やくざの声は演技か本気か

やくざの声は演技か本気か

{「声は人なり」と言うこともできます。たしかに
  人柄や生き方と無関係に、トレーニングで鍛える
  ことはできますが、声を聞くことの専門家から見
 れば、テクニックばかりで「芯の部分は変わらな
 い」とも思うのです}

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内 一郎(35)

<第2章>声は「見た目」以上にものをいう
やくざの声は演技か本気か

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社☆(39)

▼△第3章 東京電力の歴史と傲慢△▼ (5)
・“国策逮捕”された前福島県知事(上)
自民党参議院議員だった佐藤は原発反対派ではなかった

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

▼△第2章 まぼろし核燃料サイクル(28)△▼
・全国初のプルサーマル事前承認(その3)
大熊町双葉町が計画の導入を容認を表明した
『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(35)

<第2章>声は「見た目」以上にものをいう

やくざの声は演技か本気か
《「 イギリスの政治家ディズレーリ(一八〇四〜 一八八一)は著書『タンクレッド』にこう記 しています。 Wikipedia:ベンジャミン・ディズレーリ 「声は性格を的確に表す」 一八四七年のことです。 やくざは強くあらねばなりません。だから、 野生動物の咆哮を思わせる、ドスの効いた声 を出すように工夫します。 やがて、それが身に着いていきます。そうい う意味で、声は性格を的確に表す、言っても いいでしょう。 教員や銀行の窓口業務の人など、声が大事な 仕事をしている人は、多かれ少なかれその人 の持ち味になっており、性格とも絡み合って います。 私も「演技は人なり」と考えている一人では あります。 演技には技術の部分も確かにありますが、最 後の最後は〈生き方〉だな、と思います。い くら名人と呼ばれても、ケチな人はどこかケ チ臭さがにおうものです。 それと同じように「声は人なり」と言うこと もできます。 たしかに人柄や生き方と無関係に、トレーニ ングで鍛えることはできますが、声を聞くこ との専門家から見れば、テクニックばかりで 「芯の部分は変わらない」とも思うのです。 」》 (つづく) (Y168-69) ◎「声は人なり」といえば、私は、真っ先に 皇后美智子様の優しいお声が耳許に届いてき ます。これほど、お人柄が声に表れている方 を、ほかに知りません。 1998年(平成10年)、ニューデリーで開催さ れた「国際児童図書評議会 (IBBY)」 に際して、ビデオによる大会基調講演(英文) 講演を行い、日本武尊の妃、弟橘比売命(お とたちばなひめのみこと)の吾妻における入 水の物語などを引いて、成婚以来の胸中をお 話しされ、聴衆に深甚なる感銘を与えました。 第26回IBBYニューデリー大会基調講演 「子供の本を通しての平和−−子供時代の  読書の思い出−−美智子」 Theme: Peace Through Children's books Keynote Speech by Her Majesty Empress Michiko of Japan ― Reminiscences of Childhood Readings― この講演のなかで、美智子様は子どものころ に読んだ「世界名作選」の中から、ロバート ・フロストの「牧場」という詩を朗読されま した。 「牧 場」 牧場の泉を掃除しに行ってくるよ。 ちょっと落葉をかきのけるだけだ。 (でも水が澄むまで見てるかも知れない) すぐ帰ってくるんだから− 君も来たまヘ 小牛をつかまへに行ってくるよ。 母牛のそばに立ってるんだがまだ赤ん坊で 母牛が舌でなめるとよろけるんだよ。 すぐ帰ってくるんだから− 君も来たまヘ THE PASTURE I'm going out to clean the pasture spring; I'll only stop to rake the leaves away (And wait to watch the water clear, I may): I shan't be gone long. − You come too. I'm going out to fetch the little calf That's standing by the mother. It's so young It totters when she licks it with her tongue. I shan't be gone long. − You come too. ◎この講演の全文をご覧になれます。(日本語、英語) 第26回IBBYニューデリー大会基調講演 - 宮内庁 ◎残念ながら、この講演の動画を見つけるこ とは、出来ませんでしたが、当時、テレビで 放映されたのを見て、ものすごく感激したの を忘れません。お声からお人柄そのものが溢 れ出てくるのです。
美智子さま紀宮さま 動画集
(hinomaruspirits さんが 2008/04/19 にアップロード) 【美智子皇后陛下と紀宮さま(現 黒田清子さん)  の動画集です。有志の方の作品】
ライオンの喧嘩
(okanoyajun さんが 2008/02/20 にアップロード) 【多摩動物園に行ったときに遭遇しました】 ◎厳密に野生とは言えませんが、やはり、ラ イオンの咆哮はすごいものがありますで。
浪曲 国定忠治 名月赤城山(1/5)口演;先代広沢虎造
(ZEETRIBE さんが 2008/09/21 にアップロード) 【広沢虎造の名演です。赤城山への逃亡の後で忠治が  子分の浅太郎に命じて勘助を斬らせたあたり、名月  赤城山のさわりのお話をどうぞ】 ◎ドスが効いた声といっても、名人にかかれ ば、さわやかに聞こえてきます。

『「声」は見た目よりものをいう』

単行本: 179ページ 出版社: 潮出版社 (2011/5/6) 〔目次〕 <はじめに> <第1章>できる人は「声」が違う!
<第2章>声は「見た目」以上にものをいう
<第3章>いい声をつくるヒント <第4章>さらに表現を豊かにするために <終章>〈声〉の世界を楽しもう 〔著者〕 ☆竹内 一郎(たけうち・いちろう)☆ 演出家・劇作家・漫画原作者。 1956年福岡県生まれ。横浜国立大学教育学部心理科卒業。 九州大学博士(比較社会文化)。九州大谷短期大学助教授を へて宝塚大学教授。『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 でサントリー学芸賞さいふうめいの筆名で発表した『戯曲 ・星に願いを』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、『哲也  雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞。非言語コミュ ニケーションを説いた『人は見た目が9割』が110万部の ベストセラーとなった。

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(35)

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社☆(39)

原発安全神話を捏造してきたのは誰か!   政財界、メディアと御用学者とタレント文化人  ――原発翼賛体制のすべてを暴き、フクシマの  惨事を招いた者たちを、怒りをこめて告発する》  (表紙帯から)
▼△第3章 東京電力の歴史と傲慢△▼ (5)
・“国策逮捕”された前福島県知事(上)
自民党参議院議員だった佐藤は原発反対派ではなかった
《「――電力会社が原発を国策とする政府と一体となっていること は、前福島県知事の佐藤栄佐久の強引な逮捕で明らかである。端的 に言って、佐藤は事故を頻発させる東京電力に「待った」をかけた ため、“国策逮捕”された。 自民党参議院議員だった佐藤は決して原発反対派ではなかった。 しかし、福島県知事になってまもなく、「原発をめぐる戦い」を始 めることになる。佐藤の『知事抹殺』(平凡社)に従って、その経 緯を追ってみよう。 一九八九年一月六日、東電福島第ニ原発3号機で原子力炉内にボル トや座金が流入するという大事故が起こった。これを東電は隠し続 け、ようやく経過説明に県庁を訪れた東電原子力部長の池亀亮は、 「安全性が確認されれば、炉心に流入した座金が回収されなくとも 運転はありうる」と発言する。 「地元住民の気持ちを無視した、いかにも技術者的な発言」に佐藤 は驚き、知事として、 「安心は科学ではない。事業者と県民の信頼によってつくられるも のだ」と反駁した。――》 原発文化人50人斬り ◎いまや、“国策逮捕”には、誰も驚かない。国にまで落ちぶれた (もともと、そうだったのかも―)日本という法治国家。それどこ ろか、検察の暴走という意味ではこちらのほうがもっと怖い“逆国 策捜査”というのもある。検察が自民党に配慮して捜査・立件を手 控えた日歯連献金事件だ。 ///////////////////////////////////////////////////////////

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

《国が操る「原発全体主義政策」の病根を知り尽くした  前知事がそのすべてを告発》(表紙帯から)
▼△第2章 まぼろし核燃料サイクル(28)△▼
・全国初のプルサーマル事前承認(その3)
大熊町双葉町が計画の導入を容認を表明した
《「――これを受け、八月一八日(1998年)、東京電力は県、 大熊町双葉町プルサーマル事前了解願いを提出した。「核燃料 サイクル懇話会は最終回ではない」と私は釘を刺しておいた。 県庁での検討が終わったと表明すると、「ならば導入を」という外 圧がすぐかかるし、県議会や立地市町村も浮き足立つ。もう待てな い、という雰囲気が、国にも、東電にも、そして立地自治体にもみ なぎっていた。 九月四日、原子力発電所安全確保技術連絡会の安全対策部を開き、 プルサーマル計画の安全性を技術面から検討した。 そして、議論を県議会にゆだねた。一〇月八日、福島県議会は全員 協議会を開催、国や学識経験者の意見を聞いた。 一九日、県議会は二回目の全員協議会を開いた。自民、県民クラブ (民主系)は賛成。社民、公明は慎重な立場、共産党は反対した。 斎藤卓夫議長は、「県民の大勢としては、計画の導入に特に問題な い」と私に伝えてきた。一〇月ニ三日には大熊町双葉町が県議会 の意向をふまえ、計画容認を表明した。――》 福島原発の真実 (平凡社新書) ◎賽は投げられた!

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔冬〕動物 新刊書ひらく白鳥はばたけり
http://shop.bungak.com/products/detail.php?product_id=143

≫平成万葉集

読売新聞社 (編集)、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
雲間から日差しが伸びて空の道風が通れば形を変える
萩原悠季(16歳)埼玉県            

◆◇◆悪魔の辞典より◆◇◆

アンブローズ ビアス (著)、Ambrose Bierce (原著)、 西川 正身 (翻訳)
結婚式(wedding n.)
二人の人間が一個の人間になろうと企て、そのうち の一人が無にも等しい存在になろうと企て、無にも 等しい存在が一緒にいても苦にならない者になろうと 企てる儀式。 新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

その古い車を下取りに出したら。
Why don't you trade in that old car?
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 講師>

◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎

E.C.バーン=ジョーンズ“赦免の木”
(The Tree of Forgiveness) (1881-82年・Lady Lever Art Gallery、ポート・サンライト、英国) ギリシャ連合のスパルタと、その宿敵トロイの間に無血同盟が 結ばれた夜…。トロイの王子パリスとスパルタの王妃ヘレンに、 禁断の恋が芽生えて、若き情熱に駆られたパリスは、非道を承知 でヘレンを自国へ奪い去ってしまう。トロイ侵攻の口実を得たギ リシャ王アガメムノンは、屈辱に燃えるスパルタ王メネラオスと ともに、全ギリシャを挙げての進軍を開始します――。 バーン=ジョーンズは、ギリシャ神話の文脈のなかで、暴力的な 性愛、裏切り、後悔、許しなどが、洗練された抽象的な流線形で 可視化して、描いています。背景のアーモンドの木は、「神の承 認、もしくは支持」を象徴すると言われています。また、アーモ ンドの花言葉は、イギリスでは「おろかさ」「無分別」、フラン スでは「永久のやさしさ」となっています。 ◇サー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ (Sir Edward Coley Burne-Jones, 1833年8月28日 - 1898年6月17日) パーミンガム生まれ。イギリスの美術家。ラファエル前派と密接な関 係を持つデザイナーでラファエル前派をイギリス画壇の主流に押し上 げ、彼自身も数々の精巧で美しい芸術作品を作り上げました。フィリ ップ・バーン=ジョーンズの父。 1853年、オックスフォード大学のエクセター・カレッジで神学を学ぶ。 そこでウィリアム・モリスと出会い、2人とも将来牧師になるつもり でしたが、ラスキンの思想や中世ゴシックの建築・美術に興味を抱き、 別の道へ進んでいくことに。1855年、ロンドンでロセッティやラファ エル前派の作品に接し、その年の夏、バーン=ジョーンズとウィリア ム・モリスはフランスを旅行し、そこで、決定的に牧師の道を辞め、 芸術の道を選択しました。バーン=ジョーンズはバーン=ジョーンズ は画家、モリスは建築家に。
Sir Edward Coley Burne-Jones(スライド・ショー)
(inesvigo さんが 2010/02/15 にアップロード) 【Sir Edward Coley Burne-Jones (Birmingham, 28 de agosto de  1833 Londres, 17 de junio de 1898) fue un artista y  disenador ingles asociado con la Hermandad Prerrafaelita,  y principal responsable de atraer a los prerrafaelitas a  la corriente principal del arte britanico y, al tiempo,  produciendo algunas de las mas exquisitas y bellas obras  de arte de la epoca.】