ソフトバンクのCMに出ている松坂さんが大好き

ソフトバンクのCMに出ている松坂さんが大好き

【あれから歳月が流れた。松坂さんは今やお
 母さま役もおやりになる。相変わらずお美
 しいけれど、体型はかなり変わられた。し
 かし私は、昔の松阪さんよりも、今の松坂
 さんの方がずっと好きだ。大女優の貫禄と
 共に何ともいえない可愛らしさが出てきた】
 
 

林 真理子著『いいんだか悪いんだか』(6)

◇ふくよかな時代◇(下)

ソフトバンクのCMに出ている松坂さんが大好き

《「 ◆ハッとするピクチャー(Source:REUTERS◇) ◇Syrian refugees in Europe (Syrian children wait as Bulgarian doctors perform medical checkups at a refugee centre in Sofia October 26, 2013. REUTERS/Stoyan Nenov) あれから歳月が流れた。松坂さんは今やお母 さま役もおやりになる。相変わらずお美しい けれど体型はかなり変わられた。 しかし私は、昔の松阪さんよりも今の松坂さ んの方がずっと好きだ。 大女優の貫禄と共に、何ともいえない可愛ら しさが出てきた。「篤姫」の幾島もとてもよ かったけれど、私はソフトバンクのCMに出 ている松坂さんがとても魅力的で大好き。 「少しお太りになられた?」 と、スナックのママに扮した松坂さんが言う。 するとお父さん犬は、 「君に言われたくないな」 とものすごく憎らしい。すると松坂さんは、 「失礼しちゃう」 とふくれるのであるが、この顔がなんとも可 愛くて色っぽいのだ。成熟した女の人の美し さがぷんぷんと漂ってくる。私はこういう時、 ふくよかな女ってなんていいんだろうと思っ てしまうのである。 ふくよかな、といえば、森公美子さんは顔も キュートで、コミック漫画のキャラクターみ たいだ。 このあいだダイエットのドキュメンタリー番 組を延々と見てしまったが、どの顔も表情豊 かでつい見入ってしまう。 松坂さんにしても森さんにしても、本当に可 愛くて素敵。見る者の心を豊かにしてくれる のではないか。自画自賛といわれてもいい。 「そうだ、今年はふくよかな女が脚光を浴び るに違いない。こんな時代だから、ギスギス してる女な流行らないのだ」 ふくよかな、といえば、わが業界でいちばん 人気は新潮社のナカセさん。テレビにも出て ひっぱりだこで、男の人にモテモテである。 私は彼女にさっそく電話をかけた。 「今度、秋元康さんの演出でミュージカルを やるのよ。ナカセさんも絶対に出てね。もう ひとり似た体型集めて、スリー・ディグリー ズしようね。今年は私たちの時代なんだから」 」》 ■《私はソフトバンクのCMに出ている松坂 さんがとても魅力的で大好き》 私は、習性として、TVのCMは、聞くこと は聞いていても見ていないことが多いんです。 ハヤシさん、さすが、小説家、対象を敏感に 見ていらっしゃいます。感心しちゃいます。 「成熟した女の人の美しさがぷんぷんと漂っ てくる」 このCMを、改めて、仔細に見てみると、な るほど、とおもいます。おれって、鈍いなァ。 ☆SoftBank CM 33 (松坂慶子「少しお太りになられた?」) (アップロード日: 2009/02/09) 【説明はありません】 ■女でも、男でも、齢は“ナイスリー”にと りたいものだと、つくづく、おもったことが あります。 2008年4月〜6月、NHK教育テレビジョン で放送された『「赤毛のアン」への旅〜原書 で親しむAnneの世界〜』に出演の松坂慶子さ んを見たときです。 カナダにあるプリンス・エドワード島の風景 を楽しみながら、「赤毛のアン」の原書を読 むという番組です。 モンゴメリの生まれ故郷でもあるプリンスエ ドワード島は、カナダの東海岸に位置する風 光明媚な島。「赤毛のアン」やモンゴメリゆ かりの場所が点在する島を、松坂慶子さんが 訪ねるものです。 作家・翻訳家の松本侑子さんのレクチャーの もと、「赤毛のアン」(「Anne of Green Gables」 の原書にもとづいて、「アンが初めて家(グ リーンゲイブルズ)に到着したシーン」や、 「お茶会で親友のダイアナを酔っぱらわせて しまうシーン」など、22の名場面をピック アップ。 英文読解や文法、語彙などを総合的に学習し ながら、物語を深く味わっていくものです。 松坂慶子さん、素敵でした。 番組で印象深かったのは、松坂慶子さんの長 女、MONET(百音)さん(15)と、次女のMARISA (麻莉彩)さん(13)が、ご一緒に出演してい たことです。揃って「赤毛のアン」の大ファ ンだという松坂さん親子が、プリンスエドワ ード島を一緒に旅し、「アン」にまつわる様 々な体験をするのは、微笑ましい限りでした。 『赤毛のアン』の大ファンという松坂さん、 番組の終えての感想:  ――― 幸せとは、エキサイティングだったり特別なことが起こるのでは なくて、シンプルだけど丁寧な暮らしの中に喜びを見つけていく こと、そういうことが本当の幸せなんだって。すばらしいメッセ ージだと思います。そういうところに共感して、あこがれたんで しょうね。人間にとって大切なものとは何か、が描かれていると 思います。成功することとか、外からの力に左右されるようなこ とではなく、自分でできること。ぶれない軸のような、心のより どころを、この『赤毛のアン』で得たような気がします。そうい ったあたりが、世界中でこの本が愛されている理由なのではない でしょうか。実際にプリンス・エドワード島を旅してみて、その 温かさは、この島全体から感じることができました。本当にすて きなところでしたよ、人も土地も清らかで美しくて。 ――― ☆3か月トピック英会話「赤毛のアン」への旅  〜原書で親しむAnneの世界〜 プリンス・エドワード島での松坂慶子さん ☆松坂さん親子 NHK テレビ3か月トピック英会話 2008年 04月号 [雑誌] NHK テレビ3か月トピック英会話 2008年 04月号 [雑誌]赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎 [単行本] 赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎 ☆THE THREE DEGREES - Giving Up, Giving In [Top Of The Pops 70s (公開日: 2013/06/09) 【ザ・スリー・ディグリーズ 「恋にギヴ・アップ」】 (つづく) (1576dys-968ent) ★林 真理子著『いいんだか悪いんだか』(文春文庫) いいんだか悪いんだか (文春文庫) ・文庫:256ページ ・出版:文藝春秋(初版奥付日2013年03月10日) ◇ペットショップの売れ残り犬をつい購入、輸送費も省みず、 高知の友にプレゼント、時間もお金もたっぷり使って見合い 場をセッティング、お節介はもはや病気の域に達する一方、 イタリアでオペラ鑑賞、ついには自ら舞台でヒロインに。時 代の最先端と変わらぬ人情を両立させながら、仕事に遊びに フル稼働。京都からイタリアま、マリコの爆笑ダイアリー、 2009年総集篇。 ◇林真理子。1954(昭和29)年、山梨県生まれ。日本大学藝術 学部文芸学科卒業後、コピーライターとして活動。1982年の エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセ ラーとなる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で 第94回直木賞を受賞。1995年『白蓮れんれん』で第8回柴田 錬三郎賞、1998年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞 を受賞。『ミカドの淑女』『女文士』『美女入門』『anego』 『コスメティック』『Ruriko』『私のこと、好きだった?』 『下流の宴』『六条御息所 源氏がたり』『正妻 慶喜と美賀 子』など多数の著書がある。現在、直木賞の選考委員のほか、 講談社エッセイ賞吉川英治文学賞中央公論文芸賞、毎日 出版文化賞選考委員を務めている。 ・林 真理子氏

林 真理子著『いいんだか悪いんだか』(6)

―――――◎◆◎立ち読み◎◆◎―――――

★『原発ヒロシマ――「原子力平和利用」の真相』(46)

(岩波ブックレット) ・単行本: 64ページ ・出版社: 岩波書店 (2011/10/8) ・著者: 田中利幸、ピーター・カズニック)(Peter Kuznick) ・原爆の惨劇を経験した日本は、なぜ戦後、核の危険性に目 をつむり、原発政策に邁進していったのか。その背景には、 1950年代、アメリカが自らの核戦略を推進するために打ち 出した「原子力平和利用」政策があり、被爆地・広島もそ の戦略の一環として組み込まれたのだった。日本の原発政 策の「原点」を問う。  ☆原発とヒロシマ――「原子力平和利用」の真相 (岩波ブックレット)

▼△第2章 「原子力平和利用」とヒロシマ △▼(18)

―――宣伝工作のターゲットにされた被爆者たち
・広島ターゲット作戦第一弾――「広島に原発建設」を〈9〉

第五福竜丸事件が日本全国に波及させた反核アレルギー

《「――彼らの真の目的は、原爆の被害者である被爆者に「原子 力平和利用」という考えを基本的に受け入れさせ、同時に日本の メディアが全面的にこれを支持するような状況を作り上げること で、第五福竜丸事件が日本全国に波及させた反核アレルギーをで きるかぎり除去し、かくして“Atoms of Peace”政策の正当化を 図ることにあった。 それゆえ、一九五五年秋までには、「広島における原発設置提案」 が、アメリ原子力委員会で葬り去られたのも、全く不思議では ない。 なぜなら、アメリカ側は、すでにこの段階で次の宣伝工作の戦略 に移っており、この戦略の中でも広島が重要なターゲットに含ま れていたからである。 ――」》

◆知事「移住支援」提言容認 帰還の方針は維持

福島民報】(2013/(11/13 08:52) 東京電力福島第一原発事故からの復興に向けた自民、公明両党の 第三次提言について、佐藤雄平知事は12日、「全員帰還」を原 則としてきた政府の避難者対策に、新たに帰還困難者の移住支援 が盛り込まれたことを容認する考えを明らかにした。自民党の東 日本大震災復興加速化本部の大島理森本部長と県庁で懇談後、記 者団に語った。将来的には住民帰還を目指す姿勢を維持しながら も、移住支援による生活再建という提言の「現実路線」に理解を 示した。   佐藤知事と大島本部長の懇談は冒頭以外、非公開で行われた。懇 談を終えた佐藤知事は、移住支援が明確に盛り込まれた提言につ いて、「避難が長期化する中で、(帰還に関する)避難者アンケ ートの意向が違ってきている。将来的に帰還を目指す県の方針は 変わらないが、住民の意見を聞き、意向に添える対応、施策を進 めてほしい」と語り、移住支援を選択肢として明確に打ち出す必 要性を認めた。   一方、大島本部長との会談では「最終的には避難者が古里に帰還 を果たせるよう県として取り組む覚悟なので、支援をお願いした い」と述べ、将来的な住民帰還への環境整備を引き続き要望した。 提言は、14万人超の避難者について早期帰還の促進を目指す一 方で、放射線量が高く帰還が困難な区域については「今後、何年 間帰還できないか明確にすべき」と指摘。新しい生活を選択する ために必要な判断材料を国と自治体が提示する責任があるとして いる。   提言の実現には課題もある。移住支援は基本的に帰還困難区域を 想定しているが、同区域以外にも局所的に放射線量が高かったり、 住環境が荒廃したりして帰還を断念せざるを得ない避難者は少な くないとみられ、移住支援の対象範囲の捉え方が、焦点の一つに なる。   さらに、移住支援策にどれだけ県や市町村、住民の意見を反映さ せ、実効性のある対策を示せるかも不透明だ。避難者に帰還か、 移住かの選択肢を平等に提示するには、早期帰還者への支援策の さらなる強化も求められる。 ■全基廃炉など盛り込み要望   大島本部長との懇談で、佐藤知事は県内原発の全基廃炉、除染の 長期目標などを提言に盛り込むよう要望した。   要望では(1)国が主体性を持って廃炉・汚染水対策に取り組む こと(2)県民の総意である全基廃炉の実現(3)国による線量 基準の説明責任(4)除染の長期目標である追加被ばく線量1ミ リシーベルトの堅持(5)十分な損害賠償の実施−を求めた。   提言の骨子を説明した大島氏は「国がもう一歩前進し、新たな加 速化へのスタートにしたい」と述べた。

◆◇◆立ち読みのはしご◆◇◆

鎌田慧、斉藤光政『ルポ 下北核半島――原発と基地と人々』☆

・単行本(ソフトカバー): 224ページ ・出版社: 岩波書店 (2011/8/31) ・原子力発電所・核燃料再処理工場・ウラン濃縮工場・ MOX燃料加工工場・高レベル放射性廃棄物貯蔵施設・ 使用済核燃料の中間貯蔵施設、さらに核戦争の最前線基 地として機能する米軍三沢基地。『六ヶ所村の記録』か ら20年、原子力と軍事に侵食される本州最北の地を見 つづけてきた二人のジャーナリストによる報告。 使用済み核燃料が大量に集積される、もっとも危険な原 子力施設 ― 六ヶ所再処理工場原子力センターが姿を 現しつつあるそこは、かつて、農民の土地だった。マグ ロ漁でしられる本州最北端の大間町では、危険と隣合わ せの「最新鋭」原発が建設されている。 その建設地のど真ん中で、建設に抗い、自然エネルギー で暮らす母と娘がいる。原子力開発・核燃サイクルとい う国策のもとに押し潰されてきた人々の暮らしと土地、 そして矜持。フクシマ原発災害を出来させた構造と同じ 光景が広がる下北核半島の現況をリポートする。 ★ルポ 下北核半島――原発と基地と人々 ▼△ルポ 下北核半島――原発と基地と人々△▼(90)
・第2章 核最終処分場の不安・東通村(24)
海あればこそ(その1)

水増し正組合員が賛成派に編入され反対派は少数派に転落した

《「――船主組合の副会長、漁業研究会会長を務めていた東田さ んは、伊勢田さんとともに、白糟漁協理事であり、漁協内につく られた「原発対策委員会」の委員長として、原発受け入れにとも なう漁業権放棄に抵抗してきた。 が、いずこもおなじなのだが、漁をしたこともない村民が、水増 し正組合員に格上げされ、議決権をもつ賛成派に編入されるよう になって、反対派は少数派に転落した。 白糟漁協と小田野沢漁協(正組合員五三六人、準組合員一ニ九人) が、県知事の斡旋案を呑んで、補償金額一三〇億円、漁業振興基 金四〇億円で妥協したのは、一九九ニ年八月だった。 それまでも、三八億七〇〇〇万円(一九八四年二月)、七二億六 七〇〇億円(同六月)と提示額を引き上げられてきたが、漁協側 は拒否していた。 一九九〇年になって、漁協側から一人当たり五〇〇〇万円、総額 三ニ六億五〇〇〇万円という要求金額がだされ、結局、ほぼその 半分で妥協した。 ――」》

◆岩国市長「負担軽減に理解」宜野湾市長と面談

沖縄タイムス】(2013年11月13日 10時55分) ・KC130空中給油機の岩国基地への 移駐について、意見を交わす福田良彦岩 国市長(左)と佐喜真淳宜野湾市長= 13日午前10時、宜野湾市役所 【宜野湾】山口県岩国市の福田良彦市長は、13日午前、宜野湾 市役所で佐喜真淳宜野湾市長と面談し、米軍普天間飛行場のKC 130空中給油機の岩国基地(岩国市)への移駐について「沖縄 の負担軽減を目に見える形で進めていくという政府の考え方は非 常に理解している」と述べ、「今後は(岩国の)市議会や県と調 整して最終的に判断したい」との考えを示した。 岩国市はこれまで、普天間移設の見通しが立たない段階での先行 移駐は認めない立場だが、政府は来年6〜9月に全15機を移駐 する方針を両県に伝えている。

◎◎◎万能川柳20周年記念ベスト版◎◎◎

仲畑貴志・編集  毎日新聞社刊 (2011/4/14) 毎日新聞の「仲畑流万能川柳」に寄せられた作品  の中から、秀逸句を厳選したとっておきの1260句。  20周年記念特別企画として糸井重里氏、南伸坊氏  ら爆笑鼎談も収録。泣いて笑って20年。5年半、  264万句から超厳選。日本のつぶやき傑作集。 ★万能川柳20周年記念ベスト版
・大臣の談話にSPうなずいた   みやま 幾尾泰夫
・許します百円ショップの愛想なし 柏 柏餅
・呼び出しと行司と掃除は日本人  東京 昭
 

☆★☆≫詩歌 逍遙(俳句) ≪☆★☆

・三月尽校松と空ざまに

・音も無き苺をつぶす雷の下

・朝の虹ひとり仰げる新樹かな

石田波郷(いしだ はきょう)  (1913年3月18日 - 1969年11月21日) 本名哲夫(てつお)。松山市に生る。水原秋桜子の 「馬酔木」により、流麗な感覚を駆使した斬新な作 風で、新興俳句の重要な存在となった。戦後病篤の 時期をへてさらに写実に深さを加えている。当時、 俳壇の担い手の一人。「石田波郷句集」「胸形変」 惜命」など。 ※Wikipedia:石田波郷 

◇◆◇『出家とその弟子』◇◆◇〈8〉

※恋愛と性欲、それらと宗教との相克の問題についての 親鸞とその息子善鸞、弟子の唯円の葛藤を軸に、親鸞の 法語集『歎異抄』の教えを戯曲化した宗教文学の名作。 本書には青年がどうしても通らなければならない青春の 一時期におけるあるゆる問題が、渾然としたまま率直に 示されており、発表後一世紀近くを経た今日でも、その 衝撃力は失われず読む者に熱烈な感動を与え続けている。 〈この戯曲を信心深きわが叔母上にささぐ〉 極重悪人唯称仏(ごくじゅうあくにんゆいしょうぶつ)。  我亦在彼摂取中(がやくざいひせっしゅちゅう)。 煩悩障眼雖不見(ぼんのうしょうげんすいふけん)。  大悲無倦常照我(だいひむげんじょうしょうが)。                  (正信念仏偈

序曲〈その8〉

死ぬるもの
――ある日のまぼろし――
[顔蔽いせる者]烟突から落ちたのだ。 [人間](失神したるがごとく沈黙) [顔蔽いせる者]二分間前まで日あたりのよい芝生の上で友人と         たのしく話していた。その時友の一人がふとし         た思いつきで、たれか烟突にのぼって見せない         かと言った。お前の子はこれもほんの気まぐれ         に、一つは友だちを笑わせようという人のいい         おどけた心で、快活に、「やってみよう」とい         ってのぼりはじめた。仲間はその早業をほめた。         ところで、てっぺんのところの足止めの釘が腐         っていたのだ。 [人間]おゝ。 [顔蔽いせる者]人はその日の午後に来た道楽者の烟突掃除人を         しあわせものだと言っていた。 [人間](うめくように)芸術だ。たしかなものは芸術です。わ     たしはわたしの涙で顔料を溶かします。私の画布の中に     毀れないたしかなものを塗りこみます。 [顔蔽いせる者]ここまで来てはもうたしかなともたしかにない         ともわしは言わない。だが、お前はお前の病気         のことを忘れはしまいな。 [人間]片時も。あなたが私の健康を奪ってしまったのが私の不     幸のはじまりでした。そしてあなたを知るはじまりでし     た。それからというもの私がどれほど苦しんでいるか!      〈つづく〉 //////////////////////////////////////////////////////////

■◇■《シリコンバレー金言集》■◇■

梅田望夫著『ウェブ時代5つの定理』から
・文庫: 302ページ ・出版社: 文藝春秋 (2010/2/10) ウェブ時代5つの定理 (文春文庫)インテルアンディ・グローブはこう言った。 「パラノイアだけが生き残る」。グーグルのマ リッサ・メイヤーはこう言う。「政治的になる な、データを使え」―。94年にシリコンバレー に居を定めて以来、ウェブビジネスの最先端に かかわってきた著者が読み解くシリコンバレー の言葉の数々を紹介。ここで取り上げられた言 葉は、皆、英語です。日本語訳は上杉隼人氏。 ※Wikipedia:梅田望夫
◆第5定理 大人の流儀

《進化する組織は全員が行動重視》

ボランティアの人たちと働くことは、伝統的な意味での マネジメントとは全く異なる。私が何かをしろと誰かに 言うことはできない。私にできるのは、励まし、動機づ け、ガイドするだけ。 マネジメントなんか必要ないとも言える。ボランティア たちはじつに頭が良く、モチベーションが高く、自分自 身をマネジメントできる人たちだから。
―― ジミー・ウェールズ
Working with volunteers entirely unlike management in the traditional sense. I can not tell anyone to do anything, I can only encourage,motivate, guide. But at the same time, I do not need to do much managing, becausethe volunteers are extremely and motivated and manage themselves!

◎◆◎アートのたのしみ《サー・トーマス・ローレンス》◎◆

Mrs.Isaac Cuthbert
〈年不詳 個人蔵〉
☆サー・トーマス・ローレンス
(Sir Thomas Lawrence) 〈1769年4月13日 - 1830年1月7日〉 イギリスの画家。ブリストルで生まれ。父は宿屋を営む。6歳 のころから、客の好きな物を描いてみせ、絵かきの片鱗を見せ ていました。父が事業の失敗したときには、トーマスの絵の才 能が家計を支えました。 絵で身を立てる決意をしたトーマスは、1787年にロンドンへ出 て、ジョシュア・レノルズ創設のロイヤル・アカデミーの生徒 となり、彼の絵はたちまち評判を得て、1791年にはアカデミー 会員となります。ほどなく、ディレッタンティ協会の画家に任 命され、国王ジョージ3世のお抱え画家の地位を獲得します。 1820年からロイヤル・アカデミーの会長職に選ばれた。逝去す るまで会長職を務めました。なお、彼は生涯独身を通しました。
☆Sir Thomas Lawrence『自画像』(1788年)
   〈デンヴァー美術館蔵〉 ◆Sir Thomas Lawrence 【アップロード日: 2009/12/09】

◇◆◇マイ視聴コーナー◇◆◇

Elvis Presley -That's The Way It Is (アップロード日: 2008/04/16) 【Elvis Presley That's the way it is - Mystery Train, Tiger Man】 ☆☆☆ ・エルヴィス・アーロン・プレスリー (Elvis Aron Presley) (1935年1月8日 - 1977年8月16日) アメリカのロックンロールミュージシャン、映画俳優。 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人 のシンガー」において第3位。 「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組 のアーティスト」において第3位。 「Q誌の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」にお  いて第1位。 ロックンロールの王様。「ザ・キング」。モノマネの対 象として、ポップミュージシャンとしてはたぶん指折り。 ★Wikipedia:エルヴィス・プレスリー

◎歌集 『美しく愛(かな)しき日本』 岡野弘彦

親ゆずり 祖父(おほぢ)ゆずりの政治家(まつりごとびと) 世に傲(おご)り 国をほろばす 民を亡(ほろ)ぼす ・『歌集 美しく愛しき日本』より ◆岡野弘彦さんは平成25年度の文化功労者に選ばれました。
◆"Abe Shinzo, a Far-Right Denier of History"
安倍晋三 極右の歴史否定論者〉 (by The Asia-Pacific Journal, Vol 11, Issue 1, No. 1, January 14, 2013)

◆◇◆日本国よ、沖縄に謝れ! 日本国よ、福島を返せ!◆◇◆