岸恵子『私の人生 ア・ラ・カルト』の世界に浸る

***岸恵子著『私の人生 ア・ラ・カルト』(1)

<yuka's fotolife 快晴ときどき雪解け水>

ローレン・バコールがいる

岸恵子著『私の人生 ア・ラ・カルト』より いま、岸恵子著『私の人生 ア・ラ・カ ルト』の2005年3月28日第2刷発行のも のを開いています。 これから、この本をじっくりとひもとい てゆくのに、時期は重要な要素となりま すので、気にお留めください。 まずは、いきなり第五部の“ローレン・ バコールがいる”の節をご紹介します。 もし、ローレン・バコールという女優さ んのことを知らない人にとっては、本文 はおもしろくもおかしくもありませので、 ここで、このサイトを離れることをお勧 めします。
ローレン・バコールがいる
遠い記憶の中に、花柄のフレアスカート を広げ、組んだ足にはサンダルをひっか けたラフなスタイルで、プールサイドの 寝椅子に、けれど、寝そべることはしな いで、背筋をしゃっきりとのばしたロー レン・バーコルがいる。 他に、「お茶と同情」で日本でも人気の あったデボラ・カ―や、エレノア・パー カーが光沢のあるピンクのロングドレス にスパンコールをちりばめた目をむくよ うな衣装で現れて、ああハリウッド、と 感心したものだった。 そのときなんやらよく見知った顔に歩み 寄られほほえみかけられ、やさしく握手 の手を差しのべられ、心臓が飛び出しそ うにあせってしまった。 「ハロー、ウェルカム・トゥ・ハリウッド」 「イェス。……えーと、サンキュー。ベー  リー・ハッピー・トゥミートゥユー、ミ  スター・クーパー」 言ってからドッキトとした。相手が笑い出 し、その顔は紛れもなくケイリィ・グラン トだったのだ。 エスコートしてくれていたウィりアム・ホ ールデンも笑い出し、 「ケイコ・キシ、日本のスターだ」 と過分な紹介をしてくれた。あれはビヴァ リィヒルズ・ホテルのプールサイドだった かしら、それともウィりアム・ホールデン が私のために開いてくれた彼の家のプール サイド・パーティだったかしら……。 「ケイコ、これからは、名前抜きだ。ハロ  ーだけでいい」 「アンダ―スタンド」。
岸恵子、日本女性の国際結婚の先駆け
岸恵子さん。1953年から1954年にかけて、 主演の映画『君の名は』3部作が大ヒッ ト。以降、松竹の看板女優として絶大な 人気を誇った。 1956年、フランス・日本合作映画『忘れ えぬ慕情』に出演し、日本を代表する国 際女優になる。 1957年、その撮影がきっかけでフランス 人の映画監督イヴ・シャンピ(Yves Ciampi) と結婚。フランスで作家・川端康成の立 会いのもと挙式。 以降、パリに居を構え、フランスと日本 を往復しながら女優を続け「空飛ぶマダ ム」と言われた。 この頃に、サルトルボーボワール、マ ルローらと親交を持つ。
・celebrity (名詞)
1.有名人、著名人、名士 ◆単に名前   が知られている(famous)だけではな   く、マスコミを通じて大衆の関心を   集めるような人を指す。 2.名声{めいせい}。 (続く)(N161-24)
私の人生ア・ラ・カルト (単行本)
私の人生 ア・ラ・カルト

私の人生 ア・ラ・カルト

単行本: 270ページ 出版社: 講談社 (2005/01) 発売日: 2005/01 <目次> 第1部 私を女優にした眼 第2部 母と娘、それぞれの孤独 第3部 ドジな女の大騒動 第4部 「干渉の義務」 第5部 なつかしい人たち 第6部 「あの女、メトロのにおいがする」 第7部 時代をわたる風 第8部 大義と正義の罪      以上
ローレン・バコール
ローレン・バコール - Wikipedia
≫平成万葉集
ジャケットにピンクリボンで街ゆけば見知らぬ女が話しかけ来る
小野澤朝子(52歳)茨城県 平成万葉集
☆ヨーロッパ古城巡り☆ スペイン
Ucles, Cuenca, Castile-La Mancha, Spain. Uclés - Wikipedia Ref. Monkey Business
Monkey Business (Dig)

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★米国ゴルフコース見参 フロリダ州 Orlando Disney Area Golf Courses★
Stoneybrook East - Orlando:
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◇気になるサイト◇
funky monkey babys 公式サイト FUNKY MONKEY BABYS オフィシャルサイト Ref. Lovin’Life [Single] [Maxi]
Lovin’Life

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◆◇◆悪魔の辞典より◆◇◆

自惚れ(conceit n.):

こっちが嫌がっている奴に見られる自尊心。
新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)