政治家たちの声が弱々しくなってきた

菅直人鳩山由紀夫麻生太郎福田康夫安倍晋三……。
 私の好きな政治家ではありませんが、小泉純一郎まで遡ら
 ないと、声そのものに力のある総理はいないと言ってよい
 と思います。もちろん、政治家の資質は、声がすべてでは
 ありません。しかし、弁論術は政治家の資質の大きな部分
 を占め、中でも声は“キー・ポイント”と言ってもいい要
 素のはずです}

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内 一郎(19)

<第2章>声は「見た目」以上にものをいう

政治家たちの声が弱々しくなってきた
◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社

「第4章 メディアと原発危険な関係」より

▼・メディアと原発危険な関係(23)▼

断罪すべきは小沢一郎ではなく竹中平蔵(その3)

竹中平蔵の“逃税”疑惑(下)

デヴィ夫人より悪質な税金逃れ」

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

・第2章 まぼろし核燃料サイクル(12)
・三県知事に絞って政府に申し入れ(その2)

まさに縦割り行政の弊害で、地元は追いやられている

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(19)

<第2章>声は「見た目」以上にものをいう

政治家たちの声が弱々しくなってきた
昭和宰相列伝4 吉田茂他(1945-1954)
(dqnmental07 さんが 2007/06/21 にアップロード) 【東久邇宮稔彦王幣原喜重郎吉田茂*1、  片山哲芦田均。昭和20年〜昭和29年(1945-1954)  第43〜51代首相】 「《 最近のパソコンでは、テキストデータを読み 上げるソフトがあります。 多くは、デジタルで合成された女性の声です。 車に乗る人は、「カーナビから出てくる女性 の声」を思い出してもらえばわかりやすいで しょう。 音声データですから、確かに必要最低限の情 報は伝わります。しかし、それ以外のものは 何も伝えないのです。 一方、公営の図書館や大きめの書店に行くと、 プロの俳優の朗読を収録した文学作品を収録 したCDが置いてあります。 多くは、夏目漱石芥川龍之介太宰治など、 文学史上重要な位置を占める作家の文学作品 です。 文章自体も、もちろん優れています。しかし、 それ以上に、“俳優の技”を堪能することが できます。 リズム、テンポ、強弱、抑揚、間……。これ らも音声情報を左右する大きな要因ですが、 何より勝るのは〈声〉なのです。 日本が高度経済成長をひた走りに走っていた 時代――。私たちのリーダーは、吉田茂、池 田勇人など、力のある声を持っていました。 声そのものにリーダーシップが宿っていたと 言えるでしょう。 しかし、最近の日本の総理の声はどうでしょ うか。 菅直人鳩山由紀夫麻生太郎福田康夫安倍晋三……。私の好きな政治家ではありま せんが、小泉純一郎まで遡らないと、声その ものに力のある総理はいないと言ってよいと 思います。 もちろん、政治家の資質は、声がすべてでは ありません。しかし、弁論術は政治家の資質 の大きな部分を占め、中でも声は“キー・ポ イント”と言ってもいい要素のはずです。 私に言わせれば、そんな大事な部分を疎かに している政治家を当選させる国民は、政治意 識が低いと思われても仕が方ないのです。 少なくとも、アメリカ大統領は、弁論術を鍛 え、同時に大衆に訴える声を身に付けて選挙 に臨んでいます。
振り込め詐欺は声の特性を利用している(下)
(声は「こんな声」となかなか言葉で表現できない) 声は表現手段としては重要なはずですが、合 理主義を重んじる社会ではそもそも論じにく いものなのです。 たとえば、声は「こんな声」と言葉ではなか なか表現できません。声紋を分析する機械は ありますが、一般の方が日常的に利用するも のではありません。客観的に伝える術がない のです。 AさんがBさんに、Bさんに会ったことのな いCさんの声が、共通の友人であるDさんの 声に似ていると言ったとします。 おそらく、Bさんが想像するCさんの声は、 Aさんが伝えたいDさんの声のイメージとは、 まったく違ったものになったとしてもおかし くありません。論理ではありませんから、特 徴の捉え方が人によってまったく異なります。 普段から、声に関する“常識”はこのような ものですから、振り込め詐欺に巻き込まれて 時、自信が持てなくても、不思議ではないの です。 振り込め詐欺は、声の特徴を利用した犯罪と 言えるでしょう。声が微妙に変わる電話だか ら、これほどの社会問題になるのです。 これがメールであれば、おそらく被害者も減 るだろうと察せられます。メールだと、受け 取った方も慌てる可能性が減りますから。 」》
昭和宰相列伝5 鳩山一郎石橋湛山(1954-1957)
dqnmental07 さんが 2007/06/23 にアップロード 【鳩山一郎(第1〜3次)、石橋湛山 昭和29年〜昭和32年(1954-1957) 第52〜55代首相】
昭和宰相列伝6 岸信介池田勇人(1957-1964)
(dqnmental07 さんが 2007/06/25 にアップロード) 【昭和32年〜昭和39年(1957-1964)  岸信介(第1・2次)、池田勇人(第1〜3次)  第56〜60代首相】 ◎本文“最近の日本の総理”のなかに、野田 佳彦の名が出てきませんが、この本が書かれ たときは、まだ、野田総理は誕生していませ んでした。 驚愕すべきは、、野田総理に至っては、“力 のある声”云々以前の問題で、可能な限り、 確信犯的にモノを言わないことに終始してい ることです。 野田総理は、10月20日夜のNHK番組で も、政権運営について「老いも若きも乗った 大きなバスの運転をするのが私の仕事」と述 べ、自身をバスの運転手に例えて、引き続き 「安全運転」に努める考えを強調しました。 事実、野田総理は、失言を防ぐため記者団の ぶら下がり取材を拒否し続け、野党には低姿 勢で対応するなど、慎重さが目立っています。 さらには、その発信力不足を指摘する声に対 しても、総理は「乱暴な運転や急に行き先を 変えるとか、事故を起こすのは絶対にやって はならない」と語っています。 それほどまでに、「安全運転」にこだわるの でしたら、どうして、総理なんかになったの でしょうか。一国の宰相が「安全運転」だけ で政権運営をこなせる道理がないでしょう。 ドジョウなら、ドジョウらしく、泥のなかで ウダウダしていれば、よかったのではありま せんか。そこでなら、「安全運転」をお好き なだけどうぞ! (つづく) (Y133-49) (Y134-50休)〜 (Y137-53休)

『「声」は見た目よりものをいう』

単行本: 179ページ 出版社: 潮出版社 (2011/5/6) 〔目次〕 <はじめに> <第1章>できる人は「声」が違う!
<第2章>声は「見た目」以上にものをいう
<第3章>いい声をつくるヒント <第4章>さらに表現を豊かにするために <終章>〈声〉の世界を楽しもう 〔著者〕 ☆竹内 一郎(たけうち・いちろう)☆ 演出家・劇作家・漫画原作者。 1956年福岡県生まれ。横浜国立大学教育学部心理科卒業。 九州大学博士(比較社会文化)。九州大谷短期大学助教授を へて宝塚大学教授。『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 でサントリー学芸賞さいふうめいの筆名で発表した『戯曲 ・星に願いを』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、『哲也  雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞。非言語コミュ ニケーションを説いた『人は見た目が9割』が110万部の ベストセラーとなった。 「声」は見た目よりものをいう

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(19)

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社

原発安全神話を捏造してきたのは誰か!   政財界、メディアと御用学者とタレント文化人――原発翼賛体制のす  べてを暴き、フクシマの惨事を招いた者たちを怒りをこめて告発する》  (表紙帯から)

「第4章 メディアと原発危険な関係」より

▼・メディアと原発危険な関係(23)▼

断罪すべきは小沢一郎ではなく竹中平蔵(その3)

竹中平蔵の“逃税”疑惑(下)

デヴィ夫人より悪質な税金逃れ」

《「――この件は、高杉良が『文藝春秋』で、私も『サンデー毎日』 で糾弾したが、竹中はなぜか、高杉や私を訴えず、『週刊ポスト』 と『フライデー』を名誉毀損で訴えた。 二〇〇ニ年八月一六日号の『フライデー』の見出しは、「デヴィ夫人 より悪質な税金逃れ」。同誌はそこで、二〇〇一年一一月一三日の衆 議院予算委員会で、民主党上田清司議員が、 「アメリカで住民票が必要なことはありましたか」 と問いかけたのに、竹中が、 「アメリカには住民票というものはございません」 と答え、上田に、 「結局、いちいち移す必要はないということじゃないですか」 と決めつけられたと報じている。 これについての税法学の権威の日大名誉教授、北野弘久のコメントを 引いておこう。 「竹中氏の場合は、故意に住民基本台帳の記録を抹消していた疑いが ある。時効の問題を別にすれば、刑事犯として訴追を検討すべき事案 といえます。 こんな竹中を重用した小泉はもちろん、盛んに登場させたメディアの 責任を忘れてはいけないだろう。――》 原発文化人50人斬り竹中平蔵さんは、れっきとした経済学者。どうして、高高、住民税 逃れのために、こんなややこしい工作をしたのだろうか? 間尺に合 わないと思うのですが。男がすたりまする。 //////////////////////////////////////////////////////////////////
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

《国が操る「原発全体主義政策」の病根を知り尽くした前知事が  そのすべてを告発》(表紙帯から)
・第2章 まぼろし核燃料サイクル(12)
・三県知事に絞って政府に申し入れ(その2)

まさに縦割り行政の弊害で、地元は追いやられている

《「――提言書では、具体案も提案した。 (1)原子力委員会に国民や地域の意見を十分に反映させる体制の    整備。 (2)検討段階より十分な情報公開を行い、国民がさまざまな意見    を交わすことができるシンポジウム・フォーラム・公聴会を    国主導で開催する。 (3)改定時期にこだわらず、原子力長期計画を見直す。 それまで福島が経験した原発事故では、そもそも事故に至る経過と、 事故が起こってからの隠蔽工作で、福島県民の「安心と安全」が失 われている。 先にも触れたが、事故の情報も、発電所→東電本社→通産省→資源 エネルギー庁→福島県→地元自治体の順で伝えられている。まさに 縦割り行政の弊害で、地元は追いやられている。 さらに問題だと思ったのは、「水平展開」がされていないというこ とである。事故の情報が他の原発に共有され、改良が行われている 気配がまったくないのだ。――》 福島原発の真実 (平凡社新書) ◎今日、やっとのことで、「もんじゅ関連予算大幅削減へ」の報が 入ってきました。文部科学省は、かねてより、「もんじゅ」に関連 する予算について、来年度予算案で、従来通りほぼ同じ215億円 を要求していました。ところが、政府の行政刷新会議の「政策仕分 け」の提言で減額を求められて、要求額の20%近くの40億円を 削減する方針を固めました。 これは、「もんじゅ」(1967年(昭和42年)10月2日:動力炉・核 燃料開発事業団(動燃)設立)45年の歴史では画期的な動きです。
もんじゅ臨界 1
(wildxchildren さんが 2011/04/27 にアップロード)

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔冬〕生活  淡々と謝辞濛濛と桜鍋
http://shop.bungak.com/products/detail.php?product_id=143

≫平成万葉集

読売新聞社 (編集)、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
風の端をつかまえるごと走る子の頬に夕焼け満ちゆく師走
佐藤美佐(39歳)千葉県

◆◇◆悪魔の辞典より◆◇◆

アンブローズ ビアス (著)、Ambrose Bierce (原著)、西川 正身 (翻訳)
アフォリズム(aphorism n.)
前もって消化し易いように調理してある人生の英知。 新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

今回の事は恩に着るよ。I'm indebted to you for this.
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 講師>

◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎

リチャード・ダッド“画家たちの砂漠での休息 The Artist's Halt in the Desert”
(1845年・Private collection) ◆ベスレム病院の精神病棟に容れられた、はじめのころの絵。まだ、 中東旅行の記憶が強く残っている作品で、1986年になって発見 されたばかりの絵です。 ◇リチャード・ダッド(Richard Dadd、1817年8月1日 - 1886年1月7日) イギリスのヴィクトリア朝時代の画家。ケント州生れ。13歳から絵を描 きはじめ、20歳でロイヤル・アカデミー美術学校に入り、同年に『眠 るティターニア』と『パック』が評価される。1842年7月、弁護士のサ ー・トーマス・フィリップの旅行の同伴画家となり、ヨーロッパや中東 を回り、この旅行中の同年12月頃に精神に異常をきたしはじめる。翌年 の1843年の春、ケント州郊外コブハムにて療養中、同年8月に父親と公 園を散歩中に「中にいる悪魔を殺すために」ナイフで父親を殺害。以後、 王立ベスレム病院(イギリスにある世界で最も古い精神病院)に収容さ れる。妖精、フェアリーなどの架空の素材を精密描写した油彩画が特に 有名で、代表作品の多くははベスレム病院の中で描かれた。一生涯、精 神病棟で過ごしたダッドにとって、絵を描くことで、知性の破壊を免れ、 絵の話になると、聡明に話すことができました。しかし、いったん妄想 の世界に入り込むと、話は、つじつまが合わなくなったそうです。
Richard Dadd Victorian Painter of Fairies
(GhostWatching さんが 2009/04/07 にアップロード) 【Richard Dadd was a famous victorian artist who slit  his fathers throat after becoming mentally ill and  then spent the rest of his life in a mental hospital  painting the most amazing fairy pictures..!】
リチャード・ダッド (夢人館8) [大型本]
リチャード・ダッド (夢人館8)

*1:第1〜5次