麻雀は男子大学生の「基礎教養」のような存在だった

麻雀は男子大学生の「基礎教養」のような存在だった

{その分野で、阿佐田哲也の名前を知らない者
 はいなかったと言ってもいい。しかし、近頃
 は麻雀を出来ない人の方が多いと聞く。だか
 ら、私は『哲也 雀聖と呼ばれた男』を書く
 際には、麻雀のルールを知らない人でも、ス
 トーリーがわかるように腐心したものである}

竹内一郎著『ツキの波』(8)

◆◇◆立ち読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(119)

▼△第三章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘(25)△▼

・二度の水素爆発に「日本が終わる」・(その3)

あとで、彼は検査を受けた。もう彼は子供を作れない
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(84)

▼△第三章 原発事故と震災の思想論〈21〉△▼ ・ニ この震災は天罰か――震災をめぐる思想的な問題・ ・石原都知事の天罰発言・(その1)   
日本人のアイデンティティは我欲

竹内一郎著『ツキの波』(8)

・第1章 運の総量は一定である(6)
阿佐田哲也の経歴◇
麻雀は男子大学生の「基礎教養」のような存在だった
《「 ◇今日の注目写真(Source:REUTERS◇ ◇Iranian smugglers squeezed out by currency in freefall (By Marcus George KHASAB, Oman | Wed Oct 3, 2012 10:43am EDT KHASAB, Oman (Reuters) - The fiber-glass skiffs hurtle across the water at break-neck speed, skirting the rocky cliffs on the last leg of the perilous journey from Iran to the sleepy backwaters of Oman's Musandam peninsula.) 一時期までは麻雀は男子大学生の「基礎教養」 のような存在だったこともあった。 その分野で、阿佐田哲也の名前を知らない者 はいなかったと言ってもいい。 しかし、近頃は麻雀を出来ない人の方が多い と聞く。だから私は『哲也 雀聖と呼ばれた 男』を書く際には、麻雀のルールを知らない 人でもストーリーがわかるように腐心したも のである。 ここで若い読者のために、阿佐田哲也の紹介 をしよう。 阿佐田哲也ペンネーム。麻雀をやって「朝 だ、徹夜」がその由來というのは定説になっ ている(私は別の理由もあると思うが長くな るので省く)。 『麻雀放浪記』『ドサ健ばくち地獄』など代 表作である。 昭和四十年代に麻雀ブームを起こし、テレビ の深夜番組などで対局の解説をやる。小島武 夫氏、古川凱章氏などのプロ麻雀師を巻き込 んで「麻雀新撰組」を結成、マスコミを賑わ した。 『麻雀放浪記』は和田誠氏の脚本・監督で映 画化されている。 この映画はいくつの章を受けたが、阿佐田名 義の小説では一つも賞を貰っていない。大衆 小説というより娯楽読み物という扱い、文学 史上は無印の作家ということになる。 一方、本名の色川武大では、主に純文学を書 いている。 『黒い布』で中央公論新人賞。 『怪しい来賓客』で泉鏡花文学賞。 『離婚』で直木賞。 『石』で川端康成文学賞。 『狂人日記』で読売文学賞をそれぞれ受賞し ている。華々しい経歴である。 前者では、ベストセラーをいくつも出してい る。後者には、ベストセラーと呼べるほど売 れた本は少ない。 阿佐田名「実」を取る。色川名で「名」を取 る。二つの名前を足して、名実ともに揃う。 」》 ◎きょうは、ぜひ、和田誠さんについて語り たいです。そのきらめくような才能に憧れて きました。 たばこ「ハイライト」のパッケージデザイン などで、イラストレーターとしての和田誠さ んを知っていましたが、なんと、映画を作っ たしまったので驚きました。 フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』のオープ ニングタイトルは懐かしいです。 イラストレーターとしては、「週刊文春」の 表紙や、星新一著作の挿絵を多数手がていま す。書籍の装丁の仕事も数多く、星新一・丸 谷才一の一連の作品や、村上春樹『アフター ダーク』などを手がけています。 さらに、映画ファンとして、『お楽しみはこ れからだ』をはじめとする映画に関わるエッ セイ集があります。 小泉今日子主演の『快盗ルビイ』などは、映 画監督として、高く評価されています。 異業種の人が映画の監督を手がけて、第1作、 第2作を連続でキネマ旬報ベストテン入りさ せたのは、後にも先にも和田誠だけです。 これらの作品が発表された頃は、実力の伴わ ない異業種監督が、もてはやされた時期だっ ただけに実力の違いを見せつけました。 奥様は料理愛好家・シャンソン歌手の平野レ ミさん。ロックバンド・TRICERATOPS の和田 唱はご長男。伯父に「日劇」のレビューの演 出家だった、山本紫朗氏がいます。 ☆小泉今日子快盗ルビイ』(ムービー・バージョン)和田誠監督 (sabisinbou さんが 2012/03/01 に公開) 【和田誠監督、小泉今日子真田広之主演 「快盗ルビイ」同名主題歌のムービーバージョン  作詞・和田誠 作曲・大滝詠一  歌・小泉今日子】 ☆中山千夏和田誠「どんなかんじかなあ」 (da bow さんが 2012/04/30 に公開) 【どんなかんじかなあ 中山千夏・ぶん 和田誠・え  http://www.jiyu.co.jp/ehonjido/detail.php?eid=00075&series_id=s08  第11回日本絵本賞受賞】 ☆和田誠の多彩な活動一望・展覧会「和田誠の仕事」   「ハイライト」発売50年記念(2010年10月18日) ・たばこ「ハイライト」が発売50年記念個展にて (つづく) (1152dys-766ent) (1153dys-766ent休)金 〜(1156dys-766ent休)月

『ツキの波』

新書: 189ページ 出版社: 新潮社 (2010/04) ・人間はツキを支配や制御することはできないが、その性質を 知り、波を利用することはできるのではないか。ツキという不 思議な存在を誰よりも深く考え、語り続けてきた作家、阿佐田 哲也(色川武大)。その思想は現代人にとって大きな指針となる。 遺された至言の数々を『人は見た目が9割』の著者が読みとく。 〔目次〕 第1章 運の総量は一定である 第2章 直感は考え抜いた末に出来上がる 第3章 勝利は終末への第一歩 第4章 ヒットを打つよりフォームを固めよ 第5章 真理は市民社会の外にある 第6章 「運の達人」たちに学ぶ 終章  世界は乱雑なまま肯定される 〔著者〕 ☆竹内一郎(竹内たけうち いちろう)☆ ・1956(昭和31)年福岡県久留米市生まれ。劇作家・演出 家・著述業。横浜国大卒。博士(比較社会文化、九大)。 さいふうめい名義で『哲也―雀聖と呼ばれた男―』の原案を担当。 『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞受賞。 著書に『人は見た目が9割』など。 ツキの波 (新潮新書)参照:2011-11-21「できる人は「声」が違う!」『人は見た目が9割』(1)

竹内一郎著『ツキの波』(8)

◆◇◆立ち読み・坐り読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(119)

《「原発はタブーの宝庫。だからオレらが儲かる!」   某地方の暴力団組長   −暴力団専門ライターが実際に動いたからこそ    書ける原発という巨大なシノギ−    「原発は儲かる。どでかいシノギだな。電力会社と交渉して、   ゼネコンと話付けて、地元の土建屋に仕事を振る。代紋な   しではとても捌ききれん。原発はタブーの宝庫。裏社会の   俺たちには、打ち出の小槌となるんだよ」。ヤクザが語る   衝撃の事実。日本最大のタブーがいま明かされる!   ―誰も書けなかった 命懸けの衝撃ノンフィクション―》   【表紙帯から】  ▼△第三章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘(25)△▼

・二度の水素爆発に「日本が終わる」・(その3)

あとで、彼は検査を受けた。もう彼は子供を作れない
《「――「愕然としたっていうか……いや、あれくらいで格納容器 は破損しないだろうとは思いました。 ただやぱっぱり推測なんです。これまでそういうふうに勉強してき たから、というだけで、それ以上の根拠はない。ホントに開いちゃ ってたら、避難するしかないとは分かってました。 開いちゃってたらアウトです。そうなったらチェルノブイリ方式で、 捨て身で止めるしか方法がないんんです。 まず原子炉から確かめよう。行かなきゃなにも始まらない。車でゲ ートを抜けたたんですけど、建屋まで行けませんでした。散乱した 瓦礫がすごくって、タイヤがパンクしちゃうだろうと思ったんです。 仕方がないので車を降り、歩いて建屋の様子を見にいきました。確 認したかったのは1号機と3号機です。一番やばいところに行かな いと本当のことが分からない。被害の軽いところを見て、ああ、こ んなモンだと思っちゃたらまずいでうから。 歩き始めて10分くらい……3号機の手前100メートル付近まで 行きました。その頃、4号機の原子炉建屋はそうでもなくて、壁な んか崩れてなかった。でもそこまで行った段階で、すぐ後戻りしま した。 これ以上入ったら駄目だ。感覚ですよね。これはとても側まで行け るもんじゃないと分かった」 彼は当時の様子を家族には秘密にしている。原発の復旧作業に従事 したことは伝えてあるが、どんな作業をしたか打ち明けられないそ うだ。 「ようやく家に戻っても、なにも言えないんです。余計な噂が立っ て、騒ぎになったら会社も困るし、きっと(健康のことを)心配す るでしょう。 あとあと高線量の瓦礫があんなにあったんだ、線量がハンパなくら い高かったんだと知って、自分が一番びっくりしちゃったこともあ ります」 いったん現場を離れた後、彼は検査を受けた。 もう彼は子供を作れない。 ――」》 ◎大間原発建設再開と、六ケ所再処理工場と、下北核半島の怖さ 青森市から車で二時間、下北半島の根付に六ケ所村にある核燃料サ イクル施設「六ケ所再処理工場」があります。 1998年から2010年まで13年にわたり、ここへ全国の原発 54基から出た使用済み核燃料が運び込まれ、すでに2827トン (ウラン換算重量)という、気が遠くなるような量になっています。 もし、この工場が、福島第一原発と同じように、電源喪失したり、 核燃料の貯蔵プールを損壊させたり、工場そのものを爆発させてい たら、原子炉を100基まとめてドーンと爆発させたような想像を 絶する大惨事なっていたでしょう。日本列島どころか、世界が終わ っていたにちがいないのです。原子力の専門家ほど、分かっている はずのなに、破滅への道を突き進んいます。 ヤクザと原発 福島第一潜入記文藝春秋 (2011/12/15) ・〈目次〉・ 序 章 ヤクザの告白「原発はどでかいシノギ」 →第1章 私はなぜ原発作業員となったのか 第2章 放射能vs.暴力団専門ライター 第3章 フクシマ50が明かす「3・11」の死闘 第4章 ついに潜入!1Fという修羅場 第5章 原発稼業の懲りない面々 終 章 「ヤクザと原発」の落とし前 ◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

高橋哲哉『犠牲のシステム 福島・沖縄』(集英社新書)☆(84)

《経済成長も安全保障も「犠牲」の上に成り立っている。  『靖国問題』以来、6年ぶりの書き下ろし新書!  本書のテーマは、犠牲のシステムとしての福島と沖縄  である。それは、一九四五年の敗戦以後、今日までの  日本を「戦後日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、  戦後日本の国家体制に組み込まれた二つの犠牲のシス  テムを表しているからだ。》【表紙帯から】 ▼△第三章 原発事故と震災の思想論〈21〉△▼ ・ニ この震災は天罰か――震災をめぐる思想的な問題・ ・石原都知事の天罰発言・(その1)   
日本人のアイデンティティは我欲
《「――「犧牲のシステム」という私の考え方は、「犧牲」 (sacrifice)という観念、思想、制度、それらについての一般的な 関心を背景にしている。 こうした観点からすると、今回の東日本大震災福島原発事故をめぐ って、日本のみならず世界的にも注目すべき議論が出てきた。今回の 震災が「天罰」であるという議論である。 震災を天罰だとする主張には、一種の「犧牲の論理」が見出される。 震災と原発事故をめぐる思想的な問題はほかにもあるが、ここでは、 まず、いわゆる「天罰論」をめぐって考察してみたい。 震災を天罰とみなす発言は、日本だけでなく国外にも見られた。ま ず、日本国内で真っ先に注目されたのは、三月一一日の直後、三月 一四日の石原慎太郎東京都知事の発言である。  石原慎太郎東京都知事は一四日、東日本大震災に関して、「日  本人のアイデンティティは我欲。この津波をうまく利用して我欲  を一回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と述べた。  都内で報道陣に、大震災後への国民の対応について感想を問われ  て答えた。  発言の中で石原知事は「アメリカのアイデンティティは自由。フ  ランスは自由と博愛と平等。日本にはそんなものはない。我欲だ  よ。物欲、金銭欲」と指摘した上で、「我欲に縛られて政治もポ  ピュリズムでやっている。それを(津波)一気に押し流す必要が  ある。積年たまった日本人の心のあかを」と話した。一方で「被  災者の方々はかわいそうですよ」とも述べた。  石原知事は最近、日本人の「我欲」が横行しているとの批判を繰  り返している。(朝日新聞 三月一五日) ――」》 ◎「秘密会」の存在を、福島県(村田文雄副知事)が認めた 毎日新聞(10月03日)によれば、東京電力福島第1原発事故を受け て福島県が実施中の県民健康管理調査について、専門家による検討 委員会に先立ち秘密裏の「準備会」が開かれていた問題で、村田文 雄副知事は3日の県議会で、「準備会を公表せずに開催したことで 誤解を招いたのは大変遺憾。県民の皆様に深くおわび申し上げる」 と陳謝しました。 「がん発生と原発事故に因果関係はない」を主眼としたすり合わせ 「秘密会」の存在を、福島県(村田文雄副知事)が認めたわけです。 そもそも、この「秘密会」の委員長山下俊一氏は、福島県知事佐藤 雄平の要請により、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就 任したものです。 この山下俊一氏は、2011年3月21日に福島テルサで開かれた講演 会で、『今、いわき市で外で遊んでいいですか』『どんどん遊んで いい』と述べ、福島も同じです。心配することはありません。是非、 そのようにお伝えください」と発言していました。 どうして、こんな人が、いまなお、福島県放射線健康リスク管理ア ドバイザーの職責についていられるのか、不思議です。

福島県:全国の避難者 9月12日現在 99,521人(復興庁)

福島民報社のニュースサイト ◆◆廃棄物燃却灰保管に黄色信号 「基準値超え」搬出できず 容量を圧迫 犠牲のシステム 福島・沖縄 (集英社新書)集英社 (2012/1/17) ・〈目次〉・ 第一部 福島 ・第一章 原発という犠牲のシステム ・第ニ章 犠牲のシステムとしての原発、再論 ・第三章 原発事故と震災の思想論 第ニ部 沖縄 ・第四章 「植民地」としての沖縄 ・第五章 沖縄に照射される福島 ★★★本書のテーマは、犧牲のシステムとしての福島と沖縄である。 なぜ、福島と沖縄のか。それれは、一九四五年の敗戦以後、今日ま での日本を「敗戦日本」と呼ぶなら、これら二つの地名が、戦後日 本の国家体制に組み込まれた二つの犧牲のシステムを表しているか らだ。 沖縄が戦後日本の犧牲でったこと。それは、沖縄戦という史上稀に 見る過酷な戦闘の戦場にされた沖縄に米軍が居座り、サンフランシ スコ講和条約第三条によって、沖縄がその米軍の施政下に置かれ、 一九七二年に日本に復帰して以後も、今なお全国の米軍専用施設の 約七四パーセントが沖縄に集中しているという、このことをさして いる。

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔秋〕 生活  夜仕事や短き影のよく動き
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☆★☆≫ 詩歌逍遙 ≪☆★☆

 堀口大学
・秋のピエロ・
泣き笑ひして 我がピエロ 秋じゃ 秋じゃ と歌ふなり。 O(オー)の形の口をして 秋じゃ!秋じゃ!と歌ふなり。 月のやうなる 白粉の 顔が涙を流すなり。 身すぎ世すぎの是非もなく おどけたれどもわがピエロ 秋はしみじみ身に滲みてしみて 真実涙を流すなり。        (月光とピエロ) ※Wikipedia:堀口大学 ◆◇◆◇『侏儒の言葉西方の人』◆◇◆◇ 《芥川龍之介著 新潮文庫版》 侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫) ・椎の葉・  完全に幸福になり得るのは白痴にのみ与えられた特権で ある。如何なる楽天主義者にもせよ、笑顔に終始すること の出来るものではない。  いや、もし真に楽天主義なるものの存在を許し得るとす れば、それは唯(ただ)如何に幸福に絶望するかと云うこ とのみである。  「家(いへ)にあれば笥(け)にもる飯(いひ)を草ま くら旅にしあれば椎の葉にもる」とは行旅の情をうたった ばかりではない。  我我は常に「ありたい」ものの代りに「あり得る」もの と妥協するのである。  学者はこの椎の葉にさまざまの美名を与えるであろう。 が、無遠慮に手に取って見れば、椎の葉はいつも椎の葉で ある。    椎の葉の椎の葉たるを歎(たん)ずるのは椎の葉の笥た るを主張するよりも確かに尊敬に価している。  しかし椎の葉の椎の葉たるを一笑し去るよりも退屈であ ろう。  少くとも生涯同一の歎を繰り返すことに倦(う)まない のは滑稽こっけいであると共に不道徳である。  実際又偉大なる厭世(えんせい)主義者は渋面ばかり作 ってはいない。不治の病を負ったレオパルディさえ、時に は蒼(あお)ざめた薔薇(ばら)の花に寂しい頬笑(ほほ えみ)を浮べている。……    追記 不道徳とは過度の異名である。〈38〉   

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

このグランドは水はけがよくない。
This field doesn't drain well.
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 - 講師> ※この番組の放送は4月1日で終了しています。 Wikipedia:岩村圭南

◎◆◎アートのたのしみ《アメリカ》◎◆◎

The Problem We All Live With (アメリカ国民の課題)
〈1964年1月14日号『ルック』誌のイラスト〉 (1964年・個人蔵) ・後期の代表作。人種差別的な悪戯書きがなされトマトが投げつ けられた壁の前を、連邦保安官に守られながら通学する幼い黒人 少女の姿(公民権運動の一環として白人の学校に通おうとする場 面)を描いており、ノーマンの社会正義感の強さが感じられます。 ◆ノーマン・ロックウェル Norman Rockwell (1894年2月3日‐1978年11月8日〈84歳〉) ・ノーマン・ロックウェルアメリカの画家、イラストレーター。 軽いタッチでアメリカの市民生活を描いて、アメリカで幅広い大 衆的人気を博しています。 ニューヨーク生まれ、美術学校を出てから、アメリカ・ボーイス カウト協会の雑誌などに絵を書き始め、ボーイスカウト運動への 貢献に対して、後に、世界で十数人しか与えられていない功労賞 (シルバー・バッファロー章)を受賞しています。 1916年から1963年にかけて『サタデー・イーブニング・ポスト』 紙の表紙を飾り、とりわけ1940年代から1950年代のものが人気が あります。 アメリカ人の日常生活を描くことが、作品の重要な主題で、子ど も、とりわけ、少年や犬などの小動物が作品に頻繁に現れるのは、 彼の生い立ちに影響しています。両親とも画家の家庭に、1884年 ニューヨーク郊外で生まれました。 ☆Norman Rockwell ☆Norman Rockwell: 332 Magazine Covers  (Tiny Folios Series) [ハードカバー] Norman Rockwell: 332 Magazine Covers (Tiny Folio) ☆Norman Rockwell: An American Icon (amLira さんが 2008/01/28 にアップロード) 【A Documentary I made for US History on  Norman Rockwell. I used an awesome clip  from denis61 who made an animation of him!】