人は勝ったり、負けたりを繰り返すものだ

人は勝ったり、負けたりを繰り返すものだ

{本当に一目おかなければならない相手は全勝に
 近い人じゃなくて、相撲の成績でいうと九勝六
 敗ぐらいの星を、いつもあげている人だな。別
 のところでは八勝七敗でも、いいといっている}

竹内一郎著『ツキの波』(14)

◆◇◆立ち読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(125)

▼△第三章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘(31)△▼

・作業員は情報弱者・(その3)

晩発性の癌? そんなこと考えたってしかたない。
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(90)

▼△第三章 原発事故と震災の思想論〈27〉△▼ ・ニ この震災は天罰か――震災をめぐる思想的な問題・

・知識人の発言・(その1)

今の日本全体、世界全体が、どこか間違っていたのではないか

竹内一郎著『ツキの波』(14)

・第1章 運の総量は一定である(12)
◇全勝は無理なこと◇(その1)
人は勝ったり、負けたりを繰り返すものだ
《「 ◇今日の注目写真(Source:REUTERS◇ ◇Obama regains his footing in feisty second debate (By Andy Sullivan WASHINGTON - President Obama put his re-election bid back on firm footing with a focused and aggressive debate performance that is likely to thrill his Democratic supporters and earn him a second look from the few voters who remain undecided.) 端的にいって、上昇運の時はうまくいく、下 降運の時はうまくいかない。 人は勝ったり、負けたりを繰り返すものだ。 そういう大前提から考えると、全勝を目ざす のは間違った戦略ということになる。 「本当に一目おかなければならない相手は、 全勝に近い人じゃなくて相撲の成績でいうと、 九勝六敗ぐらいの星をいつもあげている人だ な」(『うらおもて人生録』) 別のところでは、八勝七敗でもいいといって いる。 十五戦全勝をあまり続けていると、ツキのエ ンジンがオーバーヒートを起こしてしまいか ねない、という考え方が冒頭の向田さについ ての記述にもつながる。 合理主義者なら九勝六敗よりも、十五戦全勝 のほうがよいと考えるだろう。それはどう考 えてもそうだ。それを説得する材料はない。 負け越しの次は八勝七敗あるいは九勝六敗く らいを繰り返して、カド番を続ける大関に世 間は冷たい。 魁皇千代大海は素晴らしい、という声はあ まり聞かない。 阿佐田もただ勝ち越せばいいといっているわ けではない。 」》 ◎なんの分野でも、そこでトップにまで昇り つめた人の、その後の生き方は難しいようで す。 私がかって住んでいた津軽から、横綱になっ た力士がいます。 第49代横綱栃ノ海。 1964年3月から1966年11月にかけて17場 所にわたって横綱を張りました。後で分かっ たことですが、私の住んでいた町の隣村の出 身でした。 その栃ノ海が、引退後、いっとき、新橋烏森 で寿司屋さんを営んでいたことがあります。 津軽出身の縁で、すこし、そこへ通いました。 あるとき、彼は「人生って、長いですよね。 なまじっか横綱になってしまったので、これ からも、格好悪い仕事ができないんです」 そのときは、贅沢な悩みがと思いましたが、 歳を重ねた今、その苦衷がよくわかるように なりました。 世界有数の長寿国の日本では、これからは、 後半生の生き方の戦略を、各人がしっかり、 立てなくてはならなしでしょう。 話は飛びますが、下記は、2001年以降 の芥川賞受賞者です。何人覚えていらっし ゃいますか。 玄侑宗久「中陰の花」文學界 長嶋有「猛スピードで母は」文學界 吉田修一パーク・ライフ文學界 大道珠貴「しょっぱいドライブ」文學界 吉村萬壱ハリガネムシ文學界 金原ひとみ蛇にピアス」すばる 綿矢りさ蹴りたい背中」文藝 モブ・ノリオ「介護入門」文學界 阿部和重「グランド・フィナーレ」群像 中村文則「土の中の子供」新潮 絲山秋子沖で待つ文學界 伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」文學界 青山七恵「ひとり日和」文藝 諏訪哲史「アサッテの人」群像 川上未映子「乳と卵」文學界 楊逸「時が滲む朝」文學界 津村記久子「ポトスライムの舟」群像 磯崎憲一郎「終の住処」新潮 赤染晶子乙女の密告」新潮 朝吹真理子「きことわ」新潮 西村賢太苦役列車」新潮 円城塔「道化師の蝶」群像 田中慎弥「共喰い」すばる 鹿島田真希「冥土めぐり」文藝 いずれにせよ、何人も、長い人生を生き抜く のは、たいへんだと思います。 ☆魁皇、通算1000勝!史上2人目の大記録 ・大相撲の西大関魁皇(37)が2010年5月 23日の夏場所千秋楽で琴欧洲(27)に勝ち、 通算1000勝を達成。元横綱千代の富士 (現九重親方、1045勝)に続く史上2人目 の記録。 ◆今月13日、87歳で亡くなった丸谷才一さん (昨年秋に文化勲章を受章) ・芥川賞を始め、谷崎潤一郎賞読売文学賞、 毎日書評賞などの選考委員を長年にわたり勤 めました。 村上春樹の才能を早くから見いだし、村上の デビュー作『風の歌を聴け』を群像新人文学 賞において激賞。また、受賞はしませんでし たが芥川賞の選考においても村上を強く推し ていました。 心からご冥福をお祈りします。 (つづく) (1165dys-772ent)

『ツキの波』

新書: 189ページ 出版社: 新潮社 (2010/04) ・人間はツキを支配や制御することはできないが、その性質を 知り、波を利用することはできるのではないか。ツキという不 思議な存在を誰よりも深く考え、語り続けてきた作家、阿佐田 哲也(色川武大)。その思想は現代人にとって大きな指針となる。 遺された至言の数々を『人は見た目が9割』の著者が読みとく。 〔目次〕 第1章 運の総量は一定である 第2章 直感は考え抜いた末に出来上がる 第3章 勝利は終末への第一歩 第4章 ヒットを打つよりフォームを固めよ 第5章 真理は市民社会の外にある 第6章 「運の達人」たちに学ぶ 終章  世界は乱雑なまま肯定される 〔著者〕 ☆竹内一郎(竹内たけうち いちろう)☆ ・1956(昭和31)年福岡県久留米市生まれ。劇作家・演出 家・著述業。横浜国大卒。博士(比較社会文化、九大)。 さいふうめい名義で『哲也―雀聖と呼ばれた男―』の原案を担当。 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞受賞。 著書に『人は見た目が9割』など。 ツキの波 (新潮新書)参照:2011-11-21「できる人は「声」が違う!」『人は見た目が9割』(1)

竹内一郎著『ツキの波』(14)

◆◇◆立ち読み・坐り読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(125)

《「原発はタブーの宝庫。だからオレらが儲かる!」   某地方の暴力団組長   −暴力団専門ライターが実際に動いたからこそ    書ける原発という巨大なシノギ−    「原発は儲かる。どでかいシノギだな。電力会社と交渉して、   ゼネコンと話付けて、地元の土建屋に仕事を振る。代紋な   しではとても捌ききれん。原発はタブーの宝庫。裏社会の   俺たちには、打ち出の小槌となるんだよ」。ヤクザが語る   衝撃の事実。日本最大のタブーがいま明かされる!   ―誰も書けなかった 命懸けの衝撃ノンフィクション―》   【表紙帯から】  ▼△第三章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘(31)△▼

・作業員は情報弱者・(その3)

晩発性の癌? そんなこと考えたってしかたない。
《「――実際、7月始め、4号機の使用済み燃料プールの温度が上 昇し、作業員に避難命令が出される直前だったのに、作業員の多く は深刻な事態だったと認識していない。 「他の部署がなにやってんのか……1号機担当なら2号機や3号機、 4号機がどうなってるのかさっぱりわからないし、知ったところで どうにもならない。 あんまり考えすぎると作業が進まないからな。工程表通りに作業が 進むわけないけど。最小限の遅れで済ませたいと、誰もが思ってる。 晩発性の癌? そんなこと考えたってしかたない。なるようにしか なんねぇよ」(いわき湯本を宿にしている協力会社社員) 自分がどれほど危険な作業をしているか漠然としか理解していない 上、新たな情報を得ることもできずに、慣れが恐怖心を鈍化さえる のだろう。 誰に強要されたわけでもなく、自分の意思で現場に入っているのだ から、事業自得・自己責任と結論づけるのは簡単だ。 が、現場の過酷さを考えれば、作業後、または休日を使い、情報を 得るための努力をしろと強いるのは酷である。 ――」》 ◎そのとき、南相馬市役所記者クラブの記者は逃げ出していた マーティン・ファクラー氏(ニューヨーク・タイムス東京支局長) が、南相馬市に入ると、すぐに被害のすさまじさがわかった。地震津波に襲われたうえ、福島第た・・ 一原発の事故のせいで物資も燃料も 入ってこず、2万5000人もの市民が孤立して取り残されていた。 ファクラー氏は、南相馬市役所へ、アポも取らに、向かった。役所 につくなり、職員から、「ジャーナリストが来たぞ! どうぞどう ぞなかへ!」と大歓迎され、櫻井勝信市長自らが「よく来てきれま した」と迎え入れてくれた。 なぜこんなに喜んでくれるのか、最初はよくわからなかっのだが、 市役所内の記者クラブを見せてもらってすべて氷解した。南相馬市 の窮状を世のなかに伝えるべき日本人の記者はすでに全員避難して、 誰ひとりいなかったのだ。 南相馬市から逃げ出した日本の記者に対して、桜井市長は激しく憤 っていたそうです。 なお、桜井市長は、ユーチューブでSOSを発信して世界的に注目 されました。このユーチューブで字幕付きの映像を流すアイデアは、 38歳の南相馬市市民が、桜井市長に提案して実現したものだそう です。引用:『本当のこと」を伝えない日本の新聞 』「(双葉新書) 「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)   ヤクザと原発 福島第一潜入記文藝春秋 (2011/12/15) ・〈目次〉・ 序 章 ヤクザの告白「原発はどでかいシノギ」 →第1章 私はなぜ原発作業員となったのか 第2章 放射能vs.暴力団専門ライター 第3章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘 第4章 ついに潜入!1Fという修羅場 第5章 原発稼業の懲りない面々 終 章 「ヤクザと原発」の落とし前 ◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(90)

《経済成長も安全保障も「犠牲」の上に成り立っている。  『靖国問題』以来、6年ぶりの書き下ろし新書!  本書のテーマは、犠牲のシステムとしての福島と沖縄  である。それは、一九四五年の敗戦以後、今日までの  日本を「戦後日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、  戦後日本の国家体制に組み込まれた二つの犠牲のシス  テムを表しているからだ。》【表紙帯から】 ▼△第三章 原発事故と震災の思想論〈27〉△▼ ・ニ この震災は天罰か――震災をめぐる思想的な問題・

・知識人の発言・(その1)

今の日本全体、世界全体が、どこか間違っていたのではないか
《「――政治家や宗教者だけではなく、日本の学者、知識人にも、 「天罰」として受け止めるべきという発信があった。 仏教学・仏教史学を専門とする末木文美彦氏(国際日本文化研究セ ンター教授)の発言がそうである。 末木氏は、大震災の犠牲者に哀悼の意を表し、また原発事故の終息 と被災地の復興を願っているとしたうえで、次のように述べている。 石原慎太郎東京都知事が震災を「天罰」と発言したことで批判を浴 び、取り消した。 確かに氏の言い方は誤解を招きやすく、被災者を傷つけるところが あった。しかし、天罰という見方は、必ずしも不適当と言えない。 もちろん被災地の方が悪いのではない。今の日本全体、あるいは世 界全体が、どこか間違っていたのではないか。 経済だけを優先し、科学技術の発達を謳歌してきた人間の傲慢が、 環境の破壊や社会のゆがみを招き、そのひずみが強者にでなく、弱 者にいっそう厳しい形で襲い掛ってきたと見るべきではないか。 ――」》 ◎廣瀬直己東京電力社長は語る その肉声を少し ――国民が安心・安全を確保するために不可欠な、福島第一原子力廃炉に向けた進捗状況はいかがせすか? 廣瀬「廃炉までまだ何十年とかなりの時間がかかるため、いつまで にという話はできません。しかし、まず当面の目標は燃料棒を取り 出すことです。 国民の皆様が一番心配していらっしゃる四号機については、今年度 に入ってから、燃料棒を二本取り出しています。残っている燃料棒 は、見た目ではあまり傷んでなさそうでが、どのような状態なのか 等をこれから詳細に分析し、それによって取り出す方法も変わって くると可能性があります」 引用:「リベラルタイム」10月号掲載    【聞き手】同誌編集長・渡辺美喜男 これだけで、いろんなことがわかります。皆さまは、いかが?

◆10月4日現在:福島県民の県外避難者5万9031人(県発表)

  ☆福島民報社のニュースサイト ◆◆緊急被ばく医療見直し 年度内に県対策協 相互連携など盛り込む 犠牲のシステム 福島・沖縄 (集英社新書)集英社 (2012/1/17) ・〈目次〉・ 第一部 福島 ・第一章 原発という犠牲のシステム ・第ニ章 犠牲のシステムとしての原発、再論 ・第三章 原発事故と震災の思想論 第ニ部 沖縄 ・第四章 「植民地」としての沖縄 ・第五章 沖縄に照射される福島 ★★★本書のテーマは、犧牲のシステムとしての福島と沖縄である。 なぜ、福島と沖縄のか。それれは、一九四五年の敗戦以後、今日ま での日本を「敗戦日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、戦後日 本の国家体制に組み込まれた二つの犧牲のシステムを表しているか らだ。 沖縄が戦後日本の犧牲でったこと。それは、沖縄戦という史上稀に 見る過酷な戦闘の戦場にされた沖縄に米軍が居座り、サンフランシ スコ講和条約第三条によって、沖縄がその米軍の施政下に置かれ、 一九七二年に日本に復帰して以後も、今なお全国の米軍専用施設の 約七四パーセントが沖縄に集中しているという、このことをさして いる。

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]

☆★☆≫ 詩歌逍遙 ≪☆★☆

木下杢太郎
・薄荷酒・
投節(なげぶし)を聴き帰る夜のペパミントは 味(あぢはひ)異なれども悲哀(かなしび)あひ似たりや。 その青き酒杯(さかづき)の底にくらき燈(ひ)ともり、 男はうれはしげに頬杖し、 女(をみな)は耳許に口よせて暗示を与ふ。 ゆるやかなる音曲のうちには 雨後のぬれたる梧桐(あをぎり)の葉に月かげさし、 蔵の窓より燈(ともしび)もれにじみぬ。 やはらかに、あまく、やや重き、小さい液体の珠(たま)は、 冷やかに舌のさきより消えて、ただ耳鳴の まだ残るうす暗やみに紅き幕音なく垂る。 かなしき女(をみな)の衣摺(きぬずれ)の如く、 またにほひの如く、 黒き河の面(おもて)を舟ゆく見ゆ。この青き酒の、 その底にまだ沈む沈丁花、執(しふ)の頸(うなじ)の、 唇に、わりなしや、はたからむ おくれ毛の筋。 (食後の歌) ※Wikipedia:木下杢太郎 ◆◇◆◇『侏儒の言葉西方の人』◆◇◆◇ 《芥川龍之介著 新潮文庫版》 侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫)輿論・  輿論(よろん)は常に私刑であり、私刑は又常に娯楽で ある。たといピストルを用うる代りに新聞の記事を用いた としても。    又  輿論の存在に価する理由は唯(ただ)輿論を蹂躙(じゅ うりん)する興味を与えることばかりである。〈44〉  

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

お前も懲りないね。
You'll never learn!
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 - 講師> ※この番組の放送は4月1日で終了しています。 Wikipedia:岩村圭南

◎◆◎アートのたのしみ《アメリカ》◎◆◎

Teacher's Birthday(先生の誕生日)
(1956年・個人蔵) ・1956年3月17日号『サタデーイブニングポスト』誌表紙作品。 昔、おだやかな、ほほえましい空気が流れる教室がありました。 生徒たちが、先生に「サプライズ・パーティー」を手配しました。 先生の机の上には、ささやかな誕生日プレゼント。リンゴ、オレン ジ、一輪に花、ああ、もう一輪、そして、束ねらえれたた紙包み。 黒板に "ハッピーバースデー Jonesy"などなど、思い思いの落書き。    床に目をやると、黒板消しとチョークの粉が落ちています。先生が が現れるのを待っている間に、黒板消し合戦があったことを示して います。 おかしいのは、赤いシャツ男の子の頭の上に黒板消しがのかったま まです。 ◆ノーマン・ロックウェル Norman Rockwell (1894年2月3日‐1978年11月8日〈84歳〉) ・ノーマン・ロックウェルアメリカの画家、イラストレーター。 軽いタッチでアメリカの市民生活を描いて、アメリカで幅広い大 衆的人気を博しています。 ニューヨーク生まれ、美術学校を出てから、アメリカ・ボーイス カウト協会の雑誌などに絵を書き始め、ボーイスカウト運動への 貢献に対して、後に、世界で十数人しか与えられていない功労賞 (シルバー・バッファロー章)を受賞しています。 1916年から1963年にかけて『サタデー・イーブニング・ポスト』 紙の表紙を飾り、とりわけ1940年代から1950年代のものが人気が あります。 アメリカ人の日常生活を描くことが、作品の重要な主題で、子ど も、とりわけ、少年や犬などの小動物が作品に頻繁に現れるのは、 彼の生い立ちに影響しています。両親とも画家の家庭に、1884年 ニューヨーク郊外で生まれました。 ☆Norman Rockwell ☆Norman Rockwell: 332 Magazine Covers  (Tiny Folios Series) [ハードカバー] Norman Rockwell: 332 Magazine Covers (Tiny Folio) ☆Norman Rockwell: An American Icon (amLira さんが 2008/01/28 にアップロード) 【A Documentary I made for US History on  Norman Rockwell. I used an awesome clip  from denis61 who made an animation of him!】