあったろう。だが、努力も相当に積ん だのではあるまいか。博奕をやらせても強い のでは、と思わせるものがる。 漫画や映画では、ギャンブラーといえば苦み ばしった二枚目が渋い顔をしているようなこ とが多い。 実際にそういうタイプの強者もいないわけで はないのだが、どうもそれは多数派には思え ない。 井出洋介氏、金子正輝氏も見た目は極めて柔 和である。一見、とても勝負師には見えない。 麻雀を離れてみても、たとえば将棋の羽生善 治氏や競馬の武豊氏。いずれも、阿佐田のい うところの勝つ人柄に当てはまるような気が する。 」》 ◎話が、麻雀から競馬へと飛んでしまいまし たが、確かに、武豊さんは柔和な顔をされて います。 武豊は、日本中央競馬会(JRA)の騎手で、 栗東所属で現在はフリー。身長170・5cm、 体重51kg。血液型O型。京都府京都市伏見 区淀出身。滋賀県栗太郡栗東町 (現・栗東市) 育ち。また漫画原作者としての活動歴もあり ます。 ニュースとしては、12月4日から10日に かけて、ロンジン香港マイル騎乗のために、 香港へ向かいます。 武一族の出自は鹿児島県の武家薩摩藩士) で、西郷隆盛とも縁戚関係にあり、日本でも 有数の競馬一族です。父の邦彦は、元騎手・ 元調教師。兄(長男)の伸はスポーツライタ ー。弟 (四男) の幸四郎も騎手。祖父の武芳 彦は馬主協会元会長。曽祖父の武彦七は函館 大経の弟子。叔父の武平三は元調教師、武宏 平調教師、武永祥調教助手はいとこ、武英智 騎手ははとこの関係。すばらしい。 成績は輝かしい。 2009年4月12日、JRA通算3200勝を 達成 (40歳1か月) 。 2009年6月27日、阪神競馬場における通算 1000勝を達成。 2009年12月13日、JRA通算3300勝 を達成 (40歳9か月) 。 2012年11月18日、デビュー以来、今まで 未勝利のGI競走だったマイルチャンピオンシ ップをサダムパテックで初制覇。なお、この 勝利は、2010年ジャパンカップ以来2年ぶり となるJRA・GI制覇でした。 いい顔していますよね。 ☆yutaka0007_武豊騎手 2012年初東京競馬場 (smileMARSHAL さんが 2012/02/11 にアップロード) 【2012年初の、豊さん動画です^^ 冒頭や中盤に、画面が小刻みに揺れたりしてしまって おります。ご了承くださいm(_ _)m 少し長めですが、お時間がある時に、ゆっくりご覧い ただけたら嬉しいです。 今年の豊さんは、やはり違います♪ 2Rとは思えないくらいウイナーズサークルは大盛り 上がりでした。 プレゼントも受け取ってくださり、ガッチリ握手も♪  豊さん、ありがとう! 来週のフェブラリーSも、楽しみですね☆ また、頑張ってたくさん撮りたいです。】 (つづく) (1208dys-797ent) (120dys-797ent休)金曜〜 (1211dys-797ent休)日曜

『ツキの波』

新書: 189ページ 出版社: 新潮社 (2010/04) ・人間はツキを支配や制御することはできないが、その性質を 知り、波を利用することはできるのではないか。ツキという不 思議な存在を誰よりも深く考え、語り続けてきた作家、阿佐田 哲也(色川武大)。その思想は現代人にとって大きな指針となる。 遺された至言の数々を『人は見た目が9割』の著者が読みとく。 〔目次〕 第1章 運の総量は一定である 第2章 直感は考え抜いた末に出来上がる 第3章 勝利は終末への第一歩 第4章 ヒットを打つよりフォームを固めよ 第5章 真理は市民社会の外にある 第6章 「運の達人」たちに学ぶ 終章  世界は乱雑なまま肯定される 〔著者〕 ☆竹内一郎(竹内たけうち いちろう)☆ ・1956(昭和31)年福岡県久留米市生まれ。劇作家・演出 家・著述業。横浜国大卒。博士(比較社会文化、九大)。 さいふうめい名義で『哲也―雀聖と呼ばれた男―』の原案を担当。 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞受賞。 著書に『人は見た目が9割』など。 ツキの波 (新潮新書)参照:2011-11-21「できる人は「声」が違う!」『人は見た目が9割』

竹内一郎著『ツキの波』(39)

◆◇◆立ち読み・坐り読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(150)

《「原発はタブーの宝庫。だからオレらが儲かる!」   某地方の暴力団組長   −暴力団専門ライターが実際に動いたからこそ    書ける原発という巨大なシノギ−    「原発は儲かる。どでかいシノギだな。電力会社と交渉して、   ゼネコンと話付けて、地元の土建屋に仕事を振る。代紋な   しではとても捌ききれん。原発はタブーの宝庫。裏社会の   俺たちには、打ち出の小槌となるんだよ」。ヤクザが語る   衝撃の事実。日本最大のタブーがいま明かされる!   ―誰も書けなかった 命懸けの衝撃ノンフィクション―》   【表紙帯から】  ▼△第四章 ついに潜入! 1Fという修羅場(20)△▼

放射能教育・(その4)

組員名簿に名がない隠れ組員なら警察に照会しても無駄だ
《「――所長の様子をみて、東電や東芝、IHIも作業員の身 元を一括管理していないのだろうと思った。だとすれば現場に 暴力団が入り込んむのも容易い。組員名簿に名前が載っていな い隠れ組員なら警察に照会しても無駄だ。 手土産のせいか、所長は機嫌がよかった。所長のトヨタ・プロ ボックスバンの後ろに付き、ワゴンRを走らせた。Jヴィレッ ジまでは下道を通って30分程度で着いた。 ここから1F(東京電力福島第一原発)まで約20キロ少々だ から、1Fは想像以上にいわき市から近い。 初めて訪れるJヴィレッジは、駐車場にかなりの自家用車が停 まっていた。福島以外の他府県ナンバーも多くあった。駐車ス ペースがなく、構内の歩道に停めるように言われた。ロータリ ーのある正面入口は通行証を持った車しか入れず、裏のテラス から建物に入った。 「教育の場所……この階段あがったところに、書いてあっから。 終わったら戻っていい。明日また同じ時間に来い」 会議室に通されると、まず所属会社(私の場合はO社)と記入 し、段ボール箱にある「原子炉施設特別教育テキスト」を取っ て座るよう指示された。 グリーン地の中央にイメージイラストがあしらわれた表紙のサ ブタイトルには「管理区入域前教育(a・b教育)」とあり、 福島第一、福島第二、柏崎刈羽という3つの原子力発電所の名 前があった。 最下部には東京電力の名前とテプコのロゴ、その横に囲みで 「本書の内容を本来の目的以外に使用することや、当社の許可 なくてして複製・転載することはご遠慮下さい」と書いてある。 98ページもあるので分厚いもので、ばらばらとめくっても、 そこまで神経質になる理由が分からなかった。 原発反対の団体から、作業員を洗脳していると批判されるのが 怖いのかもしれないが、とても丁寧な教科書といった感じで、 たとえば「原発がなければ日本のエネルギー政策は成り立たな い」などといった文章は一つも載っていない。 ――」》 ◎柏崎刈羽原発の保安規定違反が約3500件とは、トホッ! 原子力規制委員会は仕事をしているようです。たいへん結構。 東京電力原発でミスやトラブルが相次いでいるため、原子力 規制委員会の田中俊一委員長は、28日の記者会見で、「東電 の安全対策の取り組みに疑念がある」として、東電経営陣から 事情を聴く方針を明らかにしました。 田中委員長は「東電では、制御棒脱落事故(07年発覚)など 福島事故前からいろいろな問題が発生している。どこかおかし いのではないか。(作業を)下請けに任せっぱなしにしていな いか」と指摘し、「次々と際限なく繰り返す体質にメスを入れ なければならない」と述べました。 28日の規制委の定例会では、柏崎刈羽原発の燃料集合体変形 問題のほか、同原発2〜4号機の保安規定違反が約3500件 に上ったことが報告されたのでした。 過去、柏崎刈羽原子力発電所ではこんなトラブルもありました。 2009年4月11日、予備品倉庫で火災が発生しました。2007年 度の中越沖地震以後、これで9回にもなります。柏崎市消防本 部によると、何らかの原因で空調機のモーターや配線が過熱し た可能性が高いと。 なお、東京電力は対策工事などを施したのち、柏崎刈羽原子力 発電所の2013年度中の運転再開を目標にしています。関連して 市民団体「みんなで決める会」が、再稼働の是非について新潟 県での住民投票条例の制定を求める署名運動を行うため、今年 4月から活動を開始しています。 ヤクザと原発 福島第一潜入記文藝春秋 (2011/12/15) ・〈目次〉・ 序 章 ヤクザの告白「原発はどでかいシノギ」 第1章 私はなぜ原発作業員となったのか 第2章 放射能vs.暴力団専門ライター 第3章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘
第4章 ついに潜入!1Fという修羅場
第5章 原発稼業の懲りない面々 終 章 「ヤクザと原発」の落とし前 ◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(115)

《経済成長も安全保障も「犠牲」の上に成り立っている。  『靖国問題』以来、6年ぶりの書き下ろし新書!  本書のテーマは、犠牲のシステムとしての福島と沖縄  である。それは、一九四五年の敗戦以後、今日までの  日本を「戦後日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、  戦後日本の国家体制に組み込まれた二つの犠牲のシス  テムを表しているからだ。》【表紙帯から】 ▼△第三章 原発事故と震災の思想論〈52〉△▼ ・ニ. この震災は天罰か――震災をめぐる思想的な問題・

・天罰論と天恵論の決定不可能性・(その1)

関東大震災は堕落した日本国と東京市への天罰として作用
《「――内村は、天然の出来事であっても、これに遭う人によ って恩恵にもなり、刑罰にもなるとした。しかし、この内村の 議論自体が、天罰論であると同時に天恵論にもなっている。 内村によれば、天罰としての関東大震災によって日本の天地は 一掃された。払った代償は莫大であった。けれどもこの罰によ って、この天罰が罪の償い、贖罪の意味をもつことによって、 国民の良心が取り返されたのだと言う。 「之に由りて旧き日本に於て旧き道徳が復たび重んぜれるに至 りました。新日本の建設はここに始まらんとして居ます。私は 帝都の荒廃を目撃しながら涙の内に日本国万歳を唱えます」 つまり、関東大震災は、まず堕落した日本国と東京市への天罰 として作用したが、これが日本国民、東京市民の罪の償いであ ることによって、日本国と東京市の道徳的秩序は回復され、国 民の良心が取り戻されて、新日本の建設が始まるのである。 これがまさに喜ぶべき事態であって、天の恵み、恩寵として受 けとめられる。だからこそ内村は「日本国万歳」を唱えるのだ。 ――」》 ◎石原慎太郎三男 宏高 は「幸福の科学」に入信していた! さもありなん、と驚かないのです。 最新号の週刊文春(12月6日号)が、 “仰天スクープ 石原慎太郎三男宏高は「幸福の科学」に入信 していた!”との記事を掲載しました。  衆議院選挙戦中に、怪文書が出回るものですが、割り引いても 火のないところに煙は立たないの喩えもあります。 石原家の子息は、 長男の衆議院議員石原伸晃氏、 次男の俳優・タレントの石原良純氏 三男の前衆議院議員の石原宏高氏、 四男の画家の石原延啓氏の四人兄弟。 かって、怪文書とはいえ、石原の四男・延啓氏には「オウムの 幹部だった」という噂が流れたことがあります。 延啓氏はオウムの準幹部(官房長官副秘書官)だったが、第7 サティアンで"救出"され、保護、その後しばらく間、高尾病院 に強制入院させられていたというのです。麻原が瞑想していた 座の後ろの曼荼羅は延啓の作と言われています。 比較的最近の話題では、東京都による若手芸術家への支援事業 であるトーキョーワンダーサイトで、都知事の四男・石原延啓 氏を重用し、出張費公私混同の疑いを指摘されています。 ちなみに、トーキョーワンダーサイト本郷(東京都文京区)の ステンドグラスは石原延啓氏が原画を描き、300万円の制作 費が都から支払われました。これは噂ではありません。

◆11月1日現在:福島県民の県外避難者5万8608人(県発表)

福島民報社のニュースサイト ◆◆知事、現地調査受け入れ 中間貯蔵施設 「建設容認ではない」 犠牲のシステム 福島・沖縄 (集英社新書)集英社 (2012/1/17) ・〈目次〉・ 第一部 福島 ・第一章 原発という犠牲のシステム ・第ニ章 犠牲のシステムとしての原発、再論 ・第三章 原発事故と震災の思想論 第ニ部 沖縄 ・第四章 「植民地」としての沖縄 ・第五章 沖縄に照射される福島 ★★★本書のテーマは、犧牲のシステムとしての福島と沖縄である。 なぜ、福島と沖縄のか。それれは、一九四五年の敗戦以後、今日ま での日本を「敗戦日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、戦後日 本の国家体制に組み込まれた二つの犧牲のシステムを表しているか らだ。 沖縄が戦後日本の犧牲でったこと。それは、沖縄戦という史上稀に 見る過酷な戦闘の戦場にされた沖縄に米軍が居座り、サンフランシ スコ講和条約第三条によって、沖縄がその米軍の施政下に置かれ、 一九七二年に日本に復帰して以後も、今なお全国の米軍専用施設の 約七四パーセントが沖縄に集中しているという、このことをさして いる。

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔冬〕 天文   北風の埠頭や常に男立つ
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☆★☆≫ 詩歌逍遙 ≪☆★☆

          立原道造 
・或る風に寄せて・
I 或る風に寄せて おまへのことでいつぱいだつた 西風よ たるんだ唄のうたひやまない 雨の晝に とざした窓のうすあかりに さびしい思ひを?みながら おぼえてゐた おののきも 顫(ふる)へも あれは見知らないものたちだ…… 夕ぐれごとに かがやいた方から吹いて来て あれはもう たたまれて 心にかかつてゐる おまへのうたつた とほい調べだ―― 誰がそれを引き出すのだらう 誰が それを忘れるのだらう……さうして 夕ぐれが夜に変るたび 雲は死に そそがれて来るうすやみのなかに おまへは 西風よ みんななくしてしまつた と II やがて秋…… やがて 秋が 来るだらう 夕ぐれが親しげに僕らにはなしかけ 樹木が老いた人たちの身ぶりのやうに あらはなかげをくらく夜の方に投げ すべてが不確かにゆらいでゐる かへつてしづかなあさい吐息にやうに…… (昨日でないばかりに それは明日)と 僕らのおもひは ささやきかはすであらう ――秋が かうして かへつて来た さうして 秋がまた たたずむ と ゆるしを乞ふ人のやうに…… やがて忘れなかつたことのかたみに しかし かたみなく 過ぎて行くであらう 秋は……さうして……ふたたびある夕ぐれに―― (以下、略)   III 小譚詩 IV  眠りの誘ひ V  真冬の夜の雨に   VI  失なはれた夜に VII 溢れひたす闇に VIII 眠りのほとりに IX さまよひ X  朝やけ   (曉と夕の詩) ※Wikipedia:立原道造  

◆◇◆◇『侏儒の言葉西方の人』◆◇◆◇

芥川龍之介著 新潮文庫版》 侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫) ・親子・  親は子供を養育するのに適しているかどうかは疑問である。  成程牛馬は親の為に養育されるのに違いない。しかし自然の 名のもとにこの旧習の弁護するのは確かに親の我儘である。  若(も)し自然の名のもとに如何なる旧習も弁護出来るなら ば、まず我我は未開人種の掠奪(りゃくだつ)結婚を弁護しな ければならぬ。    又  子供に対する母親の愛は最も利己心のない愛である。が、利 己心のない愛は必ずしも子供の養育に最も適したものではない。  この愛の子供に与える影響は――少くとも影響の大半は暴君 にするか、弱者にするかである。    又  人生の悲劇の第一幕は親子となったことにはじまっている。    又  古来如何に大勢の親はこう言う言葉を繰り返したであろう。 ――「わたしは畢竟失敗者だった。しかしこの子だけは成功さ せなければならぬ。」〈69〉

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

ちょっと用事があるの。
I have some erands to run.
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 - 講師> ※この番組の放送は4月1日で終了しています。 Wikipedia:岩村圭南

◎◆◎アートのたのしみ《ノーマン・ロックウェル》◎◆◎

Norman Rockwell The Discovery
The Discovery(サンタは父だった)
・1956年12月29日号『サタデーイブニングポスト』誌表紙作品。 (全作品322点の293番目の絵画。ロックウェルは、1956年  に「ポスト」誌に5点の絵を発表。この絵は1956年の第5番目  の作品になります。ちなみに、彼は1916年から1963年にかけ、  47年間にわたり「ポスト」誌とのタイアップは続きました 昨日に引き継き、クリスマスがテーマの絵です。 この絵が描かれた1950年代は、まだまだ、子どもたちは、サンタク ロースの存在を心から信じていました(私なんか、まだ、信じてい ますよ、との声もあり)。 まず、どうか、この絵を童心に帰って見てください。 この男の子の心の中を怒涛にように渦巻く、疑問の嵐。偶然、開け てしまったタンスの一番下の引き出しの奥、麻ひもでしっかりと結 ばれた箱を見つけてしまいました。 誰だって、開けて見たくなっちゃいます。この少年も、抵抗できま せんでした。でも、それは、それは、取り返しのつかない大間違い でした。 箱の中には、父親が着るサンタクロースの衣装一式が入っていまし た。それは、子どもの目にはつかないように、来年のために防虫剤 とともに保管されていたのでした。 そういえば、道理で、サンタは馴れ馴れしく打ち解けていったけ。 道理で、欲しいプレゼントの品物をよく知っていたっけ。サンタの 通り道は家の中にあったんだ。 子ども心にとって、これほどのショックは、またとあろうか! 少年は、これから、両親とどう対面するか態度を決める必要があり ます。 それに、母は、父のこの秘密を知っているのだろうか? なお、この絵の制作過程は、かなり興味深いものがあります。 モデルはスコット・イングラムという少年でした。 制作立ち会い日の数日前に、ロックウェルは、イングラム家にフラ ンネルのパジャマを届けました。パジャマは、スコットにとってふ た回りも大きめのものでした。そこに、、ロックウェルの制作意図 が隠されていました。 彼は、スコットに、そのパジャマを3晩続けて、着て寢るよう頼み、 母親には、決して洗濯しによう依頼しました。ロックウェルは、パ ジャマがしわくちゃになって、よく寝込まれた効果を狙っていたの です。 モデル撮影の当日、ロックウェルは、だぶだぶで、しわくちゃのフ ランネルのパジャマを着たスコットに、こう指示しました。 「スコット、いま、幽霊に出会ったように驚いて!」 それが、いま、あなたが見ている絵の中の少年の顔です。 ◆ノーマン・ロックウェル Norman Rockwell (1894年2月3日‐1978年11月8日〈84歳〉) ・ノーマン・ロックウェルアメリカの画家、イラストレーター。 軽いタッチでアメリカの市民生活を描いて、アメリカで幅広い大 衆的人気を博しています。 ニューヨーク生まれ、美術学校を出てから、アメリカ・ボーイス カウト協会の雑誌などに絵を書き始め、ボーイスカウト運動への 貢献に対して、後に、世界で十数人しか与えられていない功労賞 (シルバー・バッファロー章)を受賞しています。 1916年から1963年にかけて『サタデー・イーブニング・ポスト』 紙の表紙を飾り、とりわけ1940年代から1950年代のものが人気が あります。 アメリカ人の日常生活を描くことが、作品の重要な主題で、子ど も、とりわけ、少年や犬などの小動物が作品に頻繁に現れるのは、 彼の生い立ちに影響しています。両親とも画家の家庭に、1884年 ニューヨーク郊外で生まれました。 ☆Norman Rockwell ☆Norman Rockwell: 332 Magazine Covers  (Tiny Folios Series) [ハードカバー] Norman Rockwell: 332 Magazine Covers (Tiny Folio) ☆American Chronicles: The Art of Norman Rockwell- part 1 (NormanRockwellMuseum さんが 2008/05/06 にアップロード) 【Promotional video for the nationally touring exhibition organized by Norman Rockwell Museum. Narrated by son and renowned sculptor Peter Rockwell. Visit www.nrm.org to learn about current and upcoming venues. This film was made possible by Ford Motor Company. c2007 Ford Motor Company.】 ☆American Chronicles: The Art of Norman Rockwell- part 2 (NormanRockwellMuseum さんが 2008/05/06 にアップロード) 【Promotional video for the nationally touring exhibition organized by Norman Rockwell Museum. Narrated by son and renowned sculptor Peter Rockwell. Visit www.nrm.org to learn about current and upcoming venues. This film was made possible by Ford Motor Company. c2007 Ford Motor Company.】