“相手に届かせたい”という気持ちが一番大事(上)

{部下が「この人について行こう」と思えるような上司に
 ならなければ、組織はうまくまわっていかないのです。
 織田信長桶狭間の戦いを思い出してみましょう。
 二万五千の今川義元の軍勢に対して、織田軍は一〇分の
 一しかいませんでした。信長が腰抜けで、「この人につ
 いて行こう」と到底思えない男だったら、奇跡的な勝利
  を手にすることはなかったはずです}

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内 一郎(29)

<第2章>声は「見た目」以上にものをいう
“相手に届かせたい”という気持ちが一番大事(上)

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社☆(33)

▼「おわりに」から▼
本書の出発点は「被災リポート」(その3)
●メディアは子どもたちを頭に置きながら報道しているだろうか

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

▼・第2章 まぼろし核燃料サイクル(22)▼
核燃料サイクル懇話会と民主主義(その5)
市民社会の成熟化―自己決定に責任を持つことが必要不可欠
『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(29)

<第2章>声は「見た目」以上にものをいう

“相手に届かせたい”という気持ちが一番大事(上)
《「 大きな会社や組織が主催する、管理職を対象 としたセミナーに呼ばれることがあります。 会議でプレゼンテーションをする時など、堂 々としたしゃべり方、立ち振る舞いを身に付 けていないと、部下が安心してついて行けな くなるからです。 管理職は高学歴の方が多く、紙の上に書かれ た情報を処理する能力が高いといえます。大 学入試や就職試験の時に問われる力は持って いるから、模範解答のような指示を文章で出 すことはできるのです。 しかし、印刷した紙や、メールだけで、部下 が生き生きと働いて結果を出してくれるなら、 管理職の悩みは八〇パーセント近くは解決さ れるのではないでしょうか(いや、一〇〇パ ーセントと言ってよいかもしれません)。 部下が「この人について行こう」と思えるよ うな上司にならなければ、組織はうまくまわ っていかないのです。 織田信長桶狭間の戦いを思い出してみまし ょう。二万五千の今川義元の軍勢に対して、 織田軍は一〇分の一しかいませんでした。 信長が腰抜けで、「この人について行こう」 と到底思えない男だったら、奇跡的な勝利 を手にすることはなかったはずです。
織田信長の敦盛
(siuala さんが 2006/11/20 にアップロード) 【人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり、  ひとたび生を得て、滅せぬ者の有るべきか】 私は立ち振る舞いに始まり、アクション、表 情、目線、声の力、などのレクチャーをしま す。立ち振る舞いの大切さは、日本にも浸透 してきましたが、声は残念ながら疎かにされ てきました。 なぜか――。 」》
一流人の礼法DVD(サンプル映像)
(jmcaaudio さんが 2010/08/25 にアップロード) 【 800年以上に渡って受け継がれてきた、日本を代表する小笠原 流礼法の宗家が、リーダーのためだけに"本物の礼法"を映像と 専用テキストの併用でわかりやすく解説指導。映像ならではの 効果とわかりやすさで、上に立つ者の姿勢はもちろん、社長が 遭遇しやすい場面での一流の所作を見るだけで体得できる、経 営者必見の実務DVD。 講師:小笠原清忠(小笠原流礼法第三十一世宗家) 日本経営合理化協会オーディオ・ヴィジュアル局 http://www.jmca.jp/prod/1620.html】 (つづく) (Y159-66) ◎去年、監督生活50年を迎えた山田洋次監 督の言葉にハットさせられました。 「寅さん」の撮影で、日本全土を見てきて、 この50年間で、日本各地の日本らしい自然 がその姿を消してしまいました。別にこの述 懐に驚いたのではありません。この50年間 で、日本人の立ち振る舞いが、すっかり変貌 してしまったという嘆きに、ハットさせらた のです。山田洋次監督に言わせれば、一つの 日本の伝統文化の喪失なのです。たしかに、 私たちは、親の代に比べて、身のこなしに、 大らかさが無くなり、せせこましい仕草をし ていますね。 たとえば、小津安二郎監督の『東京物語』に 出てくる 東山千栄子さんの鷹揚な立ち振る舞 いを見ると、往時が偲ばれます。
小津安二郎東京物語』予告編
(kyuzooo1 さんが 2010/04/02 にアップロード) 【小津安二郎監督。1953年の作品です】

『「声」は見た目よりものをいう』

単行本: 179ページ 出版社: 潮出版社 (2011/5/6) 〔目次〕 <はじめに> <第1章>できる人は「声」が違う!
<第2章>声は「見た目」以上にものをいう
<第3章>いい声をつくるヒント <第4章>さらに表現を豊かにするために <終章>〈声〉の世界を楽しもう 〔著者〕 ☆竹内 一郎(たけうち・いちろう)☆ 演出家・劇作家・漫画原作者。 1956年福岡県生まれ。横浜国立大学教育学部心理科卒業。 九州大学博士(比較社会文化)。九州大谷短期大学助教授を へて宝塚大学教授。『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 でサントリー学芸賞さいふうめいの筆名で発表した『戯曲 ・星に願いを』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、『哲也  雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞。非言語コミュ ニケーションを説いた『人は見た目が9割』が110万部の ベストセラーとなった。

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(29)

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社☆(33)

▼「おわりに」から▼
本書の出発点は「被災リポート」(その3)
●メディアは子どもたちを頭に置きながら報道しているだろうか
《「――姉夫婦と甥一家五人、そして近くに住む姪が大集合してお り驚かれる。一〇年ほど前に買った反射板付きの石油ストーブが煮 炊きに大活躍する。 そして、仏壇にあったローソクも欠かせない脇役となったのだが、 とくに甥の娘と息子の落ち込みに、六六歳の私は粛然とさせられた。 八〇歳の義兄と七三歳の姉はもちろん、四〇代の姪と甥夫婦、それ に一九歳の甥の長男は何とか、この大惨事を受けとめることことが できる。 しかし、まだ中学生の長女と次男はこの揺れがいつまでも続くよう に考えてしまうのである。 二日目に電気が通じて見たテレビの光景はトラウマとなって残るか もしれない。火を恐れてローソクをすぐに消そうともする。 二人の不安をなだめながら、自分は鈍感になってしまったいるのか しれないと思った。メディアはこうした子どもたちを頭に置きなが ら報道しているのだろうか。 断続的に襲ってくる揺れの中で、私は“旧友”菅直人の首相談話や、 官房長官枝野幸男の記者会見を見ていた。 あるいは厳しすぎるかもしれないが、死を体験する可能性があった 「現場」の人間として言わせてもらえばどうしても他人事に聞こえ、 一語一語に切実感がなかった。 地震による津波が発生したことを原因として東京電力の福島原子力 発電所で爆発事故が起こったことを、彼らは“説明”しようとして る。それは無意識に自らの責任を免れようと思っているからではな いか。――》 原発文化人50人斬り ◎子どもの「生活」が奪われたことに、どれだけ、大人は理解でき ているだろうか。逆に、子どもが、大人のことを気遣っている場面 を見せられて、情けなく、おろおろしてしまう。 ///////////////////////////////////////////////////////////

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

《国が操る「原発全体主義政策」の病根を知り尽くした  前知事がそのすべてを告発》(表紙帯から
▼・第2章 まぼろし核燃料サイクル(22)▼
核燃料サイクル懇話会と民主主義(その5)
市民社会の成熟化―自己決定に責任を持つことが必要不可欠
《「――核燃料サイクル懇話会ではさまざまな観点から核燃料サイ クルとプルサーマルについて検討した。 世界経済的に見たエネルギー需給と原発についての議論を賛成・反 対の両方の立場から整理していただいた。 佐和氏は情報公開などの透明化と国民参加が必要で、国民的議論を 喚起しなければならないとのアドバイスをされ、 「政府のみの問題だけではなく、国民の意識改革も必要だ。市民社 会の成熟化――つまり、自己決定に責任を持つことが必要不可欠」 と強調された。 第二回、資源エネルギー庁の鈴木正徳原子力産業課長は、こうプル サーマルの意義を説いた。 「今後十年間はプルサーマル原発政策の柱になる。核不拡散の見 地からも着実な利用が重要だ。国としては、国民の理解を得た上で 政策を実施したい。 第三回には、福島県原子力行政連絡調整会議専門委員でもある、 斎藤伸三日本原子力研究所理事・東海研究所長がプルサーマルの特 徴について説明した。 「現在の原子炉でもプルトニウムは発生し、その核分裂反応で発電 している。MOX燃料の特性は長年の研究で把握されており、軽水 炉での多くに多くの使用実績がある。 安全を確保するために必要な判断基準や指針は、原子力安全基準専 門部会の検討などですでに整理されている」とうのが、斎藤氏の結 論であった。――》 福島原発の真実 (平凡社新書) ◎この時期、問題はないという流れ――。

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔冬〕地理  山眠るパラグライダーの影のゆき
http://shop.bungak.com/products/detail.php?product_id=143

≫平成万葉集

読売新聞社 (編集)、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
昨日より背丈の伸びた菜の花に包まれている朽ちた木の橋
松浦わか子(52歳)京都府            

◆◇◆悪魔の辞典より◆◇◆

アンブローズ ビアス (著)、Ambrose Bierce (原著)、 西川 正身 (翻訳)
接吻(キス)(kiss n.)0116
「至福 (ブリス)」(bliss)と韻を踏む言葉をと思って、 詩人たちが作り出した単語。大体から言って、意志の疎通 ということに関係のある、ある種の儀式ないし祭典を意味 すると考えられている。だだし、その儀式なり祭典なりを どのように執り行うかは、本辞典の編者は不案内である。 新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

最後までくじけるな。
Don't lose heart till the last minute.
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 講師>

◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎

E.C.バーン=ジョーンズ“ヴィーナスの鏡”
(1873-77年・グルベンキアン美術館、リスボンポルトガル ◆19世紀イギリスの詩人、ウィリアム・モリス(William Morris, 1834年3月24日 - 1896年10月3日)の『地上の楽園』(The Earthly Paradise)の挿絵「ヴィーナスの丘」(The Hill of Venus)を下地に した作品。背景の荒涼とした岩山は、暗に天界の他惑星を表象してい るように感じます。 ◇サー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ (Sir Edward Coley Burne-Jones, 1833年8月28日 - 1898年6月17日) パーミンガム生まれ。イギリスの美術家。ラファエル前派と密接な関 係を持つデザイナーでラファエル前派をイギリス画壇の主流に押し上 げ、彼自身も数々の精巧で美しい芸術作品を作り上げました。フィリ ップ・バーン=ジョーンズの父。 1853年、オックスフォード大学のエクセター・カレッジで神学を学ぶ。 そこでウィリアム・モリスと出会い、2人とも将来牧師になるつもり でしたが、ラスキンの思想や中世ゴシックの建築・美術に興味を抱き、 別の道へ進んでいくことに。1855年、ロンドンでロセッティやラファ エル前派の作品に接し、その年の夏、バーン=ジョーンズとウィリア ム・モリスはフランスを旅行し、そこで、決定的に牧師の道を辞め、 芸術の道を選択しました。バーン=ジョーンズはバーン=ジョーンズ は画家、モリスは建築家に。
Sir Edward Coley Burne-Jones(スライド・ショー)
(inesvigo さんが 2010/02/15 にアップロード) 【Sir Edward Coley Burne-Jones (Birmingham, 28 de agosto de  1833 Londres, 17 de junio de 1898) fue un artista y  disenador ingles asociado con la Hermandad Prerrafaelita,  y principal responsable de atraer a los prerrafaelitas a  la corriente principal del arte britanico y, al tiempo,  produciendo algunas de las mas exquisitas y bellas obras  de arte de la epoca.】