{大手企業に勤める友人が、こんなことを言っていまし
た。「うちの会社の欠点は、会議で大きな声を出す人
の意見が通りやすいことなんだよ」。言われて改めて
気付いたのですが、事情はどの会社でも同じはずです}
『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内 一郎(26)
<第2章>声は「見た目」以上にものをいう
大きい声は魅力的か、無作法か
◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆
『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎 (26)
<第2章>声は「見た目」以上にものをいう
大きい声は魅力的か、無作法か
「《
大手企業に勤める友人がこんなことを言って
いました。
「うちの会社の欠点は、会議で大きな声を出
す人の意見が通りやすいことなんだよ」
言われて改めて気付いたのですが、事情はど
の会社でも同じはずです。
声の大きな人は、一般に自信に満ちています。
普段から人を説得する人は、声も大きいもの
です。
一般に演出家は声が大きい。芸術家と呼ばれ
る人の中でも、特に大きいのです。理由はこ
うです。
演劇の稽古場は普通、広いスペースを使いま
す。大企業の大会議室より大きいことも珍し
くありません。。そこで俳優にダメ出しをす
るのですから、自然と大きくなるのです。
加えて、稽古場はいつも平和であるとは限り
ません。俳優やスタッフと意見が対立するこ
ともあります。
舞台俳優は映画俳優より声が大きいです。大
きなホールでも肉声で演じなくてはならない
から、声は自然に大きくなります。
私たち演出家は、とりわけ声の大きな相手を
説得しなくてはならないのですから、さらに
大きくなる宿命にあります。
一方で、私には
漫画原作者 の顔もあります。
漫画家との付き合いも多い。漫画家はアシス
タントと使いますが、多くは、自宅が仕事場
です。
大きな声を出すことはほとんどありません。
漫画家と話す時は、私は自然と声が小さくな
っているのです。
一〇年ほど前は、疲れている時など使い分け
を間違うこともありましたが、今ではそんな
ことも少なくなりました。慣れ、とはつくづ
く不思議な力を持っているものだと感じます。
」》
◎大きな声を出すといえば、誰しも、ケンカ
をすると、興奮して怒鳴り声を上げますよね。
それは、それは、不快で、耳を塞ぎたくなり
ます。ところがです……。
映画『
男はつらいよ 』で、寅さんが、
葛飾 ・
柴又帝釈天 に草団子屋に戻ってくるたびに、
叔父夫婦や妹のさくらと、よくケンカになり
ます。不思議なことですが、
渥美清 演じる車
寅次郎はじめ、皆さんのケンカの声は、聞い
ていて不愉快には感じないのです。
ひるがえって、昨今のドラマに出てくる俳優
さんたちの多くは、怒鳴り声が下手です。う
るさくて、耳障りです。勉強してください。
『男はつらいよ 』40周年記念プロモーション映像
VIDEO
(SHOCHIKUch さんが 2008/08/21 にアップロード)
【『
男はつらいよ 』第1作が1969年8月27日に公開されて、
今年で40年目を迎えます。40周年記念特集上映やご当
地上映、HDリマスター版DVD発売など、寅さんの旅は
まだまだ続きます。2008年8月27日、40周年イヤーが
はじまります】
(つづく)
(Y154-64)
◎いま、
クリス・ペプラー さんの魅力的な声に参っています。
『「声」は見た目よりものをいう』
単行本: 179ページ
出版社:
潮出版社 (2011/5/6)
〔目次〕
<はじめに>
<第1章>できる人は「声」が違う!
『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎 (26)
◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆
☆佐高 信『原発 文化人50人斬り』毎日新聞社 ☆
東電とメディアの癒着
《「――興味深い資料がある。
経済産業省 の
資源エネルギー庁 が勧
進元となっ展開している全国エネ(ルギー)キャラバンの記録で、
二〇〇九年のそれを紹介してみよう。
必ず、各地方紙の
編集委員 や
論説委員 がパネリストかコーディネー
ターとして加わっている、
まず、三月一五日の
三重県 人権センターでは、
北野大 が「エネルギ
ーと環境について」講演し、その後のディスカッションで
中日新聞
の
論説委員 がコーディネーターを務めている。主催は資源エネルギ
ー庁と
中日新聞社 。
三月九日の宮崎では、やはり北野が講演し、その後のディスカッシ
ョンで
宮崎日日新聞 の編集局長がコーディネーターを務めた。主催
はエネ庁と
宮崎日日新聞社 。
三月一日の長野では、お天気キャスターの
森田正光 が
地球温暖化 に
ついて講演し、エネ庁の
放射性廃棄物 等対策室長が「高レベル放射
性廃棄物と
地層処分 について」話し、その後もディスカッションで信
濃
毎日新聞 の
論説委員 がコーディネーターとなっている。
以下、講演者と地方紙の出席者のみを記そう。
東電とメディアの癒着
二月ニ三日の福岡は
舞の海秀平 と
西日本新聞 特別
編集委員 。
三月六日の奈良は評論家の木元教子が前記の対策室長と対談し、奈良
新聞の
編集委員 がパネリストに加わっている。
二月二〇日の秋田はやはり木元の対談で、パネリストには
秋田魁新報
の
論説委員 長と
原子力 発電環境整備機構理事(NUMO)。これまで
のキャラバンにも必ず、
原発推進 の学者などが入っている。つまり、
原発推進 のキャラバンなのである。
一二月九日の岐阜は、作家という肩書の神津カンナが例の対策室長と
対談し、
岐阜新聞 の
論説委員 がコーディネーター役。主催はエネ庁と
岐阜新聞 、
岐阜放送 である。
一二月八日の名古屋は「
長嶋一茂 とエネルギーを考える」というトー
クセッション。
中日新聞 の社会部デスクがコーディネーター。
一〇月一三日の埼玉は
生島ヒロシ の講演で
埼玉新聞 の
編集委員 がコー
ディネーターである。
二月一七日の群馬は「社長
島耕作 も、エネルギーを考える」というテ
ーマで
弘兼憲史 が講演し、上毛新聞
論説委員 長がコーディネーターを
務めている。
こうして全国を
原発推進 というローラーで地ならしていったのだろう。
これでは、各地方紙が
原発 の事故なども記事にしにくくなる。つまり、
税金を使って
原発 安全神話 をつくりあげたということである。
――》
原発文化人50人斬り
◎
原子力 ムラは、どこもかしこも、腐敗にまみれています。
今日の
毎日新聞 が、一面トップで、
原発 関連施設の唯一の法定検査機
関で
独立行政法人 の「
原子力 安全基盤機構」が、検査対象の事業者の
作成した原案を、03年設立以来“丸写し”した検査手順書(要領書)
を基に検査していたと報じていました。75人もの専属検査員が、本
来の仕事をせずに、遊んでいたことになります。
///////////////////////////////////////////////////////////
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆
《国が操る「
原発 全体主義 政策」の病根を知り尽くした
前知事がそのすべてを告発》(表紙帯から)
●県庁内に「水平展開」の「核燃料サイクル 懇話会」を設置
《「――そこで
福島県 では、学識経験者や国の担当者、
原発 立地地
域の市町村の首長、さまざまな立場の人たちから意見を聞く、県庁
内の勉強会扱いの「
核燃料サイクル 懇話会」を設置することにした。
目的は「議論を尽くすこと」。だから、回数や期間についてはあら
かじめ定めなかった。
参加者は、知事・副知事・出納帳の三役に加えて総務部・企画調整
部・生活環境部・保険福祉部・商工労働部・農林水産部・土木部、
すなわち、すべての部の部長、
原発 の近くに拠点をもつ
原子力 セン
ター所長、さらに総務部・企画調整部・生活環境部の関連する部署
の課長補佐や係長までをメンバーに加えた。
プルサーマル 問題は
福島県 の命運を左右する大きな問題である。だ
から、県職員全員で考える、つまり、県庁の中で縦割りを打破し、
「水平展開」をはかるという意気込みだ。
この懇話会を続けている間は東電による
プルサーマル 実施の申し入
れは受けないことにした。外部からのプレッシャーは受けない、こ
れを議論のルールと設定した。――》
福島原発の真実 (平凡社新書)
◎国(
経産省 など)は、
原発 立地地域の
原発 に対する真剣な取組み
を完全に無視してきました。そして、
原発 事故を防ぐことができま
せんでした。日本という先祖伝来の国土の一部を何十年も人間の住
めない場所にしてしまいました。同じ時代に生を受けている一人と
しての、罪過の深さに、目の奥の神経が切れそうです。
≪都会歳時記≫
[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「
文學の森 」刊]
読売新聞社 (編集)、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
きさらぎに汽水に群るる水鳥の柱立つ空みづあさぎいろ
伊藤雅水(69歳)
福島県
アンブローズ
ビアス (著)、Ambrose Bierce (原著)、
西川 正身 (翻訳)
一夫多妻(polygamy n.)
(一)贖罪の家、もしくは罪滅ぼしのための礼拝堂で、
懺悔用の膝つき台が数個用意してあって、わずかに一
個しか用意していない一夫一婦制と、その点で区別さ
れる。(ニ)ありがた迷惑。
新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)
☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆
彼女はいつも無表情な顔をしている。
She always has an expressionless face.
<NHKラジオ 「英語5分間ト
レーニン グ」
岩村 圭南 講師>
◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎
E.C.バーン=ジョーンズ“黄金の階段or王の結婚、階段の音楽”
(1872-80年・ロンドン・テイト・ギャラリー)
◆純白のドレスの乙女たちが、タンバリン、トランペット、
ヴィオラ 、シンバルなどの楽器を持ち、黄金の階段を天か
ら降りてくる場面。上部の屋根に留まっている鳩と空が、
天上界を意味して、下方の家へ入る扉が地上界を意味して
います。天上の世界と地上の世界を結びつけようとした、
ラファエル前派の特徴が表れています。曲線を多用して、
清純な理想的な世界を描く。これは15世紀イタリア絵画の
ボッティチェリ やマンテーニャの影響があります。パーン
=ジョーンズは何度がイタリアを訪れているので、初期ル
ネサンスに影響を受けています。
◇サー・
エド ワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
(Sir Edward Coley Burne-Jones,
1833年 8月28日 - 1898年6月17日)
パーミンガム生まれ。イギリスの美術家。ラファエル前派と密接な関
係を持つデザイナーでラファエル前派をイギリス画壇の主流に押し上
げ、彼自身も数々の精巧で美しい芸術作品を作り上げました。フィリ
ップ・バーン=ジョーンズの父。
1853年、オックスフォード大学の
エクセター ・カレッジで神学を学ぶ。
そこで
ウィリアム・モリス と出会い、2人とも将来牧師になるつもり
でしたが、
ラスキン の思想や中世ゴシックの建築・美術に興味を抱き、
別の道へ進んでいくことに。
1855年 、ロンドンでロセッティやラファ
エル前派の作品に接し、その年の夏、バーン=ジョーンズとウィリア
ム・モリスはフランスを旅行し、そこで、決定的に牧師の道を辞め、
芸術の道を選択しました。バーン=ジョーンズはバーン=ジョーンズ
は画家、モリスは建築家に。
Sir Edward Coley Burne-Jones(スライド・ショー)
VIDEO
(inesvigo さんが 2010/02/15 にアップロード)
【Sir Edward Coley Burne-Jones (Birmingham, 28 de agosto de
1833 Londres, 17 de junio de 1898) fue un artista y
disenador ingles asociado con la Hermandad Prerrafaelita,
y principal responsable de atraer a los prerrafaelitas a
la corriente principal del arte britanico y, al tiempo,
produciendo algunas de las mas exquisitas y bellas obras
de arte de la
epoca .】