「知的」衰退に向かう日本

政治家はもっと勉強してもらいたい

estelの記録帳 マジックタイム
参院神奈川、静岡補選告示

政権交代後は初の国政対決となる選挙と
して注目される、参院神奈川選挙区補選
が、8日告示され、自民党の元横浜市
角田宏子氏、共産党の党県常任委員岡田
政彦氏、民主党エコノミスト金子洋一
氏(国民新推薦)と、政治団体「幸福実
現党」の幹事長代理加藤文康氏の、4人
が届け出た。



同じく、参院静岡選挙区補欠選挙も告示
され、民主党の病院理事長土田博和
(国民新推薦)、自民党の大学非常勤講
岩井茂樹氏、共産党の元衆院議員平賀
高成氏と、政治団体幸福実現党」の役
員矢内筆勝氏の、ここも4人が届け出た。



街頭演説で、いまだに、百年一日のごとく、
経済を発展させて生活をよくするという時
代の流れに無知な発言をしている候補者が
いるが、もっと勉強してもらいたいと思い
ます。

『明治人の教養』 を読んだ。

教養という言葉に抵抗を覚えて恐るおそ
る手にしたが、こんなおもしろい本は久
しぶりである。


われわれの国が、いま、「衰退」に向か
っていることは間違いない。しかし、真
に憂うべきは、それ以外には口にもされ
ない経済的「衰退」ではなく、知的「衰
退」、むしろ「衰亡」である。生命の根
幹をなす「知」と「農」の衰亡は、この
国を滅ぼすだろうと、『明治人の教養』
の著者の竹田篤司氏は憂慮する。


近代日本は、勤勉な頭脳と卓抜な観察力、
旺盛な読書力によって、新旧・和洋・東
西を融合し、新しい日本文化の基礎を築
くことに成功してきた。


たが、その知的営みの精髄ともいうべき
「教養」は、いまや消滅したかのように
見える。では日本的「教養」とは、いか
なるものであったか。


近代日本の教養形成の担い手となった知
識人たち―森外三郎、狩野亨吉、西田幾
多郎、河上肇安倍能成九鬼周造らの
人格形成の過程を、日記・書簡・随筆な
どを通してたどっていく。知の巨人たち
がズラリと登場する。

西田幾多郎は『チャタレイ夫人の恋人
を高く評価していた。教養喪失の危機に
瀕した日本。明治生まれの知識人たちが
築きあげた「日本的教養」を点検するこ
とで、現代の新たな教養構築の可能性を
探究する。


明治人の教養 (文春新書)

明治人の教養 (文春新書)


<目次>

小島政二郎と「明治の人間」
柳田国男の「明治的統一」
・『チャタレイ夫人の恋人』を読む西田幾多郎
・君山と寸心―「読書人」vs「思索者」
河上肇と「味噌汁の身」
・森外三郎の京都一中
・リーダー・今西錦司の原点
・「二代目」桑原武夫の客気
・キーパーソン・狩野亨吉
・ケーベルと漱石の間
・「アンバイヨクナル」安倍能成
・「長身・美貌・etc」vs「正反対」の九鬼・天野
辰野隆福原麟太郎―「過去」と「現在」の微妙な関係
・「教養」は時代を超えるか
(N60-4)



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