鍛えこまれた声は凄味を感じる(上)

クラシック音楽が理想とする美しい声という概念は、
 一応は、存在すると思います。
 一方で、私たちは歌謡曲の歌手にも魅力を感じてい
 ます。たとえば、だみ声のルイ・アームストロング。
 しわがれ声の森進一さん、熱唱型の長渕剛さん、か
 すれ声のもんたよしのりさん、声が割れる感じの、
 故・河島英五さん(『酒と泪と男と女』の歌手)}

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内 一郎(22)

<第2章>声は「見た目」以上にものをいう
鍛えこまれた声は凄味を感じる(上)

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社

「第4章 メディアと原発危険な関係」より
▼・メディアと原発危険な関係(26)▼
一切報道されない検察による「犯罪行為」(上)
●なぜ新聞やテレビは検察批判をしないのか
検察「司法クラブに所属しない週刊誌にはお答えしていない」

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

・第2章 まぼろし核燃料サイクル(15)
・三県知事に絞って政府に申し入れ(その5)
使用済み核燃料を国の保証でやるという約束は反故にされた
『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(22)

<第2章>声は「見た目」以上にものをいう

鍛えこまれた声は凄味を感じる(上)
「《
YOUTUBE 見上げてごらん夜の星を 平井堅.avi
(1970nakagawa さんが 2011/04/09 にアップロード) 美しい声とは、どういう声なのでしょう。オ ペラやミュージカルを観ると、俳優の「声の 力」に圧倒されます。 声帯がまるでアスリートの筋肉のように鍛え 上げられていて、観客は美しさといっしょに “凄さ”も感じています。 男性の美しい声と女性の美しい声では異なり ますが、ここでは男性の例で美しい声とはど ういうものかをお話ししましょう。 最近では、平井堅さんが美声の持ち主として 知られています。 オールド・ファンなら、フランク永井さんや 水原弘さんを“低音の魅力”という言葉とセ ットにして覚えている人も多いでしょう。 美しい声には、“澄んだ”と形容したくなる 要素が確かにあります。クラシック歌手のコ ンサートに行くと、ピアノやフルートの名手 が奏でる音楽に近いものを歌声から感じます。 歌手によっては声帯は“楽器”ですから、純 粋な“澄んだ”ものを目指すのは頷けます。 澄み切った歌声は、観客に感動をもたらすも のです。 クラシック音楽が理想とする美しい声という 概念は、一応は存在すると思います。 一方で、私たちは歌謡曲の歌手にも魅力を感 じています。たとえば、だみ声のルイ・アー ムストロング。しわがれ声の森進一さん、熱 唱型の長渕剛さん、かすれ声のもんたよしの りさん、声が割れる感じの故・河島英五さん (『酒と泪と男と女』の歌手)――。
河島英五(46才) / 酒と泪と男と女
(2pponnouta さんが 2008/05/18 にアップロード) 彼らは、クラシック音楽の概念では美声とは 言えません。しかし、凄さを持った声の持ち 主です。彼らが歌で表現する世界と声質がマ ッチしているから、魅力的な声なのです。 少々荒っぽい言い方になりますが、美しい声 の“基本”はあると考えたほうがよいと思い ます。 話し言葉なら、NHKのベテラン・アナウン サー(特にラジオで活躍している)の声は、 聞き取りやすい美しい声と言ってよいでしょ う。NHKのアナウンサーの持ち声に、一種 の“よさ”を見ることができます。 ラジオが生まれて、一〇〇年近く経ちますが、 その間に工夫・改良されて、経験則で“よい 声”が醸成されていきました。 」》
Louis Armstrong - La vie en rose (Original Video) HD
(philippekogler さんが 2011/01/05 にアップロード) 【DISCLAIMER: music belongs to its respective owners and is not owned by me】 (つづく) (Y147-61) ◎◎◎明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

『「声」は見た目よりものをいう』

単行本: 179ページ 出版社: 潮出版社 (2011/5/6) 〔目次〕 <はじめに> <第1章>できる人は「声」が違う! <第2章>声は「見た目」以上にものをいう <第3章>いい声をつくるヒント <第4章>さらに表現を豊かにするために <終章>〈声〉の世界を楽しもう 〔著者〕 ☆竹内 一郎(たけうち・いちろう)☆ 演出家・劇作家・漫画原作者。 1956年福岡県生まれ。横浜国立大学教育学部心理科卒業。 九州大学博士(比較社会文化)。九州大谷短期大学助教授を へて宝塚大学教授。『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 でサントリー学芸賞さいふうめいの筆名で発表した『戯曲 ・星に願いを』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、『哲也  雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞。非言語コミュ ニケーションを説いた『人は見た目が9割』が110万部の ベストセラーとなった。

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(22)

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社

原発安全神話を捏造してきたのは誰か!   政財界、メディアと御用学者とタレント文化人――原発翼賛体制  のすべてを暴き、フクシマの惨事を招いた者たちを怒りをこめて  告発する》(表紙帯から)
「第4章 メディアと原発危険な関係」より
▼・メディアと原発危険な関係(26)▼
一切報道されない検察による「犯罪行為」(上)
●なぜ新聞やテレビは検察批判をしないのか
「司法クラブに所属しない週刊誌に対してはお答えしていない」
《「――『週刊プレイボーイ』の対談で、いわゆる“国策捜査”で 逮捕された鈴木宗男が私に、「逮捕されるまでは私は検察は正義だ と思っていた」と語った。しかし、本当にそうなのか? 『週刊朝日』の二〇一〇年二月一九日号で、ジャーナリストの上杉 隆が「東京地検の『抗議』に抗議する」を書いている。 前号で上杉が、検察は何の罪もない若い母親である女性秘書を騙し て呼び出し、一〇時間近くにわたって「監禁」し、「恫喝」を繰り 返すという卑劣な取り調べを行ったとレポートしたら、それは「全 くの虚偽である」という抗議書がFAXで送られてきたというので ある。 上杉によれば、それは「反論するのも気が引けるほど、お粗末な代 物だった」。 まず、再三、取材を依頼しているにもかかわらず、「司法クラブに 所属していない週刊誌に対しては一律お答えしていない」と回答を 拒否しながら、突然、次席検事名で「抗議」してくる。 しかし、前々号で報じた議員会館の石川事務所への捜査礼状を示さ ない「違法捜査」や、前号の、少なくとも四時間に一度の休憩をと ることや、長時間の取り調べを禁じた最高検察庁の通達を無視した 「脱法捜査」については触れていないところを見ると、これは認め たということか、上杉は皮肉る。 この「抗議」を読めば読むほど、逆に、いかに取り調べの可視化が 必要かということがわかるが、それも一刻も争う感じさえする。 ――》 原発文化人50人斬り ◎暗黒国家という国があるとすれれば、このように、不正義が罷り 通っている国家を言うのではないか。

国策捜査―暴走する特捜検察と餌食にされた人たち [単行本]

《目次》 村上正邦―罵詈雑言と恫喝で虚偽自白を強要した特捜部副部長 三井環―裏ガネ告発の口封じを狙った薄汚き検察の「庁益捜査」 鈴木宗男―世論に煽られて突き進んだ「筋書きありき」の暴走捜査 村岡兼造―巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正1 上杉光弘―巨大な闇に蓋をした日歯連事件捜査の不公正2 尾崎光郎―特捜部とつるんで事件を歪めたヤメ検弁護士 安田好弘―反骨の弁護士に襲いかかった警察・検察捜査の虚構 田中森一―「闇社会の守護神」が明かす特捜検察の歪んだ実像 西山太吉―検察が主導して隠蔽に走った国家の犯罪 中山信一―事実無根の虚偽事件を捏造した警察・検察の犯罪 神林広恵―私怨で報復捜査に乗り出した特捜部幹部 細野祐二―50回もの「テスト」で証人を“洗脳”した特捜検察 佐藤優―真面目な検事の「正義」が暴走する国策捜査 秋山賢三―「再審請負人」が明かす刑事司法劣化の実相 刑事司法のどこに問題があるのか―一三人の訴えから見えてきた病巣 国策捜査―暴走する特捜検察と餌食にされた人たち ///////////////////////////////////////////////////////////

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

《国が操る「原発全体主義政策」の病根を知り尽くした  前知事がそのすべてを告発》(表紙帯から)
・第2章 まぼろし核燃料サイクル(15)
・三県知事に絞って政府に申し入れ(その5)
使用済み核燃料を、国の保証でやる、という約束は反故にされた
《「――私は第三回に呼ばれた(「原子力政策円卓会議」に)。 「もんじゅの事故の教訓が、国全体で生かされていない。原子力政 策には体質的に欠陥あると感じており、不安だ」と、水平展開の不 足を批判した。 一方で、「八九年一月の福島第ニ原発3号機の事故に関しては、事 業者の姿勢はここニ、三年で変わってきている」と、東電の対応、 とりわけ速報体制が整備されたことについては一定の評価を行った。 そして、一番大切なメッセージをこのように発した。 「原発は地域住民にとって信用したいものだ。しかし、その信頼関 係は細い糸で結ばれている。使用済み核燃料を持ち出してくれと頼 んでも、国の保証でやる、という約束は反故にされた。 バックエンド対策(使用済み核燃料の将来的な貯蔵保管のあり方な ど)をどうするのか、国ではっきりしてくれないと、これからは難 しい」 福島第一原発使用済み核燃料プール増設の経験から、恣意的な原子 力行政と無責任体制に対してくさびを打ち込んだ。原子力政策決定 プロセスについては、 「政策をつくるプロセスは戦後ずっと同じだと思うが、それでいい のか。原子力安全委員会の委員は専門家だけである必要があるか、 考え直す時期に来ていると思う」 情報公開の徹底、政策決定過程の透明化、そして、もんじゅ事故で いきづまっている核燃料サイクルの代替案の提示を訴えた。――》 福島原発の真実 (平凡社新書) ◎私は、なぜ、十五年ほどの前の出来事の「読み書き」を、こうも 性懲りもなくなく、続けているのか、自分でもアホではないかと、 思っていました。正月に考えて、なぜだかが、わかりました。それ は、自分への猛烈な怒りが原因でした。憤怒です。 原発事故が起ったとき、どうして、こんなことが起ったのかと思い ました。そして、原発のことをよく勉強してこなかった自分がいま した。それを見逃したり、知らないふりをして、安寧に身を委ねて いたんですね。 そんな自分への怒りがエネルギーとなって、パソコンのキーを叩い ていました。安閑として、雑煮をくっらっているこの現在も、原発 事故によって、福島県だけでも、十五万人の方々が避難生活を余儀 なくされているのです。 「この九ヵ月間の国や東電の対応を考えると、頭に血が昇ってひっ くり返りそうになります。麗しき日本の国土を汚し、未来を担う子 どもたちの健康を害しているのに対して、なぜ日本人はもっと怒ら ないのか、不思議なんです。皇室に何かあったらどうするんですか。 これが幕末なら、僕は脱藩浪士になって、桜田門外の変を起こして いましたよ」(坂本龍一)。 『週刊文春』1月5日・12日号 《坂本龍一×河野太郎 120分白熱対 談東京電力放射能の「タブー」すべて話そう》より

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔新年〕 江戸図会の地下を乗継ぎ初詣
http://shop.bungak.com/products/detail.php?product_id=143

≫平成万葉集

読売新聞社、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
冠雪の鳥海の山に沈みゆく夕陽追ふがに畑仕事急ぐ
土屋和夫(77歳)秋田県

◆◇◆悪魔の辞典より◆◇◆

アンブローズ ビアス (著)、Ambrose Bierce (原著)、 西川 正身 (翻訳)
良心のとがめ(scruple n.)
もはや存在していない考えを表現しているからとて、 すたれ始めている単語 新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

彼はあまりにもプライドが高すぎるわ。
He has way too much pride.
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 講師>

◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎

エドワード・バーン=ジョーンズ“廃墟の恋”
(原題: Love Among the Ruins) (1894年・ウィティック・マナー、スタッフォードシャー、英国) ◆画題はイギリスの詩人ロバート・ブラウニング(Robert Browning) による詩“Love Among the Ruins”(1855年)に由来。なお、ブラ ウニングは、上田敏の訳詩「春の朝(あした)」(『海潮音』)の 原作者として有名。 「Love Among the Ruins」 第一連 Where the quiet-coloured end of evening smiles, Miles and miles On the solitary pastures where our sheep Half-asleep Tinkle homeward thro' the twilight, stray or stop As they crop--- Was the site once of a city great and gay, (So they say) Of our country's very capital, its prince Ages since Held his court in, gathered councils, wielding far Peace or war. ◇サー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ (Sir Edward Coley Burne-Jones, 1833年8月28日 - 1898年6月17日) パーミンガム生まれ。イギリスの美術家。ラファエル前派と密接な関 係を持つデザイナーでラファエル前派をイギリス画壇の主流に押し上 げ、彼自身も数々の精巧で美しい芸術作品を作り上げました。フィリ ップ・バーン=ジョーンズの父。 1853年、オックスフォード大学のエクセター・カレッジで神学を学ぶ。 そこでウィリアム・モリスと出会い、2人とも将来牧師になるつもり でしたが、ラスキンの思想や中世ゴシックの建築・美術に興味を抱き、 別の道へ進んでいくことに。1855年、ロンドンでロセッティやラファ エル前派の作品に接し、その年の夏、バーン=ジョーンズとウィリア ム・モリスはフランスを旅行し、そこで、決定的に牧師の道を辞め、 芸術の道を選択しました。バーン=ジョーンズはバーン=ジョーンズ は画家、モリスは建築家に。
Sir Edward Coley Burne-Jones(スライド・ショー)
(inesvigo さんが 2010/02/15 にアップロード) 【Sir Edward Coley Burne-Jones (Birmingham, 28 de agosto de  1833 Londres, 17 de junio de 1898) fue un artista y  disenador ingles asociado con la Hermandad Prerrafaelita,  y principal responsable de atraer a los prerrafaelitas a  la corriente principal del arte britanico y, al tiempo,  produciendo algunas de las mas exquisitas y bellas obras  de arte de la epoca.】