NHKのアナウンサーの声はなぜ低いか

{人を落ち着かせるのは、低い声だということがわかっています。
だから、どの国に行っても、テレビのリモコンをザッピングし
ていくうちに「ああ、この局が国営放送だな」ということがわ
かります。一方、民放はスポンサーの地名度を高めたり、商品
を買ってもらうのが、「放送のそもそもの役割」とも言えます。
視聴者の購買欲求を高めるような――興奮させるような――話
し方が求められます}

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内 一郎(17)

第一章 できる人は「声」が違う!

・NHKのアナウンサーの声はなぜ低いか
◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社

「第4章 メディアと原発危険な関係」より

▼・メディアと原発危険な関係(21)▼

断罪すべきは小沢一郎ではなく竹中平蔵(その1)

●竹中が介護を喰い物にしたコムスン折口雅博を持ち上げていた

木村剛をバックアップした責任から卑怯にも逃げまわっている

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

・第2章 まぼろし核燃料サイクル(10)
・「鉄のトライアングル」(その4)

原子力政策においては、完全に官僚の独擅場となっていた

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(17)

第一章 できる人は「声」が違う!

NHKのアナウンサーの声はなぜ低いか
太平洋戦争開戦ラジオ放送
(Magrocker さんが 2007/05/12 にアップロード) 【昭和天皇崩御時など、過去に数回しか鳴ったことの無い  チャイムが印象的です。尚、拾い物なので、関係の無い  映像が描写されますがお気になさらず】 「《 どの国でも、国営放送のアナウンサーは、低 い声を出すトレーニングをやります。 国営放送には、地震などの災害時には、国民 に情報を提供する使命があります。 緊急時には、国民は動揺しているものです。 だから、できるだけ冷静に客観的な情報を伝 えなければなりません。だから、緊急時に視 聴者の動揺を煽るような声を出してはいけな いのです。 人を落ち着かせるのは、低い声だということ がわかっています。だから、どの国に行って も、テレビのリモコンをザッピングしていく うちに、「ああ、この局が国営放送だな」と いうことがわかります。 一方、民放はスポンサーの地名度を高めたり、 商品を買ってもらうのが、「放送のそもそも の役割」とも言えます。視聴者の購買欲求を 高めるような――興奮させるような――話し 方が求められます。 国営放送と民放では、そもそもの使命が異な ると考えてもいいでしょう。もっとも最近で は、NHKのアナウンサーにもバラエティ向 けの方もいるようですが。 同じ理由で、飛行機の客室乗務員も、落ち着 いた声を出します。緊急時に乗客の不安を掻 き立てるような乗務員では困ります。 私の耳に、ちょっと気になる国営放送があり ます。北朝鮮朝鮮中央テレビのアナウンサ ーです。彼らは、明らかに視聴者を興奮させ ようとしています。鼓舞するようなしゃべり 方であり、声も甲高いのです。 アナウンサーの声を聞くだけでも、“普通で はない”と感じます。 まあ、わが国のアナウンサーも、六十五年前 までは北朝鮮と同じような興奮した声を出し ていました。 高度経済成長期のNHKのアナウンサーでさ え、今よりも、“頑張って”いた感じはあり ました。 ということは、国営放送のアナウンサーの声 は、国そのものの状態を表していると言える でしょう。 主に芸能界や放送界の例で話してきましたが、 声は高い伝達力を持っています。普段はあま り注目することのない声の〈威力〉がどれほ どのものか、感じとっていただけた思います。
終戦放送 - 各種アレンジ
(0094592 さんが 2009/06/20 にアップロード) 【1945年8月15日正午から放送された、太平洋戦争の終戦に  関する特別放送を一部抜粋しました(開始前の時報音を含  む)。また、その中で発表された終戦詔書に関して、当  日放送分(昭和天皇による朗読、アナウンサーによる朗読)  に加え、合成音声(日本語話者、英語話者)を末尾部に入  れておきました。「世界の大勢」「忠良なる」のように、  現在では殆ど用いられない表現もあり、それについては合  成音声でも正確に発音できないため、平仮名に置き換える  等の工夫を要しました】
声の大切さをより理解していただくために
【はじめに】(その6) 次に覚えるのは「話す」です。小学校に入っ て字を学ぶまで、私たちは「話す」だけが情 報発信の手段でした。 作家は「文は人なり」と言います。書道家は 「書は人なり」と言います。自分を「表現す るもの」は、何かしら人柄を表してしまうも のです。 演劇に携わる人なら、「声は人なり」と言う 人もいるはずです。電話の声を聞くだけで、 「好き、嫌い」などのイメージを持つことは 珍しくありません。 「読む」や「書く」は、学校に入り世界が広 くなった後に大事になってきます。今は、伝 達のためにメールが重要になってきました。 しかし、言葉はもともと話し言葉として生ま れたものです。意味だけでなく、声質、声の 高さ、抑揚、テンポなどで、伝わり方は雲泥 の開きがあります。(続) 」》
東北地方太平洋沖地震発生時の全テレビ局同時マルチ映像
(yuanzency さんが 2011/03/16 にアップロード) 【東京の6つのテレビ局の放送を、6面マルチスクリーンで  同じ時間軸で編集。2011年3月11日午後2時46分  に発生した東北地方太平洋沖地震。テレビ各局はどんな番  組を放送しており、いつ緊急地震速報に切り替わったのか】 ◎たまたま、先週、朝鮮中央テレビの看板ア ナウンサー、リ・チュンヒさんが10月19 日の番組でニュースを伝えたのを最後に姿を 見せてないと、ラヂオプレスが伝えていまし た。50日以上に及ぶ不在は異例だそうです。 リさんは1943年生まれで、アナウンサー としては最高の地位を表す「人民放送員」の 称号を持ち、いつも民族衣装のチマ・チョゴ リで登場。北朝鮮で最も重要なニュースとさ れる金総書記の動静を主に伝えていました。 リさんは映画演劇大学の出身。普段は物静か な口調だが、金総書記の動静については「一 番重要なニュースだから、格調高く伝えるよ う心がけている」と語っていたそうです。
朝鮮中央放送にキムジョンウン大将初登場!
(kelog2008 さんが 2010/09/29 にアップロード) 【9:13辺り、金正恩が大将として初めて公にされた歴史的放送。  主体99年9月28日。リチュンヒ人民放送員のこの「どや顔」が素敵】 驚きました。そして、きょう、 朝鮮中央テレビは、19日正午(日本時間同)、 特別放送で訃告を発表し、最高指導者の金正 日朝鮮労働党総書記(国防委員長)が17日 午前8時半、現地指導に向かう途中で急病の ため死去したと報じまじた。アナウンサーは、 例のリ・チュンヒさんでした。
金正日総書記が死去 死にました
(nbsc111 さんが 2011/12/18 にアップロード) 【北朝鮮 金正日総書記が死去 北朝鮮の最高指導者(2011.12.17)】 (つづく) (Y131-49)

『「声」は見た目よりものをいう』

単行本: 179ページ 出版社: 潮出版社 (2011/5/6) 〔目次〕 <はじめに> <第1章>できる人は「声」が違う! <第2章>声は「見た目」以上にものをいう <第3章>いい声をつくるヒント <第4章>さらに表現を豊かにするために <終章>〈声〉の世界を楽しもう 〔著者〕 ☆竹内 一郎(たけうち・いちろう)☆ 演出家・劇作家・漫画原作者。 1956年福岡県生まれ。横浜国立大学教育学部心理科卒業。 九州大学博士(比較社会文化)。九州大谷短期大学助教授を へて宝塚大学教授。『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』 でサントリー学芸賞さいふうめいの筆名で発表した『戯曲 ・星に願いを』で文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、『哲也  雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞。非言語コミュ ニケーションを説いた『人は見た目が9割』が110万部の ベストセラーとなった。 「声」は見た目よりものをいう

『「声」は見た目よりものをいう』〈著者〉竹内一郎(17)

◆◇◆続々・立ち読み失礼◆◇◆

☆佐高 信『原発文化人50人斬り』毎日新聞社

原発安全神話を捏造してきたのは誰か!   政財界、メディアと御用学者とタレント文化人――原発翼賛体制のす  べてを暴き、フクシマの惨事を招いた者たちを怒りをこめて告発する》  (表紙帯から)

「第4章 メディアと原発危険な関係」より

▼・メディアと原発危険な関係(21)▼

断罪すべきは小沢一郎ではなく竹中平蔵(その1)

●竹中が介護を喰い物にしたコムスン折口雅博を持ち上げていた

木村剛をバックアップした責任から卑怯にも逃げまわっている

《「――竹中平蔵日本振興銀行元会長の木村剛を尋常ならざる形 でバックアップした責任を問われて、卑怯にも逃げまわっている。 「その件についてはコメントしない」と各メディアに言っているら しいが、メディアはなぜ、小沢一郎を断罪するくらいの勢いで竹中 に迫らないのか? 私は小沢よりも竹中を証人喚問すべきと思う。小泉純一郎と共に日 本経済をメチャメチャにした張本人だからである。 高杉良の実名小説『新・青年社長』上下(角川書店)を読んでいて、 竹中が、介護を喰い物にしたコムスン折口雅博を持ち上げていた ことを思い出した。 折口はディスコなどで急成長したグッドウィル・グループのトップ。 大体、臆面もなく、“グッドウィル(善意)”を社名に掲げるとこ ろから怪しいが、『週刊文春』二〇〇七年六月ニ一日号によれば、 元首相の阿部晋三と共に竹中はこれを礼賛したという。 『週刊ダイヤモンド』で折口と対談した竹中は、「浮き沈みの激し いディスコ(ジュリアナ東京)を一〇年持たせるというのは、たいへ んなことだ」軽く褒めてから、折口が規制を突破する新規参入を介 護ビジネスで果たしている、と「手放しの評価」を下した。 「きっと氏は、物事を戦略的に考え、プランを立て、かつそれを瞬 時に行うことのできる、稀有な人なのだろう」 これが竹中が対談を終えての折口評である。 他にも、持ち上げて知らんぷりした例は多いと思うが、この折口か ら木村まで、竹中が下した「評価」のまちがいをメディアはもっと 検証すべきなのではないか。――》 原発文化人50人斬り ◎“グッドウィル(善意)”の折口雅博が、貧者からのピンハネで、 ロールスロイス・ファントム、フェラーリテスタロッサ、ランボ ルギーニ・ディアブロなどのスポーツカーを乗り回していたチグハ グさが、忘れられない。人格破壊が起こっていたのではないかと、 疑ってしまう。
ジュリアナ復活
(8885814 さんが 2008/09/20 にアップロード) 【2008年9月6日ジュリアナ東京復活】 //////////////////////////////////////////////////////////////////
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

佐藤栄佐久 (著) 『福島原発の真実 』(平凡社新書) ☆

《国が操る「原発全体主義政策」の病根を知り尽くした前知事が  そのすべてを告発》(表紙帯から)
・第2章 まぼろし核燃料サイクル(10)
・「鉄のトライアングル」(その4)

原子力政策においては、完全に官僚の独擅場となっていた

《「――本の原子力政策は、現在は内閣府にある原子力委員会と原 子力安全委員会が、そろぞれ「原子力長期計画」(現在は「原子力 政策大綱)」を立案し、安全性を含めて方針を決めるという建前に なっているが、実際は通産省(現在の経産省資源エネルギー庁の 官僚がつくるプランにお墨付きを与えるだけだった。 政策の基本を定める長期計画策定会議のメンバーの大半、すなわち 学識経験者は「味方」である。担当大臣は政治家だが、実際には関 与せず、官僚任せになっていうるのが実態だ。 政治家と官僚の関係は、一般的には癒着や利権と悪いイメージで受 け取られるが、国民から選ばれた政治家が官僚をコントロールする という民主主義的側面もあることを見逃してはいけない。 しかし、原子力政策においては、完全に官僚の独擅場となっていた。 政策を実際につくるのは経産省の官僚であり、総理府内閣府)= 経産省=電力会社という事業者が密接に結びつく。「鉄のトライア ングル」――すなわち“原子力ムラ”ができていた。 特に日本のリーディングカンパニーを自負していた東京電力と官僚 の結びつきは強かった。 これでは、安全・安心はできないという思いがつのった。――》 福島原発の真実 (平凡社新書) ◎ 昨日、《NHKスペシャル・シリーズ原発危機「メルトダウン福島第一原発 あのとき何が」》を観ました。シュミレーション映 像のリアリティに衝撃を受けました。 原発の命綱ともいえる電源を奪った地震津波は、どのように発電 所を襲ったのか。核燃料のメルトダウンは、どのように進み水素爆 発に至ったのか。メルトスルーが進む原発発電所員らは、どう事 故に向き合ったのか。NHKが独自取材で集めた証言をもとに中央 制御室を再現。最新のデータ分析と証言を重ね「あの日」の真実に 迫っていました。当時、政府からの情報が、いかにデタラメだった か、唖然とします。その日、数時間以内に起きていた核燃料のメル トダウン(さらにはメルトスルーへと)を隠していたのではなく、 知り得なかっと。専門家集団の無能さを、嫌というほど、見せつけ られました。

≪都会歳時記≫

[都市・現代の視座1000句]句集 古家 元「文學の森」刊]
〔冬〕地理  地図拡げ方位を正す大枯野
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≫平成万葉集

読売新聞社 (編集)、「万葉のこころを未来へ」推進委員会 (編集)
風の声草の穂波の揺れる野に麦藁帽子のわがひとり言
杉田美栄子(73歳)北海道

◆◇◆悪魔の辞典より◆◇◆

アンブローズ ビアス (著)、Ambrose Bierce (原著)、西川 正身 (翻訳)
過ち(fault n.)
当方の犯す違反の一つであって、他人様の犯す違反の一つと は区別されている。というものも、後者は犯罪であるからだ。 新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)

☆★☆言えそうで言えない英会話表現☆★☆

彼は三人前は食べる。He eats enough for three.
<NHKラジオ 「英語5分間トレーニング」岩村圭南 講師>

◎◆◎アートのたのしみ《英国篇》◎◆◎

リチャード・ダッド“眠るティターニア Titania Sleeping”
(1841年・Louvre, Paris, France) ◆ロイヤル・アカデミーに最初に展示した作品。『パック』とともに、 絶賛されました。当時、シェークスピア劇の人気が復活し妖精の国が も人気があり、多くの画家たちが描いた主題でした。妖精画は、その 後、単にきれいなものへと変質し終わりを遂げましたが、ダッドやフ ュースリーなどにとっては独創的な世界を創り出す機会となりました。 ティターニアとはシェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』に登場する妖 精の女王。 ◇リチャード・ダッド(Richard Dadd、1817年8月1日 - 1886年1月7日) イギリスのヴィクトリア朝時代の画家。ケント州生れ。13歳から絵を描 きはじめ、20歳でロイヤル・アカデミー美術学校に入り、同年に『眠 るティターニア』と『パック』が評価される。1842年7月、弁護士のサ ー・トーマス・フィリップの旅行の同伴画家となり、ヨーロッパや中東 を回り、この旅行中の同年12月頃に精神に異常をきたしはじめる。翌年 の1843年の春、ケント州郊外コブハムにて療養中、同年8月に父親と公 園を散歩中に「中にいる悪魔を殺すために」ナイフで父親を殺害。以後、 王立ベスレム病院(イギリスにある世界で最も古い精神病院)に収容さ れる。妖精、フェアリーなどの架空の素材を精密描写した油彩画が特に 有名で、代表作品の多くははベスレム病院の中で描かれた。一生涯、精 神病棟で過ごしたダッドにとって、絵を描くことで、知性の破壊を免れ、 絵の話になると、聡明に話すことができました。しかし、いったん妄想 の世界に入り込むと、話は、つじつまが合わなくなったそうです。
Richard Dadd Victorian Painter of Fairies
(GhostWatching さんが 2009/04/07 にアップロード) 【Richard Dadd was a famous victorian artist who slit  his fathers throat after becoming mentally ill and  then spent the rest of his life in a mental hospital  painting the most amazing fairy pictures..!】
リチャード・ダッド (夢人館8) [大型本]
リチャード・ダッド (夢人館8)