もし私が近いうちに変死したなら、CIAの仕業である

もし私が近いうちに変死したなら、CIAの仕業である

アメリカの常識はほとんど強制的に日本の常識と
 して採用される。かくしてわが国においても全然
 必要のないはずの「女」の排斥運動が起こったの
 ではなかろうか。どうも日本固有の文化を破壊す
 る元凶はテレビを主とするメディアにあるらしい】


浅田次郎著『ま、いっか。』(95)

第三章 ことばについて(2)
◇Homme et Femme オム・エ・ファム・ファタル◇(その2)

もし私が近いうちに変死したなら、CIAの仕業である

《「 ◆ハッとするピクチャー(Source:REUTERS◇) ◇Best of Wimbledon (Sabine Lisicki of Germany (L) celebrates after defeating Serena Williams of the U.S. (R) during their women's singles tennis match at the Wimbledon Tennis Championships, in London July 1, 2013. REUTERS/Eddie Keogh) ところで、「女」と「女性」についてこうい う考察はどうであろうか。 「男」と「女」というみごとな対義語に較べ て、英語の"man"と"woman"の関係はすこぶる いかがわしい。詳しい語源は知らないが、明 らかに"woman"は"man"の属語である。 アメリカではとうにこのことは問題視されて いたらしく、われわれが学校で習ったこの当 たり前の単語は、対句としては近ごろとんと 見られなくなった。 「男性」と「女性」ならば"male"と"female" であろうが、むろんこれもただ丁寧なだけで いかがわしさには変わりがない。 しかし、"man"と"woman"よりはいくらかマシ だろうというわけで、公的な表現にはこれが 用いられるようになった。 アメリカの常識はほとんど強制的に日本の常 識として採用される。かくしてわが国におい ても全然必要のないはずの、「女」の排斥運 動が起こったのではなかろうか。 どうも日本固有の文化を破壊する元凶は、テ レビを主とするメディアにあるらしい。 もしかしたら、占領軍の残留部隊のようなも のがあって、メディアを通じて日本のアメリ カ化を推進しているのではないかとさえ疑わ れる。 ここまで書いてもし私が近いうちに変死した なら、CIAの仕業である。 」》 ■《私が近いうちに変死したなら、CIAの 仕業である》 これは、冗談のようですが、なかなかどうし て、痛烈な皮肉だとおもいます。戦後の日本 は、CIAによって、骨抜きにされたと、私 は考えています。そして、現在も、その影響 下にあると――。 たとえば、吉田則昭著『緒方竹虎とCIA アメ リカ公文書が語る保守政治家の実像』によれ ば、1955年、自民党結党にあたり緒方竹虎を 通じて行われたCIAの対日政治工作の実態 が明らかにされています。 緒方竹虎は、戦前は朝日新聞を代表する記者 として活躍し、その後政界に転じ、小磯内閣 で内閣情報局総裁を務め、戦後は保守合同を 主導したことで知られています。彼のCIA のエージェンとしてのコードネームは、「ポ カポン(POCAPON)でした。 そして、私は注目しているのは、緒方竹虎朝日新聞社代表取締役副社長を務めた経歴の 持ち主であること。 片や、有馬哲夫著『原発・正力・CIA ―機密 文書で読む昭和裏面史』の一冊があります。 ご存知のとおり、正力松太郎は元読売新聞社 の社主。 朝日、読売という日本の二大新聞社のドンが CIAにかかわっていたという歴史的事実は 何をわらわれに示唆しているのでしょうか。 ☆緒方竹虎とCIA アメリカ公文書が  語る保守政治家の実像 (平凡社新書) 緒方竹虎とCIA アメリカ公文書が語る保守政治家の実像 (平凡社新書)原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書) 原発・正力・CIA: 機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書) ▼そして、とどめの一冊がこれ。 ☆CIAと戦後日本 (平凡社新書) CIAと戦後日本 (平凡社新書) 〈目次〉 序章 記録から歴史の舞台裏を探る 第1章 CIA文書は何を語るのか 第2章 重光葵はなぜ日ソ交渉で失脚したのか 第3章 野村吉三郎と「日本海軍」再建計画 第4章 CIAはなぜ日本テレビ放送網建設支援    を中止したか 第5章 緒方竹虎がCIAに送った政治リポート ・一九五四年の第五福竜丸事件以降、日本で は、「反米」「反原子力」気運が高まってい く。そんな中、衆院議員に当選した正力松太 郎・讀賣新聞社主とCIAは、原子力に好意 的な親米世論を形成するための「工作」を開 始する。 原潜、讀賣新聞日本テレビ、保守大合同、 そしてディズニー。正力とCIAの協力関係 から始まった、巨大メディア、政界、産業界 を巡る連鎖が、機密文書によって明らかにさ れます。 (つづく) (1443dys-901ent) ☆浅田次郎著『ま、いっか。』(集英社文庫) ま、いっか。 (集英社文庫) ・文庫:272ページ ・出版社:集英社 (2012/11/15) ・さあ、身近の「ま、いっか」について、もう一度考え直して みようか、と。花と読書を愛した青春時代の思い出。巷に氾濫 する美人たちへの忠告。旅と買い物の、とっておきの楽しみ方。 老化について、女の誤解と男の本音。豊富な話題をもとに粋な オヤジ目線で語られるのは、江戸っ子らしいキレの良さと滋味 たっぷりの現代考察。著者の生き方の美学がきらりと光る、軽 妙洒脱なエッセイ集。 自分のために笑え。人のために笑え。いつも背筋を伸ばし、鉄 の心を忘れるな。粋に、一途に、ゆうるりと。浅田次郎が贈る、 軽妙洒脱な生き方指南。 ◎浅田次郎。1951年、東京都出身。自衛隊に入隊、除隊後はア パレル業界など様々な職につきながら投稿生活を続け、1991年、 『とられてたまるか!』で、デビュー。悪漢小説作品を経て、 1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄 道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006 年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞司馬遼太郎賞、2008年 『中原の虹』で吉川英治文学賞を、それぞれ受賞。時代小説の 他に『蒼穹の昴』、『中原の虹』などの清朝末期の歴史小説も 含め、映画化、テレビ化された作品も多い。 ・浅田次郎

浅田次郎著『ま、いっか。』(95)

◆◇◆立ち読み◆◇◆

鈴木智彦『ヤクザと原発 福島第一潜入記』文藝春秋刊(253)

・単行本: 256ページ ・出版社:文藝春秋 (2011/12/15) ・原発は儲かる。どでかいシノギだな。電力会社と交渉して、 ゼネコンと話付けて、地元の土建屋に仕事を振る。代紋なしで はとても捌ききれん。原発はタブーの宝庫。裏社会の俺たちに は、打ち出の小槌となるんだよ」。ヤクザが語る衝撃の事実。 日本最大のタブーがいま明かされる! 誰も書けなかった 命 懸けの衝撃ノンフィクション―。 ★ヤクザと原発 福島第一潜入記 ▼△終章「ヤクザと原発」の落とし前(19)△▼

・ヤクザ保護区・(その3)

九州は地元組織が強く、おまけにヤクザの過密地帯だ
《「―――「普通にサラリーマンしてる人たちなら、『放射能は 嫌だ』っていうかもしれんが、金くれる人がいい人に決まってる。 それに電気なかったら困るだろう。一般的に考えて。 『じゃいいいよ、電気は売ってやらない。電気停めますよ』そう 居直られたらぐうの音もでない。 俺たちから言わせれば、ヤクザのやり口と一緒だよ。暴力で脅す か、他の手段で威圧するか、それだけの違いだ」 九州の原発に企業進出する気はないか訊いてみた。 「世間が注目している場所に出張り、目立つなんて馬鹿のやるこ  とだ」 組長の見解はもっともだった。愚問だったかもしれない。 九州は地元組織が強く、おまけにヤクザの過密地帯だ。福岡県だ けで指定暴力団が5団体もあり、他の独立組織や山口系有力団体 も多い。 2006年6月に勃発した道仁会 vs.九州誠道会の分裂抗争は、 いまも一触即発の緊張状態が続き、収束の気配が見えない。ヤク ザ激戦区のため警察の取り締まりも厳しい。全国に普及した暴排 運動は、九州から始まったのだ。 ――」》
■余剰プルトニウム:米長官、日本にクギ「懸念のない形で」
毎日新聞】(2013年07月02日 01時09分) 【ウィーン樋口直樹】核物理学者でもあるモニツ米エネルギー長 官は1日、ウィーンで鈴木俊一副外相と会談し、日本の核燃料サ イクル政策に伴う余剰プルトニウム問題について「懸念のない形 で進めてほしい」と注文を付けた。両氏は同地で開催中の国際原 子力機関(IAEA)核安全保障閣僚級会議の開会前に直接会談 した。 鈴木氏によると、モニツ氏から日本の核燃料サイクルで生じるプ ルトニウムの扱いについて照会があった。鈴木氏は「利用目的の ないプルトニウムは持たず、核不拡散と原子力の平和利用という 国際的義務を果たしていく、という日本の従来政策に変更はない」 と説明。モニツ氏は「引き続き核不拡散上の懸念のない形で日本 の原子力政策を続けてほしい」と応じたという。 鈴木氏は「(モニツ氏から)懸念が表明されたわけではない」と 強調する一方、「米国とは今後も密接なコミュニケーションを図 り、原子力分野の協力を進めていきたい」と述べた。 米政府はこれまでも軍事転用が可能なプルトニウムの余剰問題に ついて、懸念を表明してきている。 ▼日本は世界屈指のプルトニウム保有国。日本が保有するプルト ニウムの総量約45トンは、核兵器5600発分に相当とか。 モニツ米エネルギー長官の疑念は、ごもっと。 ☆福島第1原発残骸 ☆化学防護服 デュポン タイベック ソフトウェアIII型
★☆★福島民報のニュースサイト
◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

鎌田慧、斉藤光政『ルポ 下北核半島――原発と基地と人々』☆

・単行本(ソフトカバー): 224ページ ・出版社: 岩波書店 (2011/8/31) ・原子力発電所・核燃料再処理工場・ウラン濃縮工場・ MOX燃料加工工場・高レベル放射性廃棄物貯蔵施設・ 使用済核燃料の中間貯蔵施設、さらに核戦争の最前線基 地として機能する米軍三沢基地。『六ヶ所村の記録』か ら20年、原子力と軍事に侵食される本州最北の地を見 つづけてきた二人のジャーナリストによる報告。 使用済み核燃料が大量に集積される、もっとも危険な原 子力施設 ― 六ヶ所再処理工場原子力センターが姿を 現しつつあるそこは、かつて、農民の土地だった。マグ ロ漁でしられる本州最北端の大間町では、危険と隣合わ せの「最新鋭」原発が建設されている。 その建設地のど真ん中で、建設に抗い、自然エネルギー で暮らす母と娘がいる。原子力開発・核燃サイクルとい う国策のもとに押し潰されてきた人々の暮らしと土地、 そして矜持。フクシマ原発災害を出来させた構造と同じ 光景が広がる下北核半島の現況をリポートする。 ★ルポ 下北核半島――原発と基地と人々 ▼△ルポ 下北核半島――原発と基地と人々△▼(23)
・第1章 悲劇の六ヶ所村(18)

狙われていた核半島化(その7)

開発の内容が一切秘密にされている自体、危険性の隠蔽
《 「―――寺下村長は最初から開発そのものに大きな疑問をも っていた。一九七三年七月、衆議院建設委員会で、村を巻き込ん だ札束攻勢を批判したあと、彼はつぎのように訴えた。 「最後にお訴えし、お願い申し上げることは、開発の内容は一切 秘密にされていることでございます。これは明らかに民主主義の 否定であるばかりでなく、開発そのものの危険性を物語っている わけでございます。 こうしたことを一方的に押しつけることは、明らかに自治権に対 する重大な侵犯であるということでございます。いまさら申し上 げるまでもないことでございますが、地方自治の本旨憲法その ものでございます」 寒村の村長の堂々たる弁論だった。開発の本質が見事に射抜かれ ていた。謹厳篤実な人柄で、職を擲って反対した。二期目の選挙 は、議員たちが開発資金に転び、開発推進派の古川伊勢松候補を 押した。それでも七九票の僅差だった。 ――」》 ★ 福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説 福島原発事故はなぜ起こったか 政府事故調核心解説

◎◎◎万能川柳20周年記念ベスト版◎◎◎

仲畑貴志・編集  毎日新聞社刊 (2011/4/14) 毎日新聞の「仲畑流万能川柳」に寄せられた作品  の中から、秀逸句を厳選したとっておきの1260句。  20周年記念特別企画として糸井重里氏、南伸坊氏  ら爆笑鼎談も収録。泣いて笑って20年。5年半、  264万句から超厳選。日本のつぶやき傑作集。 ★万能川柳20周年記念ベスト版
・お互いが潮時さぐる年賀状     岡山   雀百まで
・ボイコット人名だとは知らなんだ  玉野   松本真麻
・三角に折るより早く用たして    近江八幡 日なた猫

☆★☆≫ 詩歌逍遙 ≪☆★☆

・濁江(にごりえ)の空・
  北原白秋  腐れたる林檎の如き日のにほひ 圓(まろ)らに、さあれ、光なく甘げに沈む 晩春(おそはる)の濁り重たき靄の内、 ふと、カキ色の輕氣球くだるけはひす。 遠方(おちかた)の曇れる都市の屋根の色 たゆげに仰ぐ人はいま鈍くも聽きかむ、 濁江のねぶたき、あるは、やや赤き にほひの空のいづこにか洩るる鐵の音。 なやましき、さは江の泥の沈澱(おどみ)より あかるともなき灰紅(かいこう)の帆のふくらみに 傳へくる潜水夫(もぐりのひと)が作業にか、 饐(す)えたる吐息そこはかと水面に黄ばむ。 河岸になほ物見る子らはうづくまり、 はや倦(う)ましげに人形をそが手に泣かす。 日暮どき、入日に濁る靄の内、 また、ふくらかに輕氣球くだるけはひす。               (邪宗門) ※北原白秋 (1885年1月25日 - 1942年11月2日) 本名隆吉。柳河市生れ。処女詩集「邪宗門」をはじめ、 「思い出」「白金の独楽」で詩壇に新風を送り、ついで 「赤い鳥」誌上に童謡を発表、世人に愛唱された。短歌 にも才能を発揮し、官能的な作風は「桐の花」から晩年 「黒檜」の枯淡に達した。著書八十巻におよび詩・歌集 のほか「雀の生活」等の随筆集がある。 ※Wikipedia:北原白秋   

◇◆◇『西方の人』◇◆◇〈2〉

西方の人 イエス・キリストのこと。「西方」という言葉は、 地理的・文化的な「西洋」に対し、思想的・宗教的な意味をこめ て使われている。「西方」は〈さいほう〉〈せいほう〉の二つの 読みが現在行われている。
・2 マリア・
マリアは唯の女人だつた。が、或夜聖霊に感じて忽(たちま)ち クリストを生み落した。 我々はあらゆる女人の中に多少のマリアを感じるであらう。同時 に又あらゆる男子の中にも――。 いや、我々は炉に燃える火や畠の野菜や素焼きの瓶や巌畳(がん でふ)に出来た腰かけの中にも多少のマリアを感じるであらう。 マリアは「永遠に女性なるもの」ではない。唯「永遠に守らんと するもの」である。 クリストの母、マリアの一生もやはり「涙の谷」の中に通つてゐ た。が、マリアは忍耐を重ねてこの一生を歩いて行つた。 世間智と愚と美徳とは彼女の一生の中に一つに住んでゐる。ニイ チエの叛逆はクリストに対するよりもマリアに対する叛逆だつた。                       

■◇■《シリコンバレー金言集》■◇■

梅田望夫著『ウェブ時代5つの定理』から
・文庫: 302ページ ・出版社: 文藝春秋 (2010/2/10) ウェブ時代5つの定理 (文春文庫)インテルアンディ・グローブはこう言った。 「パラノイアだけが生き残る」。グーグルのマ リッサ・メイヤーはこう言う。「政治的になる な、データを使え」―。94年にシリコンバレー に居を定めて以来、ウェブビジネスの最先端に かかわってきた著者が読み解くシリコンバレー の言葉の数々を紹介。ここで取り上げられた言 葉は、皆、英語です。日本語訳は上杉隼人氏。 ※Wikipedia:梅田望夫
◆第2定理 チーム力

《Aクラスの人はAクラスの人を連れてくる》

Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる。 Bクラスの人は、Cクラスの人を採用したがる。
―― シリコンバレーの格言
A-level people want to work with A-level people. B-level people tend to hire C-level people.
―― Silicon Valley proverb.
(23)

◎◆◎アートのたのしみ《サー・トーマス・ローレンス》◎◆◎

Charles William Bell
〈年不詳 個人蔵〉
☆サー・トーマス・ローレンス
(Sir Thomas Lawrence) 〈1769年4月13日 - 1830年1月7日〉 イギリスの画家。ブリストルで生まれ。父は宿屋を営む。6歳 のころから、客の好きな物を描いてみせ、絵かきの片鱗を見せ ていました。父が事業の失敗したときには、トーマスの絵の才 能が家計を支えました。 絵で身を立てる決意をしたトーマスは、1787年にロンドンへ出 て、ジョシュア・レノルズ創設のロイヤル・アカデミーの生徒 となり、彼の絵はたちまち評判を得て、1791年にはアカデミー 会員となります。ほどなく、ディレッタンティ協会の画家に任 命され、国王ジョージ3世のお抱え画家の地位を獲得します。 1820年からロイヤル・アカデミーの会長職に選ばれた。逝去す るまで会長職を務めました。なお、彼は生涯独身を通しました。
☆Sir Thomas Lawrence『自画像』(1788年)
   〈デンヴァー美術館蔵〉 ◆Sir Thomas Lawrence 【アップロード日: 2009/12/09】

◇◆◇マイ視聴コーナー◇◆◇

☆THE SHADOW OF YOUR SMILE 訳詞付 / Tony Bennet (公開日: 2009/09/19) 【説明はありません】 ☆☆トニー・ベネット トニー・ベネット(Tony Bennett) (1926年8月3日(86歳) - ) アメリカのポピュラー音楽の歌手。ニューヨーク州 クイーンズ生まれ。アメリカ合衆国において最高の 男性ヴォーカリスト、エンターテイナーと称される。 受賞歴:グラミー賞最優秀アルバム賞, グラミー賞 最優秀レコード賞, グラミー賞最優秀男性ポップボ ーカルパフォーマンス。 ★Wikipedia:トニー・ベネット