英国へ謝罪に訪れたグアンタナモ収容所の元米兵士

グアンタナモベイ収容所の兵士で、囚人たちのガードの
 一人だった、アメリカの青年が、あのパキスタン系英国
 人に謝罪するためアメリカからたった一人で英国に訪ね
 てきたのだ。無実の二人にひどいことをしてしまったと}

『イギリス・ニッポン政治の品格 』〈著者〉高尾 慶子(95)

ホームレスでも豪邸に住める国・イギリス

・日本国は日本国民を守ってくれない
英国へ謝罪に訪れたグアンタナモ収容所の元米兵士
二人のモズレム青年も許すという勇気を果たした
◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社

「第4章 メディアと原発危険な関係」より

▼・メディアと原発危険な関係(1)
●“原子力新聞”と正力松太郎

原子力新聞”電力すなわち東電に強い『読売』が、なぜ、誤報したのか

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

・第9章 止まらない内部告発(8)
・県に続々寄せられる内部告発(その8)

長時間勤務でヒューマンエラーが多発するのではないか心配している

『イギリス・ニッポン政治の品格 』(95)

ホームレスでも豪邸に住める国・イギリス

・日本国は日本国民を守ってくれない
英国へ、謝罪に訪れたグアンタナモ収容所の元米兵士
「《 その後、二〇〇九年のクリスマスのあと、ア メリカから一人の青年が英国へ訪ねてきた。 このアメリカ人は、グアンタナモベイ収容所の 兵士で、囚人たちのガードの一人だった。彼は いま除隊している。 このアメリカの青年は、あのパキスタン系英国 人に謝罪するため、アメリカからたった一人で 訪ねてきたのだ。無実の二人にひどいことをし てしまったと。 英国のこの二人の青年は、思い出したくもない 忌まわしい記億を呼び起こすことになるこの訪 問を、受けると承諾した。 こうして、ひっそり三人が再会するところを、 BBC2の「News Night」は紹介した。私がま ったく偶然にこの番組を観ることができた。 「ほんとうにひどい目にあわせてしまい、すみ ませんでした。無実の二人をひどい目にあわせ たと、ずーっと心に懸かっていました。除隊し たら謝りに英国へ行こうと、ずーっと考えてい ました。私のしたことを許して下さい」 と、一度も笑みを見えず緊張した表情で、二人 に向かっていった。これを受けた英国側のパキ スタン系の二人の言葉に、私は聴いていて涙が 止まらなかった。 「あなたの謝罪を受け入れます。あなたのした ことは、あなたの FAULTではありません。あな たのしたことは、あれは、あなたの JOBであり DUTY だったのです。そのことを私たちは理解 しています。ですからあなた個人を恨んでいま せん」 そういって二人の青年は、頬にひとしずくの涙 を流した。アメリカの青年も涙ぐみ、ひたすら、 「許してください」を繰り返していた。
グアンタナモ収容所で何が起きているのか―暴かれるアメリカの「反テロ」戦争
【国家による突然の拉致、収容所での長期にわたる拘禁、  そして繰り返される拷問と強制的な自白…。いまも実  際に起きている驚愕の真実。】 〈目次〉 1 グアンタナモ収容所、いま世界で何が起きているのか 2 映画『グアンタナモ、僕達が見た真実』ストーリー 3 僕達が見た真実―被収容者の証言 4 10人が伝える収容の実態 5 被収容者の代理人の立場として見た真実 6 CIAによる欧州秘密収容所とは何か 7 Q&Aで知るCIAによる欧州秘密収容所の全貌 8 国際人権法から見たグアンタナモ グアンタナモ収容所で何が起きているのか―暴かれるアメリカの「反テロ」戦争
二人のモズレム青年も許すという勇気を果たした
アメリカの青年は、一度も言いわけがましいこ とはいわず、被害者も一度も恨みごとをはいわ なかった。被害者の二人は、 「こうしてアメリカから謝罪に来てくれたこと  を感謝します」 といった。こうして三人は握手をして、アメリ カの青年はたった二十四時間の滞在でアメリカ へ帰っていったと、テレビのナレーションは語 った。 私は、毎日、毎日、テレビでろくなニュースを 聴いていないので、この報道に感動した。こん なこともあるのだと。いい話だ。とても、いい 話だ。 過ちだったとたった一人でアメリカから謝罪に きた元兵士、その人を許すと受け入れたモズレ ムの青年二人、私は何度も鼻をすすりながら、 「いい話だ、いいこともあるんだ」と一人で呟 いた。 この三人は政治の犠牲者になったのだ。政治さ えからんでいなかったら、こうして三人の若者 は友だちになれるのだ。 謝るというのは勇気のいることだ。このアメリ カ人青年は、この勇気を果たした。二人のモズ レムの青年も許すという勇気を果たした。復讐 を考えずに。 私はこの出来を、ジャック・ストローの外交の 功績だと評価している。 これがサッチャー政権だったらどうだろうか。 彼女は「テロリストとは絶対に妥協しない」と いって、容疑にかけられた人たちをまともに詮 議せず、見殺しや終身刑にしてしまっただろう。 北アイルランドでテロリストとして容疑にかけ られた人たち、不当に逮捕され、のちに無罪と わかった人もたくさんいた。 」》
徹底討論 アメリカはなぜ狙われたのか―同時多発テロ事件の底流を探る
  (岩波ブックレット) 【世界に広がるイスラム・ネットワークの波、イラン革命の衝撃と米ソの誤算。  そしてソ連崩壊に伴うイスラエル社会の変容がパレスチナとの間にもたらし  たものは何か.テロ事件の背景にある国際的激動の深層を、NHKの取材班  と専門家とが協力して探る】 〈目次〉 ・アメリカ対イスラム?―イラン革命の衝撃 ・日本湾岸戦争と「十字軍」 ・世界に広がるイスラム・ネットワーク ・日本パレスチナイスラエル問題の現在 ・「自由への道」をどう創り出すか 徹底討論 アメリカはなぜ狙われたのか―同時多発テロ事件の底流を探る (岩波ブックレット) (つづく) (Y097-35)
『イギリス・ニッポン政治の品格』
単行本: 253ページ 出版社: 展望社 (2011/05) 〔目次〕 ◎ベニハナでウィリアム王子に説教した私  ・ウィリアム王子に贈った養毛剤  ・英国労働党・新党首の父は移民のユダヤ人  ・企業の宿命、再び  ・スーザン・ボイルと英国人の夢  ・名門校出身と結婚の関係 ◎矢沢永吉さんにサーヴィスしたこともあった  ・高級ホテルのトイレのチップ  ・ドルチェ&ガッバーナのバッグと、ブランドいろいろ  ・有名人で賑わった日本レストラン ◎ネルスン・マンデーラの南アフリカ  ・ネルスン・マンデーラと南アから来た友人たち  ・英国と南ア共和国の今昔物語 ◎イスラムの国々とつきあうのは難しい  ・スコットランド人の寛大さ  ・モズレムからもらったクリスマスカード ◎ホームレスでも豪邸に住める国・イギリス  ・まだ見ぬアメリカについて考える  ・「RETIREMENT VISA」を知ってますか?  ・日本国は日本国民を守ってくれない 〔著者〕 ☆高尾 慶子(たかお・けいこ) 1942年姫路市生まれ。私立播磨高校から調理師専門学校 に進む。カトリック系病院の調理師、カトリック系身体障害 児施設の職員を経て1972年、英国へ。イギリス人音楽家 と結婚。1976年、二人で帰国、京都で暮らす。1982 年、離婚。1988年、再び英国へ。ロンドンの日本レスト ランのウェイトレス、映画監督リドリー・スコット氏邸のハ ウスキーパーなどを経て、1998年『イギリス人はおかし い』を発表し、注目を浴びる。著書に、『イギリス人はかな しい』『イギリス人はしたたかさ』『わたしのイギリス人  あなたのニッポン』『イギリス・ニッポン 言わせてもらい まっせ』『許すかNOか―イギリス・日本 57年目の和解』 『イギリス ウフフの年金生活』『まだまだ言うぞ イギリ ス・ニッポン』『書かずに我慢できない イギリス・ニッポ ン』がある。 イギリス・ニッポン政治の品格

『イギリス・ニッポン政治の品格 』(95)

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社

原発安全神話を捏造してきたのは誰か!   政財界、メディアと御用学者とタレント文化人――原発翼賛体制のす  べてを暴き、フクシマの惨事を招いた者たちを怒りをこめて告発する》  (表紙帯から)

「第4章 メディアと原発危険な関係」より

▼・メディアと原発危険な関係(1)
●“原子力新聞”と正力松太郎

原子力新聞”電力すなわち東電に強い『読売』が、なぜ、誤報したのか

《「――『読売新聞』は二〇一一年五月ニ〇日付の朝刊一面トップ記事で 「東電社長に築館氏」と報じた。これが結果的に大誤報となったのだが、東 京電力の常勤監査役である六九歳の築館勝利について、同紙は「勝俣会長と 同じ企画畑出身。取締役原子力本部副本部長などを経験し、過去の原発トラ ブル隠しなどの不祥事処理も担当していた。監査役として財務に精通してい るほか。福島県出身で、原発事故が起きた地元の状況にも明るい」と解説し、 務めていた日本監査役協会会長を一ニ日に辞任した、と付け加えている。 その日に東電は引責辞任する社長の清水正孝の後任に常務の西沢俊夫を昇格 させると発表したのだが、六六歳の清水の後継者が六九歳の築館では、やは りおかしい。これだけの事故を起こしながらの内部昇格は納得できないこと は置くとして、東電側は六〇歳の西沢をと考えたのだろう。 問題は、かって“原子力新聞”とヤユされたほど、電力すなわち東電に強い 『読売』が、なぜ、誤報したかである。 ドンと呼ばれる渡辺恒雄支配下の『読売』について、同社を追われた黒田清 はこう言った。 「今の読売は権力にすり寄ってるなんてもんじゃない。権力者が新聞をつく ってるんだ。そんなのジャーナリズムじゃないよ。これじゃ日本が戦争に突 き進んだときにちゃんとした批判もできない。読売をそんな新聞にしてしま ったことが残念でならない」(魚住昭渡辺恒雄 メディアと権力』講談社 文庫) 渡辺の力は自民党政権下のもであり、民主党政権下では失われたから、この 誤報となったのか。――》 原発文化人50人斬り ◎先日、イタリアの首相を辞任したシルヴィオ・ベルルスコーニは、「イタ リアのメディア王」と呼ばれるほどの権勢を誇り、国内の民放局を殆ど独占 しているとされています。ちなみに、ベルルスコーニの総資産は約78億ド ル(世界第118位)で、2011年時点で世界有数の資産家の一人です。権力 とメディアの癒着には、恐ろしいものがあります。
有馬哲夫氏:正力松太郎はなぜ日本に原発を持ち込んだのか
(videonewscom さんが 2011/06/25 にアップロード) //////////////////////////////////////////////////////////////////
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

《国が操る「原発全体主義政策」の病根を知り尽くした前知事が  そのすべてを告発》(表紙帯から)
・第9章 止まらない内部告発(8)
・県に続々寄せられる内部告発(その8)

長時間勤務でヒューマンエラーが多発するのではないか心配している

《「――一・要員不足がもたらすもの(〇五年九月) 「保全部については、机上の仕事が増え、現場に来ないために現場管理がで  きない状態だと関連企業関係の現場関係の現場監督者が指摘している」 「それを補おうと、関連企業の社員が逆出向して東電社員となり、現場管理  者の仕事をさせられている。関連企業も人員が少ない中の協力で、負担に  なっている」 「最近のトラブルも、こういうことが原因になっているのではないか」 「運転管理部の運転員について、現在運転体制を変えようと検討中だが、新  しい体制は一ニ時間、一三時間勤務となり、体調や精神面で過酷な内容に  なっているようだ。長時間勤務でヒューマンエラーが多発するのではない  か心配している。反対意見が言えるような雰囲気ではないので困っている  そうだ」――》 福島原発の真実 (平凡社新書)東京電力の関連企業は、まったく帝王の如き東電には頭が上がらない状況 が見えてきます。
東電関連会社元社員の告発:世論工作の実態
(LunaticEclipsNuclea6 さんが 2011/07/30 にアップロード) 【東京電力関連会社元社員が「みんなが知ってるけど何を  今さら」と前置きした上で語った】

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔冬〕時候  医師の胸に色色なペン小六月
http://shop.bungak.com/products/detail.php?product_id=143

≫平成万葉集

読売新聞社 (編集)、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
いにしへはとほあさのうみ万葉の歌碑たつ駅のガラスがひかる
寺杣明子(49歳)和歌山県

◆◇◆悪魔の辞典より◆◇◆

アンブローズ ビアス (著)、Ambrose Bierce (原著)、西川 正身 (翻訳)
解放(emancipation n.)
奴隷が他の者による暴虐から自分自身による 圧制へと、その境涯を変えること。 新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

時間をとらせてすみません。Sorry to take up your time.
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 講師>

◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎

Joseph Wrigh of Derby “ローマから追放されたユリアのいるサレルノ湾の洞窟”
1780年・個人蔵 ) 【ユリアとは、紀元前9年にトリメルス島に流されたアグリッパの娘の こととする説と、娘と同名の母親で、アウグストゥス帝の娘を指すとい う説とがあります。ライトのロマン主義的な気質の表れた作品】 ◇ジョセフ・ライト(Joseph Wright of Derby、1734年9月3日 - 1797年8月29日) はイングランドの画家。Wright of Derby とも。風景画や肖像画を主に 描き、「産業革命の精神を初めて表現した画家」として高く評価されて います。光と闇の対比を強調するキアロスクーロ(明暗法)の扱いに優 れ、ロウソクで題材を照らした絵で有名。錬金術から科学が誕生したこ とを表現する絵は、イングランド中部在住の有力な科学者・工業家たち が集ったルナー・ソサエティでの議論が参照されています。啓蒙時代と 呼ばれた時期の科学が宗教的価値観といかに確執したかを示す、暗示的 な記録ともなっています。 
〔JOSEPH WRIGHT スライド画集〕
(laoniricArte1 さんが 2010/07/23 にアップロード ) ◇Joseph Wright (3 September 1734 -- 29 August 1797), styled Wright of Derby, was an English landscape and portrait painter. He has been acclaimed as "the first professional painter to express the spirit of the Industrial Revolution.- ・Musica: Ludwig van Beethoven, Symphony 5.-

Joseph Wright of Derby in Liverpool (Yale Center for British Art) [ハードカバー]

Joseph Wright of Derby in Liverpool (Yale Center for British Art S)